梨を半分だけ保存したい場合の適切な方法は?いつまで保存できる?

シャリシャリ食感で美味しい梨。

一個丸々カットしたけど、ちょっとだけ残してしまった経験はありませんか?

カットした以上は食べきるのがベストですが、もしこれを保存する場合はどうすれば良いのでしょうか。
冷蔵か冷凍か、ラップに包んだ方が良いのか。

今回は梨の保存方法だけでなく、半分にカットしてしまった梨もどうすれば良いのかを解説してみます。
出来るだけ鮮度を落とさずに保存する。

そんな方法をお伝え出来ればと思いますので、是非読んでみてくださいね。

前提として、梨は長期保存に向かない

こんな事を言うと本末転倒かもしれませんが、何も梨に限った話ではなく果物の多くは全般的に長期保存に向いていません。

果物は収穫されてからも熟成が進み、それに伴い鮮度も落ちてくるのが普通です。

特に、半分にカットしてしまった場合は痛みも早いです。

長期保存に向かないのは事実ではありますが、それでも鮮度を極力落とさない方法はあります。

実際にどうすれば鮮度を落とさずに美味しく頂けるかご説明します。

ちょっとした手間で出来る事ばかりですよ!

梨の水分量は90%、だから傷みやすい

梨のほとんどは水分です。

コップ一杯の水を、夏場の暑い時期に放置しておくと傷んでしまいますよね?

それと同様に、多くの水分を含む梨も、暑ければ暑いほど傷みやすいという事になります。

梨は一応常温保存も可能ですが、その場合は出来れば新聞紙か何かで包んであげる方がよいでしょう。
風通りの良い日陰であれば、3日程度は保存が出来ます。

常温保存出来るのは半分にカットしていない状態の梨なので、半分にカットしてしまった場合常温はやめておきましょう。

また、夏場などの室温が上がりやすい時期は、常温保存でも危険な事がありますので注意が必要です。

梨の保存方法として最も基本的なのは冷蔵保存です。

冷蔵庫に入れる際も、ラップ等で包んで袋に入れてあげると、より熟成や腐敗を防ぐ効果があります。
ちなみに、ヘタを下にしてあげると、少しだけ保存期間が延びるようです。

梨はヘタで呼吸をしているので、ヘタを上のままにしていると熟成も進みやすいとされています。

梨の種類にもよりますが、冷蔵保存では大体1週間を目安に食べるようにしましょう。

半分カットした際にヘタも落としている場合は、あまり気にしなくて大丈夫です。

半分残った梨はどう保存するべき?

半分にカットした梨ですが、どうしても食べきれずに保存する場合、普通に冷蔵保存するだけでは不十分です。

保存する分は一度塩水につけるようにしましょう。

塩水につけることで、梨の劣化を防ぐ効果があります。

その後は密閉する事が大事なので、タッパーや袋でしっかり密閉し、冷蔵庫に入れましょう。

この時、半分にカットした梨を更に小さくカットしてラップに包んで密閉すると、更に安全に保存が出来ます。

一週間以内に梨を食べる事がない…そんな場合は冷凍保存でも良いです。

冷蔵保存よりは期間も伸びます。

大体一ヵ月程度は大丈夫になりますが、冷凍庫に入れてしまうと解凍した際に梨本来のシャリシャリ食感が失われてしまいます。
食べる際には全て解凍はせずに、シャーベット状にして頂くと良いでしょう。

一般的にスーパーに並んでいる梨は、冷凍でも一ヵ月程度が限界ですが、梨の品種によってはもっと長期保存できる種類もあるそうです。

ただ、鮮度や美味しさは格段に落ちますので、出来るだけ早めに頂きたいですよね。

梨の残り半分の保存方法【まとめ】

梨は常温保存が出来る果物ですが、それだけではやはり長持ちしません。

覚えておいて頂きたいポイントとしては、梨は水分量が多いので基本は冷蔵保存、長期保存には冷凍保存。
そもそも長期保存はせずに出来るだけ早めに食べきる、というところも重要だと思います。

適切に保存すれば1ヵ月は保存できる果物ですが、保存中に梨が茶色くなっていたり斑点が出来ていたりする可能性もあります!

美味しく頂く為に、傷んでいないかの確認も忘れないようにして下さいね!

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