冷めてしまったとんかつ。
また揚げたてのような、サクサクでジューシーなとんかつを食べたいですよね!
冷めたとんかつの温め直しにはコツがあります。
温度と温める時間です。
温度が高かったり、温める時間が長かったりすると、とんかつはおいしくなくなってしまいます。
レンジ・トースター・フライパンを使えば、おいしくとんかつを温め直しすることができるのです。
レンジ・トースター・フライパンを使ったそれぞれの方法をご紹介しましょう!
とんかつの温め直しをするときは常温にしておく
とんかつを温め直しするときは、必ずとんかつを常温にしておきます。
冷蔵庫に入れているときは、冷蔵庫から出して常温にしておきましょう。
とんかつが冷えていると温まるまで時間がかかるので、パサパサしたり、衣が焦げてしまったりします。
とんかつから出てきた油は、キッチンペーパー拭き取っておきましょう。
レンジを使う方法
とんかつの温め直しでよく使われるのは、レンジではないでしょうか。
簡単に温められて、時間もかからないので便利ですよね。
ただ、衣がベチャっとなり、温めすぎると豚肉が固くなってしまいます。
レンジを使っておいしく温め直しできる方法をお教えしましょう。
2.とんかつを並べましょう。
3.ラップをかけずに、そのままレンジで加熱します。ロースとんかつ1枚あたり500Wで30秒が目安です。
コツはラップをかけないことです。
ラップをかけると衣がベチャっとなりますが、かけないことで衣がやわらかくなるのを抑えてくれるのです。
キッチンペーパーを敷くことで、とんかつの油を吸収してくれます。
オーブンレンジの場合は「フライあたため」機能を使うとよいでしょう。
レンジ加熱とヒーター加熱で温めてくれるので、揚げたてのようなとんかつに仕上がります。
温め直しするときは、オーブンレンジの付属品の角皿にクッキングシートを敷いて、とんかつを並べましょう。もちろんラップはかけません。
機種によっては庫内の食材を感知し、自動で温度や時間を計算して温め直ししてくれるものがあります。
簡単に温め直しできて便利ですよ。
トースターを使う方法
レンジと同じく、トースターもとんかつの温め直しによく使いますよね。
衣の水分が飛び、揚げたてのように衣がサクサクになります。
トースターを使っておいしく温め直しできる方法をお教えしましょう。
2.アルミホイルを軽く丸めて伸ばします。アルミホイルの上にとんかつを並べていきましょう。
3.2分程度加熱します。
コツはトースターを温めておくことです。
熱が全体的に行きわたりやすくなり、温めムラをなくします。
アルミホイルを丸めるとクシャクシャになって溝ができ、とんかつから出る油が落ちていくのです。
温度調節機能が付いている場合は160℃から170℃に設定して加熱します。
付いていない場合は食品と熱源との間が短いので、衣が焦げないように注意が必要です。
衣が焦げそうな場合は、アルミホイルをとんかつの上にふわっとかぶせて、焦げつきを防ぎましょう。
フライパンを使う方法
フライパンでとんかつを温め直しすると聞くと、とんかつを作ったときのように油で揚げ直しするのではないか、と思われたことでしょう。
油で揚げ直しをすると、熱が入りすぎてしまい、衣が焦げてしまいます。
フライパンを使っておいしく温め直しできる方法をお教えしましょう。
2.フライパンが温まったら弱火にして、とんかつを並べていきましょう。2分程度加熱します。
3.裏返しして、もう片面も2分程度加熱しましょう。
コツはフライパンを強火で温めておくことです。
トースターを同じく、温めておくことでとんかつの温めムラをなくします。
レンジ+トースターでさらにおいしく
とんかつの温め直しにレンジとトースターを一緒に使うと、よりおいしくなります。
レンジだけだとサクサクになりにくく、トースターだけだと中まで熱が通りにくいです。
一緒に使うと、衣がサクサクでジューシーなとんかつによみがえります。
温め直しの方法をお教えしましょう。
2.レンジで温めたあと、トースターにクッキングシートを敷いて30秒加熱します。
とんかつの温め直し方法【まとめ】
とんかつの温め直しの方法をご紹介してきました。
とんかつの温め直しのコツは温度と温める時間です。
レンジ・トースター・フライパンだけでもおいしく温め直しできます。
レンジとトースターを一緒に使うことで、揚げたてのようなサクサクでジューシーなとんかつになるので、ぜひ試していただきたいです!
温め直しの方法はとんかつ以外の揚げ物にも使えそうですが、食材の種類によって加熱温度や加熱時間の調整が必要ですので、注意してくださいね!