栗きんとんの意味や由来を解説!使っている材料を紹介

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おせちには、たくさんのお料理が入っていますが、定番のおせちで子供にも人気のお料理と言えば、「栗きんとん」ではないでしょうか。

おせちの中には、たくさんの縁起物が入っていますが、その中でも「栗きんとん」は黄金色でとても目の引くお料理です。

皆さんは、「栗きんとん」の意味や由来をご存じですか?

また、「栗きんとん」には、色々な種類の餡があり、それぞれ違った味が楽しめます。

この記事では、「栗きんとん」の意味や由来、使われている材料をご紹介したいと思います。

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目次

栗きんとんの意味・由来

おせちに欠かせない「栗きんとん」ですが、どのような意味や由来があるのでしょうか。
大きく分けて2つの意味や由来があるようです。

勝負運

栗は、「勝ち栗」と呼ばれる山の幸の代表格で、勝負運をアップさせる縁起物として、昔から重宝されていました。

「金運」や「商売繁盛」

「栗きんとん」のきんとんは、漢字で「金団」と書き、黄金色の財宝に例えられています。

「栗きんとん」は、美しい黄金色の小判のような見た目から「金色の団子」とも言われています。

「お金がたまるように」という願いが込められた縁起物とされており、「金運」や「商売繁盛」の願いが込められています。

栗きんとんの材料(トッピングの栗)

「栗きんとん」の材料にはどのようなものが使われているのでしょうか。

まずは、栗きんとんには欠かせない栗です。

一番口にする機会が多いのは、黄色い栗ではないでしょうか。

しかし、黄色い栗以外にも、茶色い栗やカットされた栗など様々な種類があります。

黄色い栗

黄色い栗は、皮を全部剥いて甘く煮た甘露煮になっているものです。

栗をそのまま煮ると白っぽい栗になりますが、クチナシ色素という黄色の素材を入れると、きれいな黄色の栗が出来上がります。

茶色い栗

茶色い栗は、渋皮栗です。

渋皮の少し苦みのあるアクセントと甘さが特徴です。黄色い餡との色のコントラストがとても綺麗ですね。

カットされた栗

カットされて、餡の中に混ぜられており、ゴロゴロとした食感です。

カットされた栗は、甘露煮の黄色い栗もありますし、渋皮煮の茶色い栗が材料として使われているものもありますよ。

栗きんとんの材料(餡)

次に、「栗きんとん」の餡です。

一般的な「栗きんとん」の餡の色は、黄金色の餡ではないでしょうか。

黄色い栗と同じでクチナシ色素が使われており、美しい黄金色に出来上がります。

・さつまいもの餡
最もメジャーな材料を使った餡は、さつまいもを使ったものではないでしょうか。

今は、さつまいもと言ってもたくさんのブランド産地のさつまいもがあります。

芋の種類によって、しっとり系・ねっとり系・ほくほく系と、出来上がりが異なる「栗きんとん」を食べることが出来ますよ。

実は、「栗きんとん」には白いんげん豆とさつまいもを混ぜた餡もありますし、栗だけで作られた餡もあり、様々な材料を使って作られたものもあるのです。

栗きんとんの意味【まとめ】

おせちの「栗きんとん」の意味や由来は、勝ち栗が入っているということで、勝負運。

漢字で金団と書き、見た目の黄金色から、金運や商売繁盛の願いが込められた縁起物です。

「栗きんとん」に使用されている栗も黄色・茶色のものがあり、黄色の物は、クチナシを入れて黄色くした甘露煮。

茶色の栗は、渋皮煮の栗で少し苦みがあるのが特徴です。

渋皮煮を使用すると、黄色い餡と茶色い栗のコントラストがきれいですよ。

また、「栗きんとん」の材料は、多種多様でさつまいもを使用した物が一番メジャーですが、それ以外に白いんげん豆を使った白あんブレンドのものなど様々です。

さつまいもの品種によって、出来上がりが変わってきます。

ご家庭に合ったお好みの「栗きんとん」を作ってみてはいかがでしょうか。

おせちに欠かせない「栗きんとん」。

意味や由来を知って食べると一味違うのではないでしょうか。

お正月には、縁起物の「栗きんとん」をお重に詰めて、華やかなおせちをぜひ作ってみてください。

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