生姜の切り方!皮はむかないの?等基本的なところから解説!
様々な料理に使える生姜、皆さんはどのように切っていますか?
また、皮はどうしていますか?
ここでは、生姜の基本の切り方と、皮はどうするといいのか?という疑問にお答えしていきます。
Contents
生姜の切り方!
生姜は、使う料理によって切り方が変わってきます。
基本的な切り方を覚えておけば、その料理にあった生姜の上手な使い方ができますよ。
※輪切り
皮をむいた生姜を、繊維に沿って1〜3mmの厚さにきるだけです。
香りが立ちすぎないので、ほんのり風味を効かせたい煮物などの時に使います。
この輪切りが他の切り方にもつながっていきます。
※千切り
千切りは、繊維に沿うように切るといいので、少し大きめの生姜を使うと切りやすいですよ。
まず、皮をむきます。
皮をむいた生姜を、繊維に沿ってまずは輪切りしていきます。
より細い千切りにしたいときは、できるだけ薄く切るのがコツです。
最後の方で切りにくくなってきたら、まな板の上に寝かせて、包丁も寝かせてへぐように切ると切りやすくなりますよ。
輪切りできた生姜を、繊維の方向を気にしながら、千切りにすれば完成です。
輪切りよりも風味が立つので、生姜の風味をピリッと効かせたい煮物や、中華など、そのまま使う時などで使います。
千切りにした生姜は、一度さっと水に晒してザル上げをし、それから新しい水につけておけば、2〜3日ほど保存することができます。
料理に使うときは、水を切ってから使ってくださいね。
※みじん切り
生姜のみじん切りは、先にご紹介した、千切りをまず作ります。
千切りした生姜を、むきを変えて刻んでいけば完成です。
より細かくしたいときは、包丁の腹で叩くと細かくなります。
香りを強く出したい時などは、皮をむかないでも使えます。
みじん切りは炒め物や混ぜご飯などにおすすめです。
また、魚や肉の臭い消しにも使えます。
生姜の皮はむく?むかない?
実は生姜の皮の下には、香りと栄養がたくさん詰まっているのです。
なので、結論から言うと、生姜は皮ごと使うのがおすすめです。
先のにご紹介した切り方では、皮をむくのを前提で話してきましたが、新鮮で汚れが少ない生姜なら、皮ごと使うといいですよ。
※汚れの落とし方
丸めたアルミホイルで生姜の表面を軽くこすれば、ヤスリのように表面の汚れを落とすことができます。
泥が入り黒ずんでいるところは少し丁寧に落としてください。
ですが、あまり汚れがこびりついていたり、乾燥して皮がパサパサになっている時は、皮をむいたほうがいい時もあります。
※薬味に使うなら皮はむく
皮はむかない方が栄養があると言いましたが、薬味にするときは別です。
皮のまますりおろすと、色が悪く見えてしまうのです。
なので、薬味に使うときだけは、色味的に皮はむいた方がいいですよ。
生姜の皮の下にはどんな栄養がある?
生姜の皮はものすごく薄いのですが、この薄い皮のすぐ下に、生姜の代表的な栄養「ジンゲロール」が豊富に含まれているのです。
このジンゲロールというものは、強い殺菌効果や解熱作用、免疫細胞の活性化、コレステロール値の低下など、様々な栄養効果をもたらします。
よく、風邪を引いたら、喉が痛かったら生姜!と言うように、免疫細胞を活性化させて、ウイルスを撃退するとも言われています。
またジンゲロールは、加熱すると「ショウガオール」に変化するのですが、このショウガオールは血流をよくしてくれる働きがあります。
冷え性の人には生姜というのはこのことからなのです。
ですが、生の生姜では力を発揮しないので、血流をよくしたり、体を温めたい方は、生姜を加熱して使うようにしてくださいね。
逆に、生のままだと、体を冷やしてしまいます。
また、生姜にはカリウムも含まれているので、むくみにも効きます。
カリウムは、体液の酸とアルカリのバランスも維持してくれるので、筋肉の収縮をサポートする役割もしてくれます。
生姜の切り方!皮はむかないの?【まとめ】
生姜の皮には、こんなにも必要な栄養素が詰まっているので、できれば皮はむかずに、皮ごと食べていきたいですね。
また、生姜の基本的な切り方を知っておくと、料理を作る際に合う切り方ができるので、ぜひこの機会に頭に入れておいてくださいね。