新年を祝うおせち料理を用意したものの、食べきれずに余らせてしまった経験はありませんか?
おせち料理は、子孫繁栄や五穀豊穣などを願った縁起物であり、おせち料理に入っている様々な食材にもたくさんの意味が込められていますので、処分せずに最後まで美味しく頂きたいですよね。
この記事では、おせち料理が余ったらどうしたら良いか。
おせち料理をアレンジしたり、リメイクして違うお料理にする簡単レシピをご紹介します。
Contents
おせち料理が余ったら!使えるアレンジアイディア
簡単ばら散らし寿司
色々なお料理が少しずつ余ったら、具材は何でもOK!
酢れんこんや紅白なますなどが余ったら、粗みじんにしてつけ汁も一緒に混ぜると、酢飯を作る手間も省けますよ。
<簡単ばら散らし寿司>
・炊き立てのご飯 2合
・酢れんこん 80~100g
・紅白なます 100~150g
・煮物の干し椎茸 50g
・煮物の高野豆腐 50g
・おせちの数の子 50g
・おせちの海老煮 2~3尾
・かまぼこ(赤が望ましい) 1~2切れ
・伊達巻 1~2切れ
・絹さや 少々
<作り方>
このときに、つけ汁も一緒に混ぜ合わせると酢飯を改めて作らなくて良い。
②その他の具材も適当な大きさに切り、①の上に散らす。
絹さやは、塩ゆでして適当な大きさに切り飾る。
※余った具材が少ない場合は、具材を少し大きめに切ると具材が目立って良いです。
ご飯の味が薄い場合は、味の調整を行ってください。
和風筑前煮カレー
筑前煮が余ったら、アレンジしてカレーはいかがでしょうか?
具材にあらかじめ味が染みていて、柔らかくなっているので、お手軽にカレーが出来上がります。
和風の味付けで、いつも食べているカレーと一味違うものが出来上がりますよ。
<和風筑前煮カレー>
・市販のカレールウ 適量
・水 適量
<作り方>
②カレールウを入れて軽く混ぜて完成。
※食材に火が入っているので、あまり煮込むと荷崩れしやすいので、注意が必要です。
カレールウを煮溶かすと完成する超時短カレーの出来上がりです。
数の子タルタル
数の子が余ったら、洋風のタルタルにアレンジ!
色々なものに使えますよ。
<数の子タルタル>
・数の子 1~2本
・クリームチーズ 80g
・おろしにんにく 少々
・濃口しょうゆ 少々
・粗びき黒こしょう 少々
・クラッカー 4~6枚
<作り方>
②数の子を手で細かくちぎって①のボールに入れてざっくり混ぜ、濃口しょうゆは、味を見ながら調整して入れる。
③器に盛り、黒こしょうを振る。クラッカーを添える。
数の子は塩分が強いので、味を見ながら濃口しょうゆを入れて調整して下さいね。
黒豆と甘酒のパウンドケーキ
黒豆が余ったら、お菓子にリメイクしてみては、いかがでしょうか。
甘酒も入って、しっとりとしたケーキが出来ますよ。
<黒豆と甘酒のパウンドケーキ>
・ホットケーキミックス 200g
・卵 1個
・黒豆 70g
・甘酒 120ml
・サラダ油 40ml
<作り方>
②①に甘酒・サラダ油を加えてよく混ぜたら、ホットケーキミックスを加えて、粉気がなくなるまで混ぜる。
③パウンド型にオーブンシートを敷き、②の生地を半量流し入れ、黒豆の半量をまんべんなく入れて、その上に残りの生地を流し入れ、黒豆を全体にちらす。
④予熱したオーブン170℃で45分焼く。
※黒豆は、偏らないようにまんべんなく加えるようにしてください。黒豆が偏って入っていると、生地に気泡が出来てしまいます。
栗きんとんのゴマ団子
栗きんとんが余ったら、ゴマ団子の餡の代わりにリメイクしてみてはいかがでしょうか。
<栗きんとんゴマ団子>
・栗きんとん 240g
・白玉粉 80g
・薄力粉 30g
・水 100ml前後
・白いりごま 30g
・揚げ油 適量
<作り方>
②栗きんとんと、生地は12等分して丸めておく。
③生地で栗きんとんを包み、白いりごまをまんべんなくつける。
④160℃で4~5分ほど揚げる。
※揚げ油が浸かるほどの量がない場合は、フライパンで転がすように揚げてください。
転がすように揚げることで、均等に色がつき、火が入りますよ。
残ったお餅でお手軽大根餅
残ったお餅をリメイクしてお手軽の大根餅を作ってみては、いかがでしょうか。
大根餅を作る時は、薄力粉や片栗粉を使って作る事が多いのですが、お餅を使うと簡単にモチモチの生地が出来上がりますよ。
<お手軽大根餅>
・ごま油 大さじ1
・大根 100g
・しらす 20g
・塩 少々
・白コショウ 少々
・ごま油 小さじ2
<作り方>
フライパンにごま油小さじ1を入れ、大根としらすを炒め、白コショウで味をつける。
大根は、食感が残る程度に炒める。
②餅は水にくぐらせ、耐熱容器に並べて、600wで1分加熱し、柔らかくする。
③バットに①を広げて、餅が温かいうちに練り込み、丸める。
さらに、表面にも①をつけて、成型する。
④フライパンにごま油小さじ2を入れ、成型した大根餅を焼く。
※短冊切りの大根は、一度火が入っているので、色がつく程度に焼けばOK!
お好みに合わせて、焼き具合を調整してください。
おせち料理余ったら【まとめ】
いかがでしたか。
今回はおせち料理が余ったら使えるアレンジアイディアをご紹介しました!
三が日おせち料理を食べ続けると、飽きてきますよね。
残ったおせち料理をそのまま食べるのではなく、アレンジしたり、リメイクして別の料理にすると処分する事なく、最後まで食べきることが出来そうです。
縁起物のおせち料理を最後まで美味しく、食べられるようにご紹介したアレンジレシピやリメイクレシピを参考にしてみては、いかがでしょうか。