生姜焼きは漬け込みで柔らかくなるの?省略はできないのか解説!
和食のがっつりメニューといえば生姜焼き!手軽にできて、お弁当にも重宝する定番のおかずです。
生姜焼きは簡単にできる料理ですが、適当に作るとパサついてしまいがち。
でも、夕食前の忙しい時にお肉を調味料で漬け込んだりしてる時間はない!そんな風に思っていませんか?
実は、生姜焼きは漬け込み無しでも柔らかく仕上げることができるんです!
漬け込み無しで柔らかくする方法と、おいしく仕上げるコツをご紹介します。
柔らかい生姜焼きを作るコツは「小麦粉」「お肉選び」「筋切り」の3つ!1つずつ解説します!
Contents
生姜焼きを漬け込み無しで柔らかくする方法は「小麦粉をまぶす」こと!
生姜焼きを柔らかく仕上げるコツは「小麦粉」にあります!
生姜焼きを作るとき、わざわざレシピなんて見ないという方も多いのでは?なんとなく自分の家の味で作っている方も、ぜひ一度、お肉を焼く前に小麦粉をまぶしてみてください。
「小麦粉ってなんの意味があるの?」
普段生姜焼きに小麦粉を使わない派だとそう思いますよね!
実は、小麦粉をまぶすことで、お肉の水分が抜けにくくなり、お肉が柔らかく仕上がるんです!さらにタレにとろみがついて、味が絡みやすくなる効果もあります。
小麦粉をまぶす作業が面倒という方は、ぜひ食品用のポリ袋を活用してみてください!お肉と小麦粉をポリ袋に入れて、ガザガザ振ってまんべんなく小麦粉をなじませると、手を汚さずに小麦粉をまぶすことができますよ!
固くなりにくいお肉を選ぶことも大事!
柔らかく仕上げるには、固くなりにくいお肉を選ぶことも重要!おすすめは「肩ロース」です。ロースよりも柔らかく、冷めてもぱさぱさになりにくいのでお弁当にもピッタリ!
お肉の大きさにこだわらないのであれば、豚コマ肉もおすすめです。
余談ですが、豚コマ肉と切り落とし肉の違いって何かわかりますか?
実は、肉の部位が指定されているのが「切り落とし肉」で、いろいろな部位が混ざっているのが「豚コマ肉」なんです。豚コマの「コマ」はコマ切れのコマなんだそうです。
ロース肉にはささっと筋切りを!
ロース肉を使う場合は、筋切りをすることで漬け込み無しでも柔らかく仕上げることができます。
切る位置は、赤身と脂身の境目。筋切りする方法は、赤身と脂身の境界線の所に5~6箇所包丁で縦に切り込みを入れるだけです。
筋切りを行うことで、焼いた時の縮みが少なくなる効果もあります。同時に噛み切りやすくなるので、お肉がうまく噛み切れないお子様の食事の下ごしらえにもおすすめです。
筋切りはまな板を生肉で汚さなくても、パックの上で作業してしまえばOK!包丁がパックを貫通しないようにだけ注意してくださいね。お肉の上にお肉を重ねて切るのがパックを傷つけないコツです。
厚いロース肉の場合は包丁の背で軽く叩くことでもお肉が柔らかくなります。この場合はまな板に出して作業してくださいね。
生姜焼きは漬け込みで柔らかくなるの?【まとめ】
生姜焼きを漬け込み無しで柔らかくする方法は3つ!
「小麦粉をまぶして焼く」ことと「固くなりにくいお肉を選ぶこと」それから「筋切りをすること」です。
小麦粉をまぶして焼くことでお肉の水分が逃げにくくなり、柔らかく仕上がります。また、小麦粉によってタレにとろみがつくので、味の絡みがよくなります。
固くなりにくいお肉を選ぶのも柔らかい仕上がりにするコツの1つ。おすすめは肩ロースです。
肩ロースは焼いても固くなりにくく、冷めてもパサつきにくいのでお弁当にも!お肉の大きさを気にしない時は豚コマ肉もおすすめです。
ロース肉で生姜焼きを作る時は筋切りのひと手間がポイントです。
ロース肉の筋切りをする方法は簡単。赤身と脂身の境目に5~6箇所切り込みを入れるだけ。
まな板を生肉で汚したくない時はパックの上で切ってしまいましょう。包丁がパックを貫通しないようにだけ、気を付けてくださいね!