りんごをそのまま食べられるのはいつから?加熱はした方が良い?
みなさんは普段りんごを食べる時、皮を剥いてカットしたり、すりおろしたりしますよね。
では赤ちゃんの場合はどうしますか?
離乳食が始まった際、りんごをあげたいなんて考えるお母さんも多いでしょう。
でも本当に食べられるのか、そのままあげてもいいのか、調理はどうやってすれば良いのか、分からない事もきっとありますよね。
この記事では、りんごと離乳食について解説しています。
ちょっとしたマメ知識として、赤ちゃんの離乳食が薄味なのは何故?という事も解説してみました。
是非最後まで読んでみて下さいね!
赤ちゃんは、りんごをそのままはいつから食べても良い?
りんごはビタミンCや食物繊維が豊富で、そのまま食べられて、何より甘くてジューシーで美味しいですよね。
離乳食は何だか薄味だし、美味しいりんごを食べさせてあげたいけど、いつから食べられるんだろう、と考える事もあるでしょう。
いつから食べられるのか、という点だけで言えば、りんご自体は離乳食初期(大体5~6か月頃)からなら食べても大丈夫とされています。
ただ、量や調理方法には注意が必要です。
そのまま丸々一個は食べられませんし、半分でも多すぎです。
ベビースプーン一杯など、調理したものを極少量から様子を見ながらあげるようにします。
また、りんごに限らず初めての食材を食べさせる時は、平日の午前中にしましょう。
もしアレルギーや、その他の異変があった時に医師に診察してもらいやすいのです。
クリニックは基本的に日・祝休みですし、病院に行ったら小児科医がいない!なんて事態も避けられます。
いつから離乳食を始めるか迷った際は、月曜が一番安心でしょう。
調理方法と保存方法
基本的にはりんごは加熱せずにそのまま食べられる食材ですが、ここで絶対に注意が必要なのが、前提として「衛生上問題がない事」です。
そのまま食べられるし、すりおろせば良いよね?という事ではなく、特に生のりんごは離乳食初~中期は避けた方が良いです。
大人にとって大丈夫な食材でも、赤ちゃんにとってはハードルが高いものです。
では生で食べられるのはいつからかと言うと、離乳食後期(9~10か月)以降になると大丈夫と言われています。
しかし、生のりんごは赤ちゃんにとって硬いと感じる事もあるので、そのままにはせず、少し加熱してあげた方が食べやすいかもしれません。
すりおろしたり、調理したりんごは製氷皿等で凍らせる事で保存が出来ます。
大体1週間以内に使い切るようにしましょう。
その際も自然解凍したものをそのままではなく、加熱した方が良いです。
離乳食が薄味なのは何故か?
ここでは少し話題を変えて、離乳食は何故薄味なのか?という事について解説したいと思います。
大人が食べると薄味な事が多い離乳食、赤ちゃんはどう感じているのでしょうか?
薄い味付けで、本当に美味しいのか不安になりますよね。
人間の舌には味を感じる味蕾(みらい)が存在するのですが、赤ちゃんは大人より味蕾の数が多いと言われています。
いつからかは分かりませんが、大人になるにつれ徐々に味蕾は減少するそうです。
つまり、大人が薄味だと感じる味付けでも、赤ちゃんはしっかりと素材の風味や旨味を感じているのです。
もしかしたら、大人が甘いと感じるりんごの風味も、また違って感じるのかもしれません。
こういった理由から、ジュース等の飲み物も慎重に検討しましょう。
香料や着色料が赤ちゃんにとってはキツすぎる事もあり、味覚を惑わせてしまう、と言われています。
もしあげる場合は成分をチェックし、毎日にならないように気を付けます。
りんごはそのまま、いつから食べられる?【まとめ】
甘くて美味しいりんごですが、赤ちゃんがそのまま食べるには難しいものです。
実は甘すぎたり量が多かったり、アレルギーの心配だってあります。
大人が大丈夫でも、赤ちゃんの安全や安心を意識するなら「加熱」は絶対に考慮しておきたいですよね。
この記事を読んで、少しでも参考にして頂けると幸いです。