クッキーのチョコペンはいつ書く?上手な書き方とコツをご紹介!

ちょっとした差し入れや、お子様とのお菓子作り、または大切な人へクッキーを手作りで送りたい時、チョコペンを使って文字を書いたり、お洒落に可愛くデコレーションをしたら気分も上がりますよね。

送られた側もきっと喜んでくれるでしょう。SNSでアップされたら本当に嬉しいですし、また作りたいなってきっと思うでしょう。

でも、チョコペンを使うのって結構勇気がいるんですよね。絶対歪むし、失敗したら書き直せないし・・。書き始めの文字が大きすぎて最後まで書けなかったり・・。

そもそもクッキーにチョコペンでデコレーションするタイミングはご存じでしょうか。ここからは、クッキーにチョコペンでデコレーションするタイミングと書き方の手順、上手に書くコツなどを詳しご紹介します。

クッキーのチョコペンはどのタイミングで書くの?

クッキーに文字入れをするタイミングは、クッキーが完全に冷めてからにしましょう。

書いた文字はすぐに固まりますが、念のため一度冷蔵庫、もしくは温度の低い場所で冷やすことをおすすめます。冷やしすぎて割れるといったことはないですから大丈夫です。

チョコペンの種類

まずはチョコペンを用途に合わせて選びます。市販のチョコペンは以下の2種類のタイプに分かれています。

※速乾タイプのチョコペン 

速乾で固まるタイプのチョコペンで、100均などで手軽に買えるものもの大体固まるタイプのチョコペンです。固まった状態で売っており、使う時に湯煎で温めて柔らかくしてから使います。

ケーキ屋さんでプレートやクッキーに文字を書く時に使うのは、この速乾タイプの固いチョコペンを使用します。

※ソフトタイプのチョコペン

ソフトタイプのチョコペンは、描いた後固まらないのが特徴です。冷えても柔らかいままなので、パンケーキやアイスクリーム、パフェやデザート、ケーキのデコレーションに最適です。

クッキーにこのソフトタイプのチョコペンでデコレーションしてしまうと、いつまでも固まらず、ラッピングする時に汚れてしまうので、必ず速乾タイプのチョコペンを使用しましょう。

チョコペンの使い方

上手にクッキーが焼け、チョコペン可愛くデコレーション出来たら気分も上がりますよね!

達成感もこの上なし!何度もクッキーをデコレーションしたことのある方でも、チョコペンでデコレーションする時は毎回緊張してしまいます。

チョコペンをあまり使ったことのない方は、難しくて使えないという人も少なくありません。

ここからは、チョコペンを始めて使う人でも分かりやすいチョコペンの使い方を詳しくご紹介しましす。

※1書く前にイメージを固める

チョコペンは鉛筆のように書いてから消したり、書き直したりできません。書き間違えてしまったからとふき取ってしまうと、その箇所にチョコレートが滲んでしまう可能性があります。

その上から再び書き直してしまうと見た目もあまり良くありませんからおすすめ出来ません。

失敗しないためには、完成図をイメージしておくことが大切です。文字のサイズやアルファベットの綴りなどもあらかじめよく確認するのは勿論のこと、クッキーの大きさに対しての文字のサイズを間違えて文字が書ききれなかったり、余白ができてしまったりとアンバランスな仕上がりにならないように、事前に紙などにイメージを描いておくと失敗も減らせるでしょう。

あらかじめ大体のイメージを考えておき、クッキーが焼き上がって冷ましている間に、大きさを測ってから紙に下書きして、それを見ながら書いていくと失敗も減らせるのでしょう。

※2チョコペンを湯煎で温める

チョコペンを使う前に湯煎で温め柔らかくします。耐熱性のコップなどに沸騰したお湯の中にチョコペンをつけておくとよいでしょう。

あまりつけすぎると、チョコが柔らかくなりすぎて扱いにくくなる場合もありますから、適度な柔らかさになったらお湯から引き揚げるようにしましょう。

※3斜めにカットし、複数のチョコペンを使う時はペンの切り口の位置を揃える

チョコペンを切るときは、はさみで斜めにカットするとチョコが出やすくなります。線を細くしたい時にはチョコペンの先の方を、太くしたい時は根元の方を切ります。

複数の色のチョコペンを使ってデコレーションをする時は、色によって線の太さにばらつきが出て不自然になってしまうのを防ぐために、ペンの切り口の位置を揃えます。切り口を揃えることによって、書いている時の力加減も均等に出来ますから失敗も減らせるでしょう。

※4一定のスピードで一気に書く

チョコペンで文字を書く時は、焦らずに一文字ずつ、かつ一定のスピードで書きます

書くスピードが変わると線の太さや強弱が変わり、揺れのあるがたついた文字になってしまうので、躊躇せずに一定のスピードで一気に書きましょう。

そうすることで、線が安定して同じ太さで書くことができるので、仕上がりもきれいになります。

チョコペンをあまり使ったことのない人は、難しいと感じる人も多いと思います。

そういう時は、少しもったいないですが、クッキーに文字を書く直前にoppシート(クリアファイルのような薄いシート)を使って一度書いてから挑むのがいいでしょう。

力加減も手が記憶していますし、下書きを横に置いておくことで文字の書き間違いも減らせますからおすすめです。

※5細かい部分はつまようじを使う

細かい部分を書く時はつまようじを使います。方法は、湯煎で柔らかくしたチョコペンをつまようじの先につけてクッキーに乗せていきます。

繊細でデザイン性の高いデコレーションが出来て気分も上がりますよ。

チョコペンで文字入れするときのコツ

一通りの手順を覚えたら、次はクオリティを高めていきましょう。早速チョコペンを上手に書きこなすコツをご紹介します。

※文字を描く時はチョコの固さに注意

柔らかすぎると字がにじんでしまうのである程度固まり始めるまで待ちましょう。実際にクッキーやチョコプレートに書く前にoppシートの上で練習すると良いでしょう。

※生地に沿うように書くと安定する

斜めに切ったチョコペンの先を沿うようして書くと、安定して書きやすくなります。

※線はある程度太いほうが文字の揺れやバランスも目立たない

チョコペンの出し方や、手の震えなどで多少の線が揺れるのは仕方ないことです。そこは、線を太くすることで揺れは目立たなくなり、視覚的に安定感のある文字に見えます。

クッキーのチョコペンはいつ書く?【まとめ】

いかがでしたか。クッキーのチョコペンはいつ書く?上手な書き方とコツは参考になりましたか。

クッキーやチョコレートプレートなどには速乾性の固いチョコペンを。ケーキやアイスクリーム、果物などには柔らかいチョコペンを使うことが分かりました。

クッキーにチョコペンで文字を書く手順は、まず事前にイメージをしておくことが大事です。

書き方は、チョコペンを湯煎で柔らかくしてから斜めにカットし、一定のスピードで一気に書きます。そして、細かい部分はつまようじを使って書きます。

チョコペンを使う際のコツは、適度に固まっている状態で、生地に沿うように書くことです。文字の揺れを防止するには、少し太めの線にすると安定感が出ます。

チョコペンは手軽に使えて、お子様も喜ぶ楽しいアイテムですが、使い慣れていないと上手く書けなかったりと難易度も高いです。でも、事前に書きたいイメージを作っておいて、手順と書き方のコツをつかめば、想いの込もった素晴らしい文字が簡単に書けるようになるでしょう。

つまようじを使って細い線を書いたり、定番の茶色や白色に慣れてきたら、次はカラフルなチョコペンを組み合わせてメッセージを書いてみましょう。

甘い香りの生地の上に華やかでセンスのある文字をデコレーションされた世界でたった一つのオリジナルクッキー。きっとまた作りたくなりますよ!

コメントを残す

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です