ひなあられは何歳から食べられるの?注意点もご紹介
ひな祭りのお祝いに欠かせない、ひなあられ。
みなさんは、ひなあられが何歳から食べられるかご存じでしょうか?
初節句のお祝いに、お食事と一緒にひなあられを食べさせたいけど、大丈夫なのかな?と不安になっている方もいらっしゃると思います。
この記事では、ひなあられは何歳から食べられるのか。
注意点も含めてご紹介したいと思います。
Contents
ひなあられの歴史
ひなあられは、江戸時代に流行した「雛の国見せ」と関係していると言われています。
「雛の国見せ」とは、部屋に飾られているひな人形を連れ出して、野山を見せてあげる風習の事を言います。
その時に、持ち出しやすいお菓子として、伝統食の「菱餅」を砕いて携帯したことが、ひなあられの始まりと言われています。
ひなあられの種類
ひなあられは、関東と関西で違いがあります。
関西のひなあられ
関西のひなあられは、大体1cmくらいの大きさがあり、塩や醤油で味がつけられているあられのことを指します。
関東のひなあられ
関東のひなあられは、米粒くらいの大きさでポン菓子を砂糖などで甘く味付けしたものを指します。
ひなあられの色
ひなあられは、「赤・緑・白」の3色のものと、「赤・緑・白・黄」の4色のものがあります。
3色のひなあられには、それぞれ意味が込められています。
・緑・・・木々の芽吹き、自然の生命力やエネルギーをイメージしている。
・白・・・雪の大地のパワフルなエネルギーをイメージしている。
4色のひなあられは、それぞれ、「春・夏・秋・冬」を表し、四季のエネルギーを取り込んで1年を通じて健康と幸せを願うという意味があるとされています。
ひなあられは、何歳から食べられる
ひなあられは、何歳から食べられるのでしょうか。
注意点も含めてご紹介します。
ひなあられは、一般的には1歳頃から食べて大丈夫と言われています。
しかし、1歳頃というのは、個人差が大きいので、離乳食の進み具合で大きく変わってきます。
食べさせる時に、気を付けなければならないことは、大きく2つあります。
喉に詰まらないか
関西と関東でひなあられが異なりますが、関西のひなあられは、大体1cmほどの大きさがあり、かたいです。
1歳頃のこどもには、とてもかたいので、食べる時の注意点は、のどに詰まらないか注意深く見守るということです。
自分でしっかりと嚙んで食べる事が出来る子は良いですが、丸のみをする子供も多いので、危険が伴います。
あらかじめ、小さく砕いておくか、お湯でふやかして食べさせるほうが安心して食べさせることが出来るのではないでしょうか。
アレルギー
ひなあられは、エビ・乳・小麦が原材料になっている事が多いです。
しっかりと、食品表示を見て食べさせるようにしてください。
アレルギー物質が直接含まれていなくても、別のアレルギー物質を含んだ製品を一緒に生産している場合もありますので、アレルギーのチェックは、しっかりとするようにしてください。
小さい子に人気の、アンパンマンのひなあられは、「大豆・ゼラチン」以外のアレルゲン物質は、含まれていないので比較的食べやすい商品になっています。
心配な場合は、無理にひなあられを食べさせずに、別のもので代用するほうが良いかもしれませんね。
ひなあられは何歳から食べられる?【まとめ】
ひなあられについてご紹介しました。
一般的には、1歳頃から食べる事が可能と言われていますが、お子様の離乳食の進み具合によって、食べさせられるか判断してくださいね。
食べさせる時の注意点としては、喉につまらせる危険があるので、あらかじめ小さく砕いて食べさせるかふやかして食べさせると良いと思います。
アレルギーの注意点としては、しっかりと食品表示を見て確認をしてください。
心配な場合は、無理をしてひなあられを食べさせず、代替品で対応するほうが良いと思います。
ひなあられは、1年を通じて娘の健康を祈るために食べられます。
何歳から食べられるかは、大まかな基準はあるものの、個人差が大きな月齢ですので、お子様の成長に合わせて、食べられるか判断してくださいね。