昆布だしの日持ちはどのくらい?腐らせない保存方法教えます!

だしをとるのは大変なので、一度にたくさん作りたいですよね。

でも、昆布だしって一体どのくらい日持ちするのでしょう?

ここでは、常温、冷蔵、冷凍で保存したときの日持ちなどを解説していきたいと思います。

 

 

基本の昆布だしの作り方

昆布だしは、まろやかで上品な風味がするのが特徴です。

おでんや煮物など、具材の素材を活かした料理におすすめです。

昆布には、用途によって、だし用、煮てそのまま食べる用、生で食べる用とあるので、だしを作るときはだし用を使うようにしてください。

また、だし用の昆布にも、種類ごとに特徴があるので、いろいろな昆布を試してみて、自分の好みの昆布を見つけるのもいいですね。

鍋に、水1リットルと昆布10グラムを入れて火にかける。

沸騰直前まで加熱したら、昆布を取り出してください。

火にかけるのが面倒な方は、水出しもできます。

これは、水に昆布を一晩つけるだけなので、面倒臭くもありません。(少なくとも3時間はつけてくださいね)

昆布は、大きいままでも、小さく切ってもOKですよ。

昆布だしは、痛みやすいので、常温保存はおすすめしません。

常温で置いておくと、風味がすぐに落ち、雑菌が繁殖して腐ります。

作ってすぐに使う場合は常温でいいですが、作ってから使うまでに時間が空く場合は、冷蔵保存か冷凍保存がおすすめなので、それは今から説明させていただきますね。

 

昆布だしの日持ち

冷蔵庫での保存

昆布だしの冷蔵庫での保存は、3〜4日ほどになります。

ただし、2日ほどで風味が落ちるのでできるだけ早めに使い切るようにしてください。

昆布だしを早めに使い切る予定があるなら冷蔵で大丈夫です。

 

また、冷蔵するときは、昆布とだしを別々に保存することをおすすめします。

出した昆布はラップや密閉容器に入れて冷蔵庫へ、だしはしっかり冷ましてから、密閉できる容器に入れて冷蔵保存してください。

水出しで作っただしは、容器を移し替える必要はないので、そのまま冷蔵庫に入れればOKです。

水出しの場合、少なくなったからと継ぎ足しはしないで、最初に作ったものをそのまま使い切ってください。

密閉容器に入れるときは、プラスチックではなく、ガラス容器がおすすめです。

プラスチック容器だと、香りが移りやすくなってしまいます。

 

冷凍保存

 

昆布だしの冷凍保存は約1ヶ月ほどになります。

ですが、2週間くらいしたら風味が落ちてしまうので、なるべく早く使ってください。

冷凍保存する場合は、後で使いやすくするために、小分けにすることをおすすめします。

おすすめなのは、製氷器です。

ない時は、小さな保存容器などに分けて冷凍してください。

製氷器で冷凍する場合は、空気に触れると風味が落ちてしまったり、冷凍庫の匂いがついたりするので、凍ったら、密閉袋や容器に移し替えるといいですよ。

使う時は解凍せずに、そのまま鍋に火にかければOKです。

昆布も、別で冷凍すればまた使えます。

 

使った昆布はどうするの?

だし取りに使った昆布は、捨てないでとっておいてください。

腐る前に、ある程度たまったら、昆布の佃煮などにすると美味しく食べられますよ。

少しだけ簡単なレシピを教えますね。

 

昆布の佃煮

細く切った昆布を、小さなフライパンで醤油、みりん、酢を入れてさっと炒めてください。

全体に味がついたら、鰹節を入れて出来上がりです。

お好みで、ごまや大豆などを入れるのもおすすめですよ。

 

昆布のふりかけ

昆布を小さく切って、乾燥させてください。

乾燥した昆布を、ミキサーやフードプロセッサーで粉末にして、鰹節を入れてさらに回します。

昆布と鰹節が混ざったら、炒りごま、塩、青のりなどを入れて完成です。

辛味が欲しい方は、七味唐辛子を加えるといいですよ。

しっとりしたふりかけが好きな方は、乾燥させずに水気をフライパンでしっかり切って、細かくすればOKです。

 

昆布だしの日持ちはどのくらい?【まとめ】

昆布だしを作った時は、うまく保存して簡単に料理に使えるようにするのがおすすめです。

昆布だしは、朝1杯飲むと健康にもいいので、冷蔵庫に常備してあると安心ですね。

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