生姜焼きに片栗粉をまぶすのは、タレが絡みやすくな理、お肉も柔らかくなるからですが、本当に必要なのかな?て疑問もありますよね。
片栗粉をまぶせば、より美味しくはなるのでは?とも思いますが、我が家は片栗粉なしで作っています。
そもそも生姜焼きは片栗粉なしで作れるの?と思っている方、作れますよ!
また、できることなら片栗粉を使って美味しい生姜焼きを作りたい!けど、片栗粉切らしていた・・・というときに代用となるものもご紹介します。
生姜焼きにはなぜ片栗粉を使うの?
片栗粉は、でんぷんでできているので、豚肉の水分を包み込み、柔らかくしてくれます。
また、タレも絡みやすくなるので、下味をつけ置きしないときにおすすめです。
しっとりとした生姜焼きを好む人や、時間がないけど味をしっかり染み込ませたい!という方は、片栗粉をまぶすといいかもしれませんね。
(タレを漬け込んでから片栗粉をまぶすと、粉がつきすぎて油を吸いやすくなるので、お勧めしないです。)
生姜焼きの片栗粉なしで作る!代用品は?
※小麦粉、薄力粉
小麦粉や薄力粉には、タンパク質が含まれており、このタンパク質がお肉をコーティングしてくれるのです。
タンパク質でお肉をコーティングすると、しっかりとお肉の表面を覆ってくれるので、肉汁を外に逃しません。
つけ置きしなくても、味がしっかり染み込みますよ!
※すりおろしリンゴ
すりおろしたリンゴを加えることで、お肉が柔らかくなります。
タレも甘くなるので、生姜が苦手なお子様向けにもなりますよ。
タレとの絡みもよくなるので、片栗粉なしでも、生姜焼きはできちゃいます!
豚肉の部位によっては、片栗粉なしで生姜焼きを作るのがおすすめ
※豚もも肉を使う
もも肉は脂身が少ないので、火を通とパサつきます。
なので、片栗粉なしでタレに漬け込んでから焼くのがおすすめです。
10〜30分ほど漬け込むだけでOKですよ。
また、玉ねぎと一緒に焼くと、玉ねぎの効果でお肉を柔らかくしてくれるのでおすすめです。
※豚バラ肉を使う
豚バラ肉は脂身が多いので、割と柔らかめです。
油を入れすぎないで、タレに漬け込んでから焼くのがおすすめです。
生姜焼きは片栗粉なしでも作れる?
結論から申し上げると、作れます!我が家はいつも片栗粉なしです!
というのも、きっと安い豚バラ肉を使っているからかもしれません・・・
片栗粉をまぶすのは、ロース肉など、分厚いお肉を使うときは柔らかくするためにおすすめしますが、薄いお肉なら正直いらないです。
豚バラ肉など、薄切りのお肉に片栗粉をまぶすと、片栗粉で肉本来の食感が失われてしまいます。
また、粉が焼ききれずに、粉の味が主張しすぎてしまうので、薄いお肉を使うときは片栗粉なしの方がいいです。
油も、豚肉から脂身がよく出るので、引かないほうが柔らかく仕上がりますよ。
※タレが絡みにくくないか心配な方は、つけ置きして下味をつけておくといいですよ。
また、一番楽なのは、市販の生姜焼きのタレを使うことです。
豚肉を焼いてから、最後に生姜焼きのささっと絡めるだけなので、料理初心者の方でも安心です。
生姜焼きは片栗粉なしでも作れる?【まとめ】
生姜焼きに片栗粉を使うと、肉汁を閉じ込めて、タレが絡みやすくなりますが、豚肉の部位を変えたり、一手間加えることで片栗粉なしでも作れます。
検索したレシピには、片栗粉や薄力粉と書いてあるかもしれませんが、絶対ないといけないわけではありません。
我が家もずっと片栗粉なしで生姜焼きを作っていますが、固かったりすることもなく、みんな美味しいと食べてくれます。
個人の好みもあると思いますが、粉っぽくなるのが苦手な方や、薄いお肉を使って生姜焼きを作る方は、片栗粉をまぶす手間はなくてもいいんじゃないでしょうか。
逆に、しっとりした生姜焼きじゃないといやだ!分厚いお肉で満腹感たっぷりの生姜焼きを食べたい!という方は、片栗粉をまぶして料理してください。
どちらが自分のあっているか、好みなのかを、一度作ってみるのもいいですよね!