七草粥は美味しくない?苦手な人も食べられる対策をご紹介

1月7日は人日の節句です。

年末年始から消化機能は常にフル稼働している状態です。

その疲れ気味の胃腸を休ませて、元気にしてくれる食べ物が七草粥です。

その他にも無病息災や健康長寿を願って食べられます。

昔からの風習で何となく七草粥を食べている方も多いと思いますが、

「七草粥は美味しくない」

「独特の苦味や臭みが苦手」

など、七草粥があまり得意でない人も多いようです。

しかし、せっかくの縁起物ですから、美味しくないと思ったまま食べるのは、悲しいですよね。

この記事では、七草粥が美味しくない原因や苦手な要因を探り、対策を練って美味しい七草粥が作れる方法をご紹介します。

七草粥の美味しくない原因

七草粥が美味しくないと思っている方は、なぜ美味しくないと感じるのでしょうか。

その原因は、七草の独特な臭みが苦手だと感じる方が多いからではないでしょうか。

七草自体、アクの強いものばかりで、味が染みにくいものが多いことが、草っぽい独特の臭みが目立つ原因だと言われています。

この独特の臭みや苦みを取り除く対策をすることで美味しい七草粥が出来上がります。

七草の下処理方法

七草は、アクが強いものが多いため、そのアクが臭みや苦みの原因になっています。

なので、そのアクを取り除く対策をお教えします。

<七草のアクの取り方>

・七草をしっかりと洗い、切りそろえる(1cm)
・スズシロ・スズナは、スライスする(3mm)
・切りそろえたら、塩もみをして10分ほど放置する
・熱湯を準備し、1分ほどゆで、冷水にとって水気をきる

この方法が、美味しくない、苦手だと思っている方が感じている、独特の臭みや苦みを取ることが出来る対策です。

七草粥のアレンジレシピ

七草をしっかりと下処理することで、とても食べやすい苦みの少ない七草粥が出来上がります。

しかし、味付けは塩だけなので、とてもシンプルです。

まだ美味しくない、苦手と感じる方もいらっしゃるかもしれません。

そんな時は、いつもの七草粥にアレンジをしてみてはいかがですか?

<梅干し入りたまご七草粥>

いつもの七草粥に梅干しとたまごを入れるだけで、とても食べやすくなります。

梅干しの酸味が七草の苦味を抑えてくれる効果があり、七草粥が苦手な方にオススメです。

さらに、たまごが入ってまろやかになり、たんぱく質も摂る事が出来るので、栄養のバランスも良くなりますよ。

<中華風ささ身入り七草粥>

七草粥に鶏ガラスープを加えて、中華風の味付けにします。

塩だけで味付けをするよりも格段に食べやすくなります。

そこへささ身を加えることで、食べ応えも抜群!

満足感が増しますが、ささ身は消化にも良いので、うれしいですね。

香りづけにお好みでごま油を入れると、本格的な中華粥のような味わいになります。

ごま油を入れることで、七草独特の臭みや苦みの対策になりますよ。

<洋風ミルク七草粥>

お粥が苦手な方やお子様にオススメのお粥です。

七草だけでなく、玉ねぎやベーコンなども入れて、コンソメで味付けをして洋風に仕上げます。

牛乳を加えると、リゾットのようになります。

お好みでチーズを加えると、コクが増しさらに美味しくなります。

七草粥が美味しくない際の対処法【まとめ】

七草粥が美味しくない、苦手だと思っている方に、原因と対策についてご紹介しました。

七草をきちんと下処理するだけで、七草独特の匂いや苦みが軽減されて、とても食べやすくなります。

それだけでなく、味付けを変えることでアレンジの幅が広がりますね。

和風、洋風、中華の味付けだけでなく、中に入れる食材も味付けに合わせて色々とアレンジをしてみると、毎年七草粥を食べるのが楽しみになりそうです。

七草粥には、胃腸を休ませるという意味合いもありますが、冬に不足しがちな青菜を補うために食べるという意味合いもありますので、ご家庭に合わせた七草粥を作ってみてはいかがでしょうか。

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