生姜のぬるぬるは腐ってる?食べたらどうなるのか?生姜の腐り方を解説

生姜が腐っている状態て皆さんわかりますか?

元々抗菌作用のある生姜なので、あまり腐ることと無縁のような気もしますが、やはり生物ですので、保存状態によってもちろん腐ってきます。

ここでは、生姜が腐ってきたらどういう状態になるのか?

ぬるぬるは腐っているのか?腐っている生姜をもし食べてしまったらどうなるのかを説明します。

生姜がぬるぬるしてる場合は腐ってるの?

生姜の表面がぬるぬるしていたら、使うのは基本的にやめてください。

ぬるぬるは、雑菌が繁殖して腐敗が進んでいる証拠になります。

ですが、大抵はぬるぬるは表面だけなので、少し分厚めに皮を切って、中を確認してみてください。

中が茶色くなっていたり、乾燥して硬くなっていたら、食べずに捨ててください。

そうでなければ、食べても問題ありませんが、できれば生で食べるのはやめたほうが良さそうです。

冷蔵庫で保存するとき、表面の水分がしっかり取れていないと、すぐにぬるぬるしてしまうので、保存するときは、キッチンペーパーや新聞紙で包んで、水分がつかないように保存してくださいね。

腐ってる生姜を食べたらどうなるの?

生姜でも、腐っているものを食べたら食中毒を引き起こすリスクがあります。

症状としては、腹痛、下痢、嘔吐、発熱などです。

怪しいな、と思いながらも食べてしまい、後から少しでもこのような症状が出たら食中毒かもしれません。

発症期間としては、黄色ブドウ球菌の場合、30分〜6時間程度で症状が出ます。

サルモネラ菌の場合は、8〜48時間程度になります。

どちらにしても、症状が出てきたら、脱水症状に気をつけて水分補給を少量づつこまめにし、辛い時は迷わず病院に行ってくださいね。

また、使う際に少しでも怪しいな、と思ったら、使わずに捨てる勇気も持ってくださいね。

健康には変えられませんよ。

生姜が腐るとどうなる?

そもそも、生姜が腐ってる状態は、どういうことをいうのでしょうか?

生姜が腐った時の見た目や臭い、味の変化を見ていきます。

※色味の変化

生姜は時間が経つと変色していきます。

色によって、腐っているか腐っていないかが変わるので、覚えておいてくださいね。

まずは、ピンク色になっている場合ですが、これは「ポリフェノール」という成分が酸化して起こるものなので、食べても問題ありません。

りんごやバナナを切っておくと変色するようなものと一緒です。

でも、なんか気になるな、という方は、その部分を切り落として使ってください。

次に、青色になってきたものですが、これは「硫化アリル」という成分で、ニンニクや玉ねぎにも含まれているもので、体に害はありません。

最後に、黒くなったものですが、これは食べないようにしてください。

茶色がかった部分の腐敗が進むと黒くなるのですが、ここを触ってみると、柔らかくなっています。

また、臭いもしてくるので、こうなった場合は食べずに捨ててください。

※カビがはえる

生姜の表面に白っぽい斑点や白いワタのようなものがついているときは、カビている状態になります。

カビは、その箇所を取り除いて使えばいいわけではなく、目には見えない菌が内側まで広がっている可能性が高いので、絶対に食べないようにしてください。

※臭いがする

生姜の香りではなく、アンモニア臭のような悪臭、刺激臭がしたら、それは腐っている証拠です。

本来の生姜と違う臭いがしたら、迷わずに捨てるようにしてください。

※チューブタイプの生姜は?

チューブタイプの生姜の場合は、固形のものと違いわかりにくいのですが、賞味期限が切れていて、中身が茶色っぽくなっていたら使うのをやめた方が良さそうです。

賞味期限が1ヶ月以上切れたチューブタイプの生姜は、使うのをやめましょう。

生姜がぬるぬるしている原因は?【まとめ】

薬味や香り付け、臭い消し、いろいろな料理に使える生姜ですが、使うときには、腐っていないかちゃんと確認してかた使うようにしてくださいね。

ぬめりは、とったら使える場合もありますが、中身が不安な場合は、迷わず捨てるようにしてください。

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