みかんを食べすぎると肌の色が変わる?黄色くなった手を治す方法も解説!
甘くて手軽に栄養がとれるみかん。大好きな人は一日に何個もなんて方も多いのではないでしょうか?
かくいう私もみかん大好きなので食べすぎてしまうことがあります。
そうなると問題になるのが手など、肌の色が黄色くなってしまうことです。
手どころか全身黄色くなってしまう人もいます。
みかんによって黄色くなった手を治す方法があるといいですよね。基本的に食べ過ぎなければ肌の色が黄色くなることを防ぐことはできます。
今回は、みかんによってなぜ手が黄色くなるのか、そして、特にみかんを食べ過ぎないようにするちょっとしたコツもご紹介していきたいと思います。
Contents
みかんを食べ過ぎると肌の色が変色する理由
まずは、みかんによってなぜ手など、肌の色が黄色くなるのかを説明していきます。
みかんの黄色の正体はカロテンと呼ばれる色素です。
これは、みかんだけでなくにんじんなどにも含まれる黄色い色素です。
ビタミンAの材料としても知られるこの物質は、脂溶性といって脂肪などとなじみやすい性質を持っています。
手のひらや足の裏にある脂肪とカロテンが結びつくことで肌の色が黄色くなるのです。
カロテンを多く含む食品としては、みかんだけでなく、ほうれん草やブロッコリー、パセリなどにも多く含まれているため、これらをいっぱい食べただけでも皮膚が黄色くなることがあります。
みかんの食べすぎ以外でも、脂質異常症を持っている方やダイエットで緑黄色野菜ばかり食べている人でも肌の色が黄色くなる症状が出ます。
黄色くなった手を治す方法
次にみかんを食べすぎてしまって黄色くなってしまった手を治す方法をご紹介していきます。
完全になくすのは難しいですが、ある程度軽減することは可能です。もし、食べすぎてしまったという方は是非お試し下さい。
※肌の色がもとになるのを待つ
※そもそも食べ過ぎない
やはりこの二つが大切になってきます。
まずは、みかんの食べすぎをやめていきましょう。
私も子供の頃はみかんが大好きで、多い時で1日多い時で6個〜7個食べていました。
普段でも4個〜5個も食べていたので当然、手が黄色くなってしまったわけです。
当然手がずっと黄色くなっていたので少し心配にはなっていましたが、みかんを食べなくなる春の時期になると、徐々に手の色が元に戻っていきました。
劇的にもとには戻りませんが、個人差はありますが大体2〜3か月をかけて徐々に体内の色素が落ちていきます。
みかんを食べる量をいきなり減らすのは難しいと思うので、まずは今まで食べた量の1個分を減らしてみる、そして、何日かたったらもう一個減らしてみるというように段階的に少しずつ減らすのをおすすめします。
私はこれが一番、みかんを食べる量を減らすのにやりやすかったです。
みかんは手で簡単にむきやすいため、台所やこたつの上など手の届きやすいところに置いている場合は、少し遠いところにおいて、手に届きにくくするのもアリです。必然的にみかんを食べる回数が減っていきます。
大きさにもよりますが、70g程のみかんであれば基本1日多くても3個までが適量といわれています。食べ過ぎてしまう方はこの量までにへらすことを目標にしていくといいでしょう。
基本的に、黄色くなった肌がもとに戻らないという人はあまりいないです。
肝臓などによる疾患で肌が黄色くなるなど病気の場合は別ですが、みかんが原因なら少しずつ改善できると思うので、食べる量を減らし、長い目で元に戻るのを待ちましょう。
肌の色が黄色くなる以外のみかんの食べすぎによる弊害とは?
みかんの食べ過ぎは肌の色が黄色くなるだけではなく、他にもいろんな弊害を引き起こします。
※太りやすくなる
※糖分過剰
※お腹がゆるくなりやすい
みかんはとても甘いため、ご存じのとおり、糖分が多く含まれています。
糖分をとり過ぎれば、当然太りやすくなったり、糖尿病になりやすくもあります。
また、みかんはビタミンCや食物繊維が豊富のため、とり過ぎることにより、腹痛や下痢、便秘になりやすくなります。
みかんの食べ過ぎによる肌の色の変色について【まとめ】
みかんによって肌の色が黄色くなることはありますが、1日の摂取基準を守ればあまり心配することはないです。
食べすぎているなら少しづつ、みかんの量を減らしていきましょう。みかんの食べ過ぎによるいろんな弊害も多いですが、摂取量を守れば、みかんは栄養分が豊富なため、健康に貢献してくれます!
エネルギー補給としても、ビタミンCによって風邪予防や免疫力強化、適度な食物繊維で便秘にも効果があります。
目安は1日3個までです。
食べすぎはよくありませんが、適正量を維持して摂取できるようにしていきましょう。