赤飯に入れる食紅の量は?入れる地域や代用をご紹介!
赤飯は、もち米に小豆やささげ豆を入れて炊き上げるものが一般的ですが、地域によっては、小豆やささげ豆でなく、別の食材を使って赤飯を作っている地域があるようです。
また、赤飯に食紅を入れて作る地域もあり、普段作る時に、食紅を入れて作らない人からすると、どのくらい食紅の量を入れて作るのか疑問に思うと思います。
食紅を入れるのに抵抗のある方は、食紅の代用の食材で色を付けていると思います。
この記事では、地域によって違う赤飯や、赤飯に食紅を入れて作る地域は、どのくらいの量入れて作っているのか、食紅を入れて作る事に抵抗のある人は、食紅の代用をどうしたら良いのかを詳しくご紹介します。
地域のよって違う赤飯
赤飯は、地域によって違う食材を使って作られているようです。
関東では、ささげ豆を使って赤飯を作っています。
小豆より黒っぽく、火を通すことで小豆は割れますが、ささげ豆は割れにくく、食感がしっかりとしているのが特徴です。
長野県では、花豆が使われています。
小豆に比べて、とても大きくふっくらした食感が特徴です。
千葉県では、特産品の落花生を甘煮にして、小豆やもち米と一緒に炊き上げます。
福井県は、里芋の入った赤飯が食べられています。
北海道や青森、山梨、長野の一部では、甘納豆を入れて赤飯を作ります。
甘い赤飯で、色合いもあずきやささげ豆を使って作られた赤飯とは違い、人工的なピンク色をしています。
赤飯に入れる食紅の量
赤飯に食紅を入れて作っている地域があるようです。
赤飯に食紅を入れて作っている地域の赤飯は、甘納豆が使われているケースが多いと言われています。
普段、赤飯に食紅を入れて作らない人は、食紅をどのくらいの量入れたら良いかわかりませんよね。
調べてみると、食紅に明確な量はなく、色を見ながら、自分の好みで調整しているご家庭がほとんどです。
食紅の代用
食紅には、合成食紅と天然食紅の2種類があります。
合成食紅は、石油やタールを合成して作った人工の赤色の色素です。
発がん性やアレルギーを誘発すると言われています。
天然食紅は、主に花から抽出した天然素材の食紅です。
日本では、添加物の摂取量が決まっており、一気にたくさんの量を摂取しない限りは、身体に影響はないと考えられています。
それでもあまり食紅を使いたくないと考えている方に、食紅の代用をお教えします。
赤しそ
スーパーでも普通に売られていて、手に入りやすい食材です。
しかし、しその風味がついてしまうため、味わいが変わってしまうのが嫌な人には、おすすめできません。
パプリカパウダー
唐辛子の仲間のパプリカを粉末状にしたもので、辛みもなく、子供でも食べる事ができます。
食紅に比べるとピンクやオレンジを混ぜたような淡い色味になります。
赤飯に入れる食紅の量は?【まとめ】
赤飯は、地域によって様々な食材が使われていました。
特に、北海道などで食べられている赤飯は、甘納豆が使われており、甘い赤飯が食べられています。
また、甘納豆を使って赤飯を使っている地域では、色付けに食紅を入れているようです。
食紅の量は特に決まっておらず、色を見ながら、自分の好みの色になるように、入れられています。
食紅には種類があり、添加物が気になる方は、天然の食紅を使うことをおすすめします。
食紅を使いたくない人は、食紅の代用となる食材を使って、赤飯に色をつけてはいかがでしょうか。
しその葉やパプリカパウダーなどで食紅の代用が出来ますよ。
地域によって違う赤飯。
お祝いの時には、欠かせません。
住んでいる地域以外の赤飯を食べる機会は、なかなかないと思いますが、旅行に行ったり、機会がある時に、ご当地の赤飯を食べて、自分が食べている赤飯と味の違いを食べ比べてみてはいかがでしょうか。新たな発見がありそうですね。