寒い時期に人気のランチジャー、時間がたっても温かさをキープ出来るのは嬉しいですよね。
様々なタイプのものが販売されていますが、中でもご飯とおかずの容器が2段式になっている丼ぶりタイプのものは、コンパクトで持ち運びもしやすく便利です。
保温機能がついているのは嬉しいですが、温かいままで食材を保存するとなると、食中毒の危険はないのか心配になることはありませんか?
この記事では丼タイプのランチジャーを使用する際の食中毒対策や予防について、解説いたします!
丼タイプのランチジャーを使ってみたいけど、食中毒が気になる、という方は必見ですよ。
丼タイプのランチジャーは食中毒のリスクがある?
丼タイプのランチジャーはご飯とおかずの保温容器が一体化しているため、ご飯やスープだけの単品のランチジャーに比べ、傷みやすくなります。
ご飯よりもおかずの方がタンパク質や脂質などの栄養分が多く腐敗しやすいので、おかずは冷やしておく方がよいのですが、一体型になっているとそれが出来ません。
よって丼タイプのランチジャーを使用する時は食中毒の対策をする必要があります。
丼タイプのランチジャー、食中毒の対策とは?
丼タイプのランチジャーを使用する場合、どのような食中毒対策をすればよいのでしょうか?
*温度管理をしっかりする
食中毒の原因菌は、25~40度くらいで繁殖しやすくなります。
そのため、生ぬるい状態に長時間さらされていると食中毒のリスクが高まります。
しっかりと高温でキープ出来るように、食材は熱々の状態で入れることが大切です。
また、お弁当の容器はあらかじめお湯を張って温めておくようにしましょう。
*水分の多いものを避ける
食中毒の原因菌は水分を好みます。そのため、タレや煮汁が出るようなおかずが避け、しっかりと水分を飛ばすようにしましょう。
また、容器に残った水滴はきちんとふき取るようにしましょう。
*規定容量を守る
ご飯やおかずを入れる際は、規定容量を守りましょう。
容量が少ないと、温かい状態でキープ出来ず冷めやすくなるため、食中毒の原因菌が増えやすくなります。
食材を熱々の状態で規定容量通りに詰めるのが食中毒を予防するコツです。
*夏場の使用は避ける
丼タイプのランチジャーは、ご飯とおかずの保温容器が一体型になっており、おかずだけ別に詰めるということが出来ません。一般的におかずは傷みやすいため、ご飯やスープだけを保温するタイプより食中毒のリスクが高まります。
温度管理が難しい夏場は、丼ランチジャーの使用は避けた方が安心でしょう。
丼タイプのランチジャーのメリット
・コンパクトで持ち運びしやすい
・おかずを乗せて丼ぶりとして食べられる
・おかずの準備が楽
食中毒対策が必要な丼タイプのランチジャーですが、おかずが保温出来るというのはメリットでもあります。
やはり、寒い時期はご飯だけでなくおかずも温かいものだと嬉しいですよね。
おかずをご飯に乗せると丼ぶりが出来るので、牛丼、親子丼、ハンバーグ丼などが温かい状態で食べられます。
丼ぶりだとおかずもあれこれ作らなくてよいので、朝の準備が楽なのも嬉しいポイントです。
余裕がある朝は、これに野菜たっぷりのスープをつけ足すと、栄養も食べ応えも抜群になりますよ!
丼のランチジャーは食中毒になる?【まとめ】
寒い時期におすすめの丼タイプのランチジャー、食中毒の対策は必要ですが、使い方次第ではとても便利なアイテムではないでしょうか。
寒い時期はやはり温かいものだと美味しさアップはもちろん、心がほっこり温まりますよね。
心も身体も温まる丼タイプのランチジャーは、ぜひ持っておきたいアイテムの一つではないでしょうか。
使い方のポイントを抑えて、ランチタイムが楽しみになるお弁当作りに、ぜひ活用してみてくださいね。