日本人になじみ深い中華料理であるエビチリ。
定番のエビチリを作る時は、ケチャップや豆板醤などを使って味付けをします。
ですが、ケチャップって使おうと思った時に限って切らしていたりしませんか?
また、ご自身や家族がケチャップの甘みが苦手、という場合はどうやってエビチリの味付けをしたらいいのでしょうか?
この記事ではエビチリをケチャップなしで作る方法を解説します!
ケチャップの代わりに生のトマトを使う方法もご紹介するので、この記事を参考にして作ってみてくださいね。
ケチャップなしで辛みのあるエビチリを作る
エビチリの原型となった「乾焼蝦仁」は、エビを使った汁気が少なく辛みの強い四川料理の一つ。
実は現在日本で食べられているエビチリは陳建民氏によって、日本人向けにアレンジされたもの。
ケチャップやスープを使うことによって、豆板醤の辛みを抑え、当時あまり辛さに慣れていなかった日本人でも食べやすいように改良された料理です。
辛い料理が得意な方は、ぜひエビチリをケチャップなしで作ってみましょう!
エビチリをケチャップなしで作る時は、以下を参考にしてみてくださいね。
(1)まず背ワタを取り除いたエビを洗って水気を拭き、塩こしょう、酒、片栗粉、ごま油で下味をつけます。
下味をつけたエビはフライパンで両面をサッと焼いて取り出しておきましょう。
(2)エビを取り出したらソースを作ります。
みじん切りにした長ネギ、ニンニク、ショウガと一緒に豆板醤を炒めた後、鶏がらスープの素、塩こしょうやお好みで砂糖や酢を使って味を調整し、水100㏄を入れましょう。
豆板醤と鶏がらスープの素は、どちらも大さじ1くらいを目安に使ってください。
(3)ソースが沸騰したら焼いておいたエビを戻し、煮詰めて完成です。
いつもと違う辛めのエビチリができあがりますよ。
ケチャップの代わりに生のトマトを使う
ケチャップの代わりに、トマトを使ってエビチリを作ることもできます。
トマトを使うことでケチャップよりは甘みが少なく、豆板醤の辛みがマイルドになったエビチリを作ることができますよ。
トマトを使う時は、角切りにして使いましょう。
4人前のエビチリを作るのであれば、中くらいのトマト1つを目安に用意してくださいね。
トマトを使ってエビチリを作る時も、豆板醤と鶏がらスープの素を使って味付けをします。
(1)先ほどの作り方と同様に、まず下処理をしたエビを焼いて取り出しておきましょう。
(2)ソースを作る時は、長ネギ、ニンニク、ショウガ、豆板醤を炒めて香りを出してから、角切りにしたトマトを加えてさらに炒めます。
(3)トマトに火が入ったら、水を1カップ(200㏄)、鶏がらスープの素、焼いておいたエビを加えて煮てください。
トマトを使うことで自然な甘さと酸味がプラスされますが、その他にも砂糖や塩こしょうを使って味を調整してくださいね。
(4)最後に水溶き片栗粉でとろみをつけて完成です。
もう少し辛みを抑えたい時は、溶き卵を加えてみてください。辛みがマイルドになりますよ。
トマトと卵は相性が良いので、ぜひ入れてみてくださいね。
トマトの代わりにトマト缶は使える?
トマト缶は日持ちするので、常備している方も多いのではないでしょうか。
前述のレシピで生のトマトの代わりに、トマト缶を使っても作ることができます。
4人前のエビチリで200gのトマト缶を1つ使用しましょう。
調味料は生のトマトで作る時と同じですが、トマト缶の酸味が強い場合は砂糖を入れて味を調整してくださいね。
トマト缶はホール、カットどちらでも使えますよ。
ホールトマト缶を使う時は、トマトを木べらなどで潰しながら調理するようにしましょう。
エビチリをケチャップなしで作れる?【まとめ】
エビチリをケチャップなしで作る方法について解説しました。
ケチャップなしで作っても、おいしく仕上げることができますよ。
豆板醤を味付けのメインにすることで、いつもより辛いエビチリを食べることができます。
また、ケチャップの代用として、トマトを使ってエビチリを作ることも出来ます。
生のトマトを使う時は角切りにして使いましょう。
辛みを抑えたい場合は、溶き卵を入れてみてくださいね。
トマト缶を使う場合は何度か味見をして、酸味が強いようであれば砂糖をいれて味の調整をしましょう。
ぜひこの記事を参考にして、自分の好きな味付けのエビチリを作ってみてくださいね。