わさびでくしゃみが出る原因は?症状に鼻水が出るし痒くなる!アレルギー症状かも!

ツーンとくる刺激や風味がたまらない!ということでわさびが好物!という人も多いと思います。

ですが、わさびを食べるとくしゃみがでたり、他には鼻水や口の痒みもでてくると悩んでいる人はいませんか?

好物であるわさびを食べることで、このような症状が出るのは本当に辛いものですね。

もしかすると、このような症状が出るのは何かのアレルギーなのかも?と当然疑ってしまいます。

そうだとすると、心配になるのはもちろんですが、その原因なども知りたいものです。

今回はわさびでくしゃみが出る原因や症状などについて調べてみました。

わさびでくしゃみが出る原因は?

「わさびは好きだけど食べるとくしゃみが出るんだよな〜」と普段から思っている人はいませんか?

原因は「やっぱりツーンとくる鼻の奥からくるツーンとしたわさびの特徴のせいだからしょうがない!」と自分に言い聞かせているというのが普通ではないでしょうか。

それは違います!

原因はアリルイソチオシアネートなのです。

アリルイソチオシアネートは抗酸化作用が強く、ガンの予防や老化防止の効果があります。

くしゃみはこの成分が原因で出ているものです。

ちなみにわさびの鼻の奥がツーンとくる原因もアリルイソチオシアネートが原因です。

アリルイソチオシアネートはカラシにも含まれているもので、辛味と揮発性が強く、食べたあとに鼻の奥がツーンとするのです。

アリルイソチオシアネートというものをなかなか聞くことはないかもしれません。

もし、わさびを食べたときにくしゃみが出たら、原因はアリルイソチオシアネートだと思い出してみて下さい。

症状として鼻水が出るし痒くなるのはアレルギー?

わさびを食べたときに、くしゃみが出るのはアリルイソチオシアネートが原因なんだからしょうがない!と思って、わさびを食べているうちにくしゃみの他に鼻水や痒みが出るなんてことはありませんか?

それは本当にアリルイソチオシアネートだけが原因でしょうか?

アリルイソチオシアネートでは鼻の奥がツーンとくることはありますが、鼻水や痒みが出るなどの症状はありません!

アリルイソチオシアネートの症状としてツーンとくるのは一時的なもので、継続的に鼻水や痒みがあるのは、もしかすると「わさびアレルギー」なのかもしれません。

わさびアレルギーの重症状

1. 唇や喉の痒み
2.鼻水が出続ける
3.口の周りが腫れてくる
4.咳が出てくる

このような症状があれば、わさびアレルギーの可能性があります。

この1から4の症状をまとめると「口腔アレルギー症候群」といいます。

もしこのような症状が出たら、好物かもしれませんが、一旦わさびを食べるのをやめておきましょう。

お寿司やお蕎麦などわさびの欠かせない食べ物はありますが、食べ続けるのは症状を悪化させてしまう可能性があります。

食べたい気持ちを抑えて我慢しましょう。

わさびアレルギーの対処法と発症時間

もし、わさびを食べてくしゃみや鼻水、痒みなどがでてきて、わさびアレルギーになってしまった場合はどうすれば良いのでしょうか?

もちろんですが、わさびを食べないこと!になりますが、食べてしまったあとはどうでしょうか?

■ 対処法

1.唇を冷たい水で洗い流す。もしくは冷たい水を飲んで喉を洗い流す。
2.水で洗い流しても治らない場合は病院を受診して診てもらう。

これが主な対処法になります。

病院を受診する場合は何科になるの?気になりますよね。

口腔アレルギーは「内科・皮膚科・アレルギー科」になります。

■ 発症時間

食後から30分以内に発症

発症時間は人によって個人差があるので、必ずこの時間で発症という訳ではありません。
あくまでも目安と思っていて下さい。

反対に症状が治るのも個人差があります。

中にはアナフィラキシーになることもあり、命に関わることもあるので、心配な場合は病院を受診して下さい。

わさびでくしゃみが出るのはなぜ【まとめ】

いかがでしたか。

今回はわさびを食べるとくしゃみがでたり、他には鼻水や口の痒みもでてくる!このような症状が何かのアレルギーなのか調べてみました。

料理によってはわさびは欠かせないものですが、もしわさびアレルギーの恐れがある場合は、食べるのを控えるか、早めに病院で相談してみて下さい。