七草粥を作るとき、「この根っこって食べていいの?」と迷う方は多いと思います。
結論から言うと、すべての根っこが食べられるわけではなく、種類ごとに扱いが異なります。
この記事では、七草の中でも特に迷いやすい「せり・スズナ・スズシロ」の根っこについて、食べられる範囲と正しい下処理を分かりやすく解説します。
無駄なく、安心して七草粥を作りたい方はぜひ参考にしてください。
七草粥に入っている七草の種類

七草粥には、以下の7種類の草が使われます。
- せり
- なずな
- ごぎょう
- はこべら
- ほとけのざ
- スズナ(かぶ)
- スズシロ(だいこん)
それぞれに栄養や役割がありますが、今回のポイントは「どこまで食べられるか」です。
七草粥の根っこは食べられる?
七草の根っこは、種類によって食べられるものと食べない方がよいものがあります。
特に判断に迷いやすい3つを見ていきます。
せりの根っこは基本的に食べない

七草セットに入っているせりは、根が細く、土や泥が残りやすいのが特徴です。
そのため、一般的には根元からカットして使うのが無難です。
一方で、鍋料理用として売られているせり(根付きせり)は、根まで食べる前提のものもあります。
ただし、七草セットのせりは品質や状態が異なるため、無理に使わない方が安心です。
スズナ(かぶ)は根まで食べられる

スズナはかぶなので、白い部分はすべて食べられます。
いわゆる「根っこ」というより、普段食べている部分そのものです。
皮ごと食べることもできますが、気になる場合は軽く皮をむいても問題ありません。
薄くスライスしてお粥に入れると、やわらかく仕上がります。
スズシロ(だいこん)も根まで食べられる

スズシロは大根なので、こちらも白い部分はそのまま食べられます。
スズナと同様に、根の部分まで問題なく使えます。
こちらも薄切りにして煮込むことで、やさしい食感になります。
皮ごと使うことで栄養も無駄なく摂れます。
七草の中で「根っこ」に注意が必要なもの一覧
七草の中でも「根っこを食べるかどうか迷いやすいもの」は、実はせり・スズナ・スズシロ以外にも存在します。
ここで一度、全体像を整理しておくと、判断に迷わなくなります。
根っこを基本的に食べない七草
なずな・ごぎょう・はこべら・ほとけのざは、いずれも野草に近い性質の植物です。
これらは葉や茎を食べるのが基本で、根は硬かったり、土が多く付着していたりするため、食用にはあまり向いていません。
特に七草セットに入っているものは細くて扱いづらく、無理に使うメリットはほぼありません。
そのため、根元を軽くカットして使うのが一般的です。
根っこまで食べられる七草
スズナ(かぶ)とスズシロ(だいこん)は、普段から食べている野菜なので、根の部分まで問題なく食べられます。
むしろ、白い部分こそがメインの可食部なので、捨ててしまうのはもったいないポイントです。
薄くスライスすることで火の通りも良くなり、お粥になじみやすくなります。
判断に迷ったときのシンプルな見分け方
七草の根っこを食べるか迷った場合は、次の考え方で判断すると分かりやすいです。
「普段から野菜として食べている部分かどうか」
この基準で考えると、
・かぶや大根 → 食べる
・野草系(せり・なずななど) → 食べない
とシンプルに整理できます。
無理に全部使わなくてもOK
七草粥は「七種類すべてを完璧に使わないといけない料理」ではありません。
根を取り除いたり、一部を使わなかったとしても問題はなく、重要なのは無病息災を願う行事として楽しむことです。
食べやすさや安全性を優先して、自分に合った使い方を選びましょう。
七草の下処理のポイント

七草粥を美味しく作るためには、下処理が重要です。
まずは流水でしっかりと土や汚れを落とします。
特に根元には泥が残りやすいため、丁寧に洗うことが大切です。
その後、軽く下茹ですることで、苦みやえぐみがやわらぎます。
このひと手間で、食べやすさが大きく変わります。
スズナとスズシロは、生のまま入れてもOKですが、やわらかさを重視するなら軽く火を通しておくと安心です。
七草は「どこまで食べる?」迷いやすいポイントまとめ

七草粥を作る際に意外と迷うのが、「どこまで食べていいのか」という点です。
根・葉・花・皮と、それぞれ扱いが異なるため、ここでまとめて整理しておきます。
根はすべて食べるわけではない
七草の根は、種類によって扱いが分かれます。
スズナ(かぶ)とスズシロ(だいこん)は、白い部分がそのまま食べる部分なので問題なく使えます。
一方で、せりやなずななどの野草系は、根が細く汚れが残りやすいため、基本的にはカットして使うのが無難です。
葉は基本的に食べてOK
七草の葉は、どの種類も基本的に食べることができます。
特にスズナ(かぶ)やスズシロ(大根)は日頃は根の部分だけを食べることが多いと思いますが、葉は栄養も豊富なので、刻んで一緒に使うのがおすすめです。
ただし、少し硬さや苦みが出ることもあるため、気になる場合は細かく刻むか、量を調整すると食べやすくなります。
花は食べられるが無理に使わなくてもいい
なずななどには小さな花がついていることがありますが、食べること自体は可能です。
ただし、風味が強く苦みを感じやすいため、気になる場合は取り除いても問題ありません。
見た目や風味の好みに合わせて調整してOKです。
皮は基本そのままでOK
スズナやスズシロはサイズが小さく、皮もやわらかいため、基本的には皮ごと使えます。
むしろ皮の近くに栄養が多く含まれているため、そのまま使う方が無駄がありません。
口当たりが気になる場合だけ、軽くむく程度で十分です。
無理に全部使う必要はない
七草粥は「七種類すべてを完璧に使うこと」が目的ではありません。
食べにくい部分を無理に使う必要はなく、取り除いても問題ありません。
大切なのは、無病息災を願う行事として、無理なく食べられる形で楽しむことです。
迷ったときは、「普段の野菜として食べる部分かどうか」で判断すると分かりやすくなります。
FAQ|七草の根っこについてよくある質問

七草粥の根っこ【まとめ】
七草粥の根っこは、すべてが食べられるわけではありません。
せりは基本的に根を切り落として使うのが無難です。
スズナ(かぶ)とスズシロ(だいこん)は、根の部分までそのまま食べることができます。
迷ったときは、「野菜として普段食べる部分かどうか」で判断すると分かりやすいです。
少しの下処理をするだけで、七草粥はぐっと食べやすくなります。
無駄なく使いつつ、安心して美味しく仕上げていきましょう。
