鰹節の海外の反応は?今世界ではだし文化!鰹節に注目が集まっています
日本が誇る「だし文化」は、和食料理には欠かせないものです。
そんな和食は、2013年にはユネスコの無形文化遺産にも登録されて世界から注目を集めています。
そして、そんなだし文化に欠かせないのが鰹節です。
ここでは、鰹節の海外の反応を見ていきたいと思います。
Contents
鰹節の海外の反応は?
今世界でも注目されている鰹節は、世界ではどのように使用されているのでしょうか?
※ペットフード
実は、鰹節の海外の反応として一番多いのが、ペットフードでの利用なんです。
特に猫が大好物の鰹節なので、おやつとしてとても注目されています。
※寿司店
日本の寿司店では、鰹節はあまり寿司の上に乗っていませんが、海外でよくあるカリフォルニアロールに、細かい鰹節を載せるのが、今人気のようです。
最近では、日本の回転寿司でもカリフォルニアロールがありますが、元はアメリカの寿司というイメージですね。
また、寿司店に欠かせないお味噌汁なんかにも、やはり鰹節を使用しているようです。
※ラーメン店
鰹節のみならず、昆布や煮干しと合わせての使用が多いですが、今や世界もラーメン人気!
出汁を取るのにはやっぱり鰹節は必要ですもんね。
他にも、たこ焼きやお好み焼き用に使うお店もあるようです。
海外の反応として、鰹節=健康食のイメージがあるので、健康ブームな海外で人気が上がっているのも納得です。
ステーキに添えたりという、日本では見ないような新しい使い方もあるようですよ。
鰹節の海外での使い方を、逆に日本で真似するような時が来るかもしれませんね。
鰹節は輸出が厳しい
実は、鰹節は世界から注目を集めているものの、輸出が厳しい国もあるのです。
なぜかというと、鰹節には「焙乾」という工程で発生する「PAH」(多環芳香族炭化水素類)や「BaP」(ベンゾピレン)という物質を有害視しているからです。
中でも、ヨーロッパ、中国などは特に厳しい国となります。
また、ヨーロッパでは、水産製品自体の衛生管理が厳しいので、輸出がなお難しくなっているようです。
こうした規制を持ってしても、海外の反応としては、鰹節は人気なのです。
そんな中、「PAH」低減の取り組みも行われているようで、製造工程でPAHを減らす技術も行われています。
鰹節は海外でも作られている
鰹節は、もちろん海外でも作られているのですが、やはり日本の鰹節にはまだまだ程遠いものもあるようで、日本企業が海外に進出して作っている国もあるようです。
特に輸出が厳しいヨーロッパ内では、フランスやスペインで老舗鰹節企業が進出しています。
こうした企業の方々は、ヨーロッパで見た鰹節が本物と程遠い、という現実を目の当たりにし、自分で鰹節を現地でつくらないと!和食文化を守らないと!と思ったそうです。
ただし、やはり本枯節を作るのは難しいようで、販売しているのはあら節になるようですが、飲食店やスーパーなどで、健康食品としても流通してきているようです。
海外進出が難しい中、そういう気持ちで現地で活動をしてくれる日本の企業さんは素晴らしいですよね。
こうした取り組みで、今後日本の鰹節が世界にもっと広まってくれると嬉しいですね。
お土産としても人気の鰹節
海外の反応として、今注目を集めているのが、海外旅行に来た方がお土産に買う鰹節です。
日本ブームで、お土産として文房具屋コスメ、お菓子をお土産にする方は多いですが、そんな中、
「だしブーム」「和食ブーム」でだしパックや小分けの鰹節をお土産に買われる方も多いようです。
日持ちもしますし、お土産で買っても荷物として場所を取らないので、スーツケースの隙間埋めにも良いですよね。
海外でももちろん鰹節は作られているのですが、やはり日本製が品質としては安心なところです。
鰹節の海外の反応は?【まとめ】
鰹節は、海外での反応もとてもいい食品になります。
和食文化、日本のだし文化が注目されているということは、日本人にとってはとても嬉しいことですね。
これを機に、鰹節をより使ってみようと思うようにもなりますね。