はまぐりの砂抜きはお湯で時短!コツを知ってひな祭りに活用
ひな祭りのお祝いに、はまぐりのお吸い物を作るご家庭も多いのではないでしょうか。
ひな祭り以外でも、これから春になってくると潮干狩りに出かけて、はまぐりを獲る機会もあると思います。
そのような時、面倒なのが砂抜きです。
面倒でも砂抜きをしないと、食べた時に砂を噛んでしまいます。
この記事では、はまぐりの砂抜きの方法や、時間がない時に使える、時短の砂抜きのコツをご紹介したいと思います。
Contents
はまぐりの砂抜きはなぜ必要なのか
はまぐりに限らず、貝類を購入もしくは獲ってきた場合は、砂抜きが必要です。
なぜ砂抜きが必要なのでしょうか。
砂抜きをする一番の理由は、食べた時の「ジャリ」としたいやな食感を防ぐために行います。
また、砂抜き以外にも「塩抜き」をすることも重要です。
はまぐりが含んでいる海水を吐き出すことで、料理の仕上がりに大きな差が出てきます。
はまぐりの砂抜きの方法
はまぐりの砂抜きの方法をご紹介します。
まず重要なのが、砂抜きをするときの塩水の作り方です。
海水と同じ塩水を作り、砂を吐き出させるのですが、塩水の濃度が低すぎても、高すぎても砂抜きは失敗してしまうので、注意が必要です。
<作りやすい塩水の分量>
・塩・・・6g
塩水は、3%になるように作ります。
はまぐりの量によって、必要な水の量が変わってくると思いますので、水の量に合わせて、塩の量も調整してください。
<はまぐりの砂抜きの方法>
①3%の塩水を作り、はまぐりが重ならないように浸ける。
※はまぐりを浸ける時は、はまぐりの頭が浸らない程度にする。
②冷暗所に2~3時間おく。
※水温20℃がベストなので、夏場は冷蔵庫に入れるとよい。
③貝同士をこすりつけて、ぬめりや汚れをよく洗う。
④ザルにあげ、新聞紙に水をかけて1時間放置する。
※これを塩抜きといいます。
はまぐりの砂抜きで時短のコツ
はまぐりの砂抜きには、3~4時間かかると言われています。
しっかりと砂抜きをしたほうが、美味しく仕上がるのですが、どうしても時間がないときには、時短で砂抜きをする方法があるので、ご紹介したいと思います。
①40~50℃のお湯に5分浸ける。
②はまぐりを冷水で冷やしながら、ぬめりと汚れをしっかりと洗う。
時短で砂抜きをするコツは、お湯の温度を50℃にすること。
お湯の温度が50℃以上になるとはまぐりが死んでしまいますので、注意が必要です。
50℃でもはまぐりが死んでしまう場合があるので、時間がある時は、しっかりと砂抜きをすることをオススメします。
お湯を使うと、鮮度も落ちますので、注意してくださいね。
はまぐりの保存方法
砂抜き、塩抜きまで終わったはまぐりは、即日食べきるのがベストですが、全部食べきれない場合は、保存することができます。
<冷蔵保存>
新聞紙などを湿らせたものに包んで、乾燥させないようにジッパー付きの保存袋に入れてから、冷蔵庫に保存します。
2~3日保存することが出来ますが、出来るだけ早めに食べる事をオススメします。
保存する時のコツは、はまぐりを乾燥させないことです!
<冷凍保存>
ジッパー付きの保存袋に入れて、しっかりと空気を抜き、冷凍庫で保存します。
2~3カ月ほど保存することが出来ますよ。
使用するときは、冷凍のままお使いください。
はまぐりの砂抜きの時短【まとめ】
はまぐりの砂抜きの方法についてご紹介しました。
はまぐりは、ひな祭りのお祝いにも使われますし、ひな祭り以外でも、春になるとお店でも目にする機会が増えてきますので、ぜひ参考にしてみてください。
砂抜きをする時のコツは、塩水を3%に作る事!
濃度が低すぎても、濃すぎても砂抜きが出来ないので、注意してくださいね。
時短で砂抜きをするコツは、お湯を50℃にすること。
お湯の温度が50℃以上だと、はまぐりが死んでしまうので、注意が必要です。
しっかりと砂抜きをして、美味しいお料理で、ひな祭りのお祝いをしてみてはいかがでしょうか。