ひな祭りには、ちらし寿司を作って、はまぐりのお吸い物を作るご家庭も多いと思います。
ひな祭り以外でも春になり、暖かい季節になってくるとはまぐりは旬を迎えます。
6~7月になると産卵期に入り、身が大きなはまぐりを食べる事ができます。
調理法としては、網で焼いて食べたり、フライパンで酒蒸しにしたり、お吸い物にしたりと思っている方が多いと思いますが、電子レンジでもはまぐりを調理することが出来るのをご存じでしょうか。
しかし、電子レンジを使う時には、注意が必要です。
間違った方法で加熱をすると、爆発する?と疑問に思うこともあると思います。
この記事では、はまぐりを電子レンジで調理する時に、爆発する?という疑問の他、爆発を防止するには、どうしたらよいか。
電子レンジを使用する時の注意点をご紹介したいと思います。
ひな祭りにはまぐりのお吸い物
ひな祭りのお食事の中でも代表的なメニューとなっているのは、はまぐりのお吸い物です。
二枚貝であるはまぐりは、もともと対になっている貝とはぴったり合いますが、別々の貝を2枚合わせても合わず、隙間が出来てしまいます。
このことから、他の貝殻とは合わない=一人の伴侶と末永く暮らすというような、仲の良い夫婦の象徴とされていました。
仲の良い夫婦を表し、一生一人の人と連れ添うようにという願いが込められていると言われています。
はまぐりは電子レンジだと爆発する?
はまぐりを調理する時に、手軽に電子レンジで調理できると嬉しいなと思ったことはないですか?
はまぐりを電子レンジで調理すると爆発する?と疑問に思っている方、そうです。
爆発することがあります。
はまぐりは、殻の中に水分を含んでおり、電子レンジで加熱すると内部の水気が蒸気となり、圧力が上昇する結果、殻が割れて爆発する事があります。
<爆発を防止するための注意点>
・殻を割るか、少し切り込みを入れるとよいでしょう。
殻の中の水分が蒸気として逃げるため、また爆発を防止するためには、殻に切り込みを入れるか、割っておくとよいでしょう。
・湿らせて加熱する。
湿らせて加熱すると、水分が均等に蒸発しやすくなるため、爆発を防止することができます。
はまぐりに電子レンジを使う時の注意点
電子レンジではまぐりを調理する時の、注意点をご紹介します。
酒蒸しをする場合は、蓋を閉めて加熱する。
耐熱容器の蓋をしっかり閉めて加熱することで、蒸気が逃げず、爆発のリスクが低くなり、爆発を防止します。
適切な加熱時間
はまぐりを加熱する時は、短時間にするようにしてください。
長時間加熱をすると、はまぐりの身がかたくなり、食感が損なわれてしまいます。
はまぐりの貝が開いているかどうか
はまぐりの貝が開いているかどうかを確認してください。
加熱時間が短いと貝が開いていないことがあります。
充分に加熱をしているのに、貝が開かない場合は、貝が死んでいますので食べないようにしてください。
耐熱容器をしようすること
耐熱性のないプラスチック容器を使用すると、変形してしまいます。
また耐熱性のないガラス容器を加熱すると、破損してしまうので、注意が必要です。
はまぐりは電子レンジで爆発する?【まとめ】
はまぐりを電子レンジで調理すると爆発する?という疑問を中心にお答えしてきました。
はまぐりは、電子レンジで加熱調理することは、可能ですが、爆発を防止するために、何個か注意点がありますので、電子レンジで調理をする際は、気を付けるようにしてください。
ひな祭りには、欠かせないはまぐりのお吸い物。
健やかな健康を祝うとともに、一人の人と一生添い遂げるという意味が込められています。
お吸い物が一般的ですが、電子レンジを使って、お手軽に、はまぐり料理を作ってみてはいかがでしょうか。