桃の安い時期はいつ頃?おいしい買い時とは?
甘くて冷やして食べるとなおおいしい桃。そのまま食べるのもよし、ゼリーなどでデザートにして食べるのもいいですね。
そんな桃ですが、食べごろの安い時期はいつになるでしょうか?
ざっくり言うと、桃が安く売られる旬の時期というと夏になります。7月中頃くらいから本格的にスーパーの店頭によく並びますよね。
夏以外の時期でももちろん、桃が売られていることはありますが、なかなか高価でものによってはあまりおいしくないものも多いと思います。
今回は、桃をおいしく食べることができる安い時期とおいしい買い時について詳しく解説していきます。
桃の安い時期とは?
桃の旬の時期は品種にもよりますが、早くて7月中頃から、9月末まで出回っているものもあります。
よくスーパーで出回っている品種は「白鳳」という桃で、主に山梨県や福島県などで生産されています。
中を切ると果肉が白く、酸味が少なく甘さが強いのが特徴的です。
白鳳は、基本的に7月中旬〜8月中旬にスーパーなどに出回ります。ハウスで栽培されているものだと5月末くらいからスーパーに出回るものもあります。
甘さがつよい桃は、7月末や8月上旬くらいによくスーパーで見かけることが多くなります。ものにもよりますがスーパーにいくと大体、1個あたり300円〜400円くらいで買えることが多くなります。
品種によって微妙に時期がずれることも
今まで白鳳を紹介してきましたが、他の桃の品種の食べごろや安い時期についても解説していきます。
まずは、「黄桃」というその名の通り、見た目がオレンジっぽい黄色をした桃です。芳醇な香りと上品な甘さが黄桃のおいしさの決め手です。
黄桃は、白鳳よりも少し遅めで、8月〜9月末が食べごろになり、スーパーで良く出回るようになります。8月末ごろから、完熟した感じで色合いがよいものが店頭によく並ぶような印象が筆者にはありますね。
安い時期になると、ものにもよりますが、1個あたり大体500円〜600円で買うことができます。白鳳よりも少し高級な感じです。
白鳳の中には、川中島白桃という品種もあり、見た目は白鳳と少し似ていて中を切ると白い実をしています。白鳳と違うのは、果肉の大きさで、白鳳と比べて一回り分、実が大きいです。
果肉も割とかためで、すぐに柔らかくならずにある程度硬いまま日持ちしやすいのも特徴です。長野県で誕生した品種です。
収穫や出荷は遅めで8月末からようやく出荷されるようになります。
そんな川中島白桃ですが、白桃は1個単独で売られているよりかは、例えば3個入りのように箱に複数個入った状態で売られることが多いです。
値段は桃の質によって、赤秀・秀・キラキラの3段階に分けられますが、最高級の桃はキラキラの段階になります。このキラキラでは、5キログラムあたり8000円ちかくするものもあります。
ものによって幾分変動がありますが、秀では5000円〜6000円ほどととても高級感がある桃なのです。
おいしい桃の見分け方とは?
せっかく桃のおいしい時期を知っていただいたので、次により甘くおいしい桃を見分けるポイントもざっくりお教えします。
まずは色に着目です。桃全体に色がしっかりついているものを選ぶことです。白桃でいえば薄ピンク色が、黄桃であれば黄色が実にまんべんなく広がっているものです。
そして、桃を手にとったときに甘い香りがするものを選ぶことです。これは、甘く熟している証拠でもあるのです。
このような桃は、顔を近づけなくてもすぐに香りが漂ってきます。
桃の表面には小さなうぶ毛が生えていますが、実全体にこの産毛がたくさん生えているほどおいしいとも言われています。
触った段階で毛のざらざら感がすぐわかるものは、新鮮味があり、おいしく頂ける可能性があります。
桃の安い時期は?【まとめ】
桃が安く買える、そしておいしく食べることのできる旬の時期は基本的に夏です。
夏になると、スーパーで多く出てくる時期になり、おいしくさらに安くいただける時期でもあります。
スーパーでは安売りセールなど、いつもより安く売っている日もあるので、桃も普段より安く買える日があるかもしれません。
品種によっても若干時期が変動することがあるので、時期に合わせて買うとよりおいしいものを選べると思います。