昆布だしで味噌汁がまずい?その原因と対策を解説!

昆布だしをとって味噌汁を作ったのに、なんか味が薄くてまずい時ってありませんか?

せっかくだしとったのに、悔しくなりますよね。

実はこれ、昆布だしがいけないのではなく、出汁の取り方に原因があることが多いのです。

ここでは、そんな昆布だしの味噌汁がまずい!とならないための対策を解説していきたいと思います。

昆布だしで味噌汁がまずい、薄い原因

※昆布の量が少ない

昆布だしを作る時は、昆布の量が大事です。

適量は、水1リットルに対して、昆布20グラムです。

乾物の昆布からだしを取るので、20グラムも使うと、こんなに使うの?と思って減らしたくなりますよね。

でも、そこで減らしてしまうと出汁の味が薄くなってしまいます。

だしの取り方が違う

よく間違えやすいのが、「水洗い」をしてしまうことです。

昆布の表面に白い粉が付いていると、ついつい洗い流したくなりますが、これがNGなんです。

この白い粉は、旨味成分になるので、それを洗い流してしまうと、旨味成分も一緒に流してしまうことになります。

もし気になる場合は、表面をさっとキッチンペーパーなどで拭けばOKです。

また、昆布は水に30分つけておくことを忘れずに!

昆布が大きい場合は、キッチンバサミで切り込みを入れておくと、だしが出やすくなります。

30分水につけたら、火にかけて沸騰前に取り出すと、美味しい昆布だしができますよ。

味を濃くしたい場合は、その後に荒めのかつおぶしを多めに入れて、かつおぶしが鍋のそこに溜まってきたらザルとボールを使ってだしをコスといいですよ。

昆布だしの味が薄い場合の対策

昆布だしを作ってしまった後で、なんかまずい、味が薄いという時は、今から紹介することを試してみてください。

※かつおだしを合わせる

昆布だしに、かつおだしを合わせて「合わせだし」にしてみてください。

昆布だしは、もともと上品で柔らかい味わいなので、味噌汁のような濃い目の味付けのものには薄く感じてしまいます。

そこにかつおだしを合わせることで、旨味成分の相乗効果で深い味わいとコクが出ます。

もし、かつおだしがなくて昆布だししか使うことができない場合は、味噌汁ではなく、すまし汁にするといいですよ。

※具材を考える

昆布だしの旨みを引き出すには、味噌汁を作るときに大根やかぶ、人蔘、里芋などの根菜類を入れるのがおすすめです。

他にも、豆腐やわかめといったあっさりとした具材も合いますよ。

味噌は濃い赤味噌よりは、味が淡白な白味噌や麦味噌がおすすめです。

昆布だしが薄い時は味噌汁以外に活用も

昆布だしが薄くて、味噌汁には使えないなっていう時は、いっそのこと違う料理に活用しましょう。

一番多く使えるのが鍋やおでんです。

これなら、たくさん量を作ってしまった時にも大量に消費できるので、捨てずに済みますし、火にかけている間に具材から味も染みてくるので、さっぱり食べやすい鍋やおでんができますよ。

また、少量の場合は、煮物に使うといいですよ。

通常通り煮物を作って、最後にそれでも味が薄い場合は、調味料を足して味付けしてください。

昆布だしをとった後の昆布も活用しよう

昆布だしの後の昆布も、佃煮にしちゃいましょう。

だしをとった後の昆布を細切りにして、酒、みりん、砂糖、醤油と水を加えて時々混ぜながらにてください。

水気がなくなったら、最後に白胡麻を加えれば昆布の佃煮の完成です。

生姜や煮干しを加えてもいいですよ。

ご飯のお供にもお酒のアテにもなるので、捨てるずに使えると一石二鳥ですよ。

昆布だしで味噌汁がまずい【まとめ】

昆布だしを作ってみたけど、なんか薄い、まずいなと感じた方は、今回紹介したことを是非試してみてください。

せっかく作ったものを捨てるのはもったいないですし、一度失敗したからとやらないのも勿体無いです。

うまくできるコツを掴むと、料理も楽しくなりますし、要領もわかって次が楽しくなりますよね。

ちょっとした手間も、慣れてしまえば楽ちんですよ。

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