ドーナツを手作りしてみたいと思っても、「ドーナツ型を持っていない」という理由であきらめてしまうことはありませんか。
実は、ドーナツ専用の型がなくても、家にある身近な道具や100均で買えるアイテムを使えば、簡単にドーナツの形を作ることができます。
特に、揚げドーナツと焼きドーナツでは生地の固さや作り方が違うため、それぞれに合った代用品を選ぶことが大切です。
この記事では、ドーナツ型がなくても代用できる道具を「揚げドーナツ」と「焼きドーナツ」に分けて紹介します。
さらに、代用品を使うときのコツや注意点もあわせて解説するので、ぜひ参考にしてみてください。
ドーナツの型を代用することはできる?

通常ドーナツを作るときは専用のドーナツの型を使うのが一般的ですが、ドーナツ以外では使う事があまりないのでお持ちでない方も多いのではないでしょうか。
そこで何か別のもので代用できないか?と言うのは自然な発想です。
ドーナツには、大きく分けて「油で揚げるドーナツ」と「オーブンで焼くドーナツ」の2種類があります。
結論を言うとどちらのドーナツであってもドーナツ型がなくても、身近な道具を使えばドーナツの形を作ることは十分可能です。
ただし、揚げドーナツと焼きドーナツでは、生地の状態や作り方が異なるため、代用品の選び方も変わります。
ここでは、代用品を選ぶ際に知っておきたい基本的なポイントを紹介します。
揚げドーナツの場合

揚げドーナツは、生地を伸ばして型抜きすることが多いため、
- かたい生地を抜ける形状であること
- 生地がくっつきにくいこと
この2つが重要になります。
コップやお椀などの容器で外側の円を作り、ペットボトルのフタなどで中央を抜くと、ドーナツ型の形を簡単に作ることができます。
また、型の内側に油を塗っておくと、生地が外れやすくきれいに抜くことができます。
焼きドーナツの場合

焼きドーナツは生地がやわらかく型抜きができないため、耐熱性のある容器を使って焼く方法になります。
シリコンカップや紙カップなどの容器に生地を流して焼けば、専用のドーナツ型がなくても問題ありません。
ただし、使用する容器の耐熱温度や素材は必ず確認してから使うようにしましょう。
ドーナツに穴がある理由

ドーナツといえば中央に穴の開いた形を思い浮かべますが、なぜドーナツには穴があるのでしょうか。
理由はとてもシンプルで、生地を均一に加熱するためです。
ドーナツは揚げて作ることが多いお菓子ですが、中央に穴がないと中心まで火が通りにくくなります。
特に昔のドーナツは生地が厚く、外側は揚がっていても中が生焼けになることがありました。
そこで中央をくり抜いた形にすることで、油が中心部分までしっかり熱を伝えられるようになり、均一に火が通るようになったと言われています。
また、中央に穴があることで揚げ時間が短くなり、軽い食感に仕上がるというメリットもあります。
ただし、ドーナツが小さい場合や、生地を薄く作る場合、また焼きドーナツの場合は、必ずしも穴が必要というわけではありません。
実際に、ボールドーナツのように穴のないドーナツも多く作られています。
揚げドーナツの型の代用品

揚げドーナツは、生地を伸ばして型抜きする方法や、形を作ってから揚げる方法があります。
そのため、型がなくても工夫すればさまざまな道具で代用できます。
絞り袋(またはビニール袋)
少しかための生地であれば、絞り袋やポリ袋を使ってドーナツの形を作ることができます。
生地を袋に入れ、袋の角をハサミで少し切り、クッキングシートの上に円を描くように絞り出します。
そのままクッキングシートごと油に入れて揚げると、形が崩れにくくきれいに仕上がります。
口金を付ければ、チュロスのような模様のあるドーナツも簡単に作れます。
スプーン
丸いボール型のドーナツなら、スプーンですくって油に落とすだけで作れます。
小さくて食べやすく、砂糖をまぶしたりチョコレートをかけたりとアレンジもしやすいのが特徴です。
見た目も可愛らしいので、おやつやプレゼントにも向いています。
ペットボトルのフタ+コップやお椀
生地を伸ばして型抜きする場合は、家庭にある容器でもドーナツ型を作れます。
例えば、
- 外側:コップやお椀
- 中央の穴:ペットボトルのフタ
このように2つを組み合わせることで、ドーナツの形にくり抜くことができます。
型抜きしやすくするため、容器の内側に軽く油を塗っておくと生地がくっつきにくくなります。
手で成形する
道具を使わなくても、生地を棒状に伸ばして両端をつなげればドーナツの形を作ることができます。
この方法はとてもシンプルですが、つなぎ目が弱いと揚げるときに外れてしまうことがあります。
端と端を合わせるときに少量の水をつけると、しっかり固定できます。
焼きドーナツの型の代用品

焼きドーナツは生地がやわらかいため、型抜きではなく容器に流して焼く方法が一般的です。
そのため、耐熱容器であればさまざまなものを代用できます。
絞り袋
焼きドーナツでも、絞り袋は便利に使えます。
天板の上にクッキングシートを敷き、リング状に生地を絞り出せばドーナツの形になります。
口金がない場合でも、ポリ袋の角を切るだけで代用可能です。
アルミ箔
アルミ箔を使って簡易的な型を作る方法もあります。
リング状に形を整えて、その中に生地を流し込めばドーナツの形になります。
焼く前にバターや油を薄く塗っておくと、型から外しやすくなります。
また、アルミ箔は電子レンジでは使えないため、オーブン専用として使うようにしましょう。
シリコンカップ
100均で販売されているシリコン製のカップも代用品として使えます。
繰り返し使えるうえに型離れも良く、お菓子作りに便利です。
小さめのカップを使うと、中心まで火が通りやすくなります。
紙カップ
紙カップも焼きドーナツの代用品として使えます。
あらかじめ油が染み込みにくい加工がされているものが多く、バターを塗らなくてもそのまま使えることが多いのが特徴です。
丸くかわいらしい形に焼き上がるので、おやつやプレゼントにも向いています。
ドーナツ型の代用で失敗しやすいポイント

ドーナツ型の代用品を使うときは、いくつか注意したいポイントがあります。
道具の選び方を間違えると、ドーナツの形が崩れたり、生地がくっついたりすることがあります。
特に次のようなケースでは失敗しやすくなります。
容器に油を塗っていない
型抜きをするとき、容器の内側に油を塗っていないと生地がくっついてしまい、きれいなドーナツの形にならないことがあります。
特にコップやお椀などを使う場合は、生地を抜く前に軽く油を塗っておくとスムーズに外れます。
焼きドーナツで耐熱でない容器を使う
焼きドーナツの場合、耐熱でない容器を使うと変形したり溶けたりする可能性があります。
紙コップやシリコンカップなど、オーブンで使用できる容器を選ぶようにしましょう。
生地が柔らかすぎる
揚げドーナツを型抜きする場合、生地が柔らかすぎると形が崩れてしまいます。
型抜きが難しい場合は、生地を少し冷蔵庫で冷やすと扱いやすくなります。
まとめ
ドーナツ型がなくても、身近な道具を使えばドーナツを作ることは十分可能です。
例えば、
・絞り袋やポリ袋
・ペットボトルのフタとコップ
・シリコンカップや紙カップ
など、100均や家庭にあるものだけでも代用できます。
揚げドーナツと焼きドーナツでは使える道具が違うため、生地の状態や調理方法に合わせて選ぶのがポイントです。
専用の型がなくても工夫すれば美味しいドーナツを作れるので、ぜひ気軽に手作りドーナツに挑戦してみてください。
