椎茸出汁の使い道は?簡単なのに濃厚で美味しい椎茸出汁の料理を解説!

みなさん、何で出汁をとっていますか?

鰹節や昆布が一般的な気がしますが、実は椎茸出汁も簡単にとれるんですよ。

椎茸出汁とは、干し椎茸を戻すときに取れる出汁なんですが、これを捨ててしまうのは勿体ありません。

また、干し椎茸は生椎茸の10倍の栄養素を持っているとも言われています。

そして干し椎茸の栄養素は、水に溶けやすいとも!

ということは、戻した時に取れる出汁を捨てるなんて勿体なさすぎますよね。

なので、是非干し椎茸のもどし汁は、出汁として活用しましょう。

ここでは、椎茸出汁の使い道を、いろんな料理で紹介していきたいと思います。

 

 

椎茸出汁の取り方

水1,000ミリリットルに対し、干し椎茸30グラムで戻します。(お湯ではなくて、必ず冷水で戻してください)

干し椎茸を水に入れた状態で、冷蔵庫で一晩(10時間以上)寝かせれば完成です。

水を測ったりするのが面倒な方は、タッパーに干し椎茸を入れて、水をヒタヒタになるまで入れれて冷蔵庫で戻す方法もありますよ。

冷蔵庫で戻すのは、冷水で戻すと、椎茸本来の甘味が強くなるからです。

干し椎茸は、戻す前に軽く水洗いすることをおすすめします。

表面に汚れがついている場合があるので、出汁にするときは、必ず洗ってくださいね。

時間に余裕のある方は、最初に水に10分浸して、その水は捨て、その後に干し椎茸を洗い、その後で椎茸出汁を作ると、アクが出にくくより美味しい出汁ができますよ。

 

 

椎茸出汁の使い道

椎茸出汁は、甘味が濃厚で、和食、洋食、中華料理などいろんな料理に活用できます。

また椎茸出汁には、旨味成分の「グアニル酸」が入っています。

このグアニル酸は、昆布のグルタミン酸と相性がとてもいいので、味噌汁を作るときに椎茸出汁と昆布出汁を合わせると、とても濃厚で美味しい味噌汁ができますよ。

ではここで、おすすめのレシピを少しご紹介しますね。

 

 

味噌汁やスープ

やっぱり一番おすすめなのが汁物です。

椎茸出汁だけだと、少しクセがあるので、昆布出汁を追加して作るのがおすすめです。

具材はなんでもOKですが、椎茸の匂いが気になる方は、ネギを入れるといいですよ。

スープを作る時も、鶏がらやコンソメと合わせて使うとお子様も食べやすくなりますよ。

アクが出てきたらとってくださいね。

 

 

煮物

戻した干し椎茸と一緒に、椎茸出汁を加えて煮物を作るだけの、材料も少なくて済む簡単料理です。

味を確認しながら、最後に調味料で味を整えてくださいね。

椎茸とこんにゃくだけでも全然OKですし、好きな具材を入れてみてくださいね。

椎茸出汁は、豚肉や鶏肉とも相性がいいので、野菜だけでなくお肉も一緒に入れると、それだけでメインの1品になりますよ。

こちらも、アクが出てきたらとってくださいね。

炊き込みご飯

いつものようにご飯を炊くところに、椎茸出汁と好きな具材を加えるだけで完成です。

きのこが好きな方は、きのこたっぷりの炊き込みご飯もいいですね。

めんつゆ

椎茸出汁:醤油:みりん=2:1:1で鍋に入れ、一煮立ちしたら完成です。

余裕がある方は、椎茸出汁に、鰹節か昆布出汁を加えるとさらに麺と相性がよくなりますよ。

椎茸出汁はどれくらいもつの?

椎茸出汁は、冷蔵庫で約1週間保存できます。

なぜ1週間かというと、だんだんとアクが強くなってきてしまうからです。

香りや風味もなくなってきてしまうので、なるべく早く使い切るようにしてくださいね。

冷凍保存もできますが、これでも約1ヶ月ほどで使い切るようにしてください。

製氷器など、小分けできるもので冷凍しておくと、そのまま投入するだけなので、料理での使い道の幅も広がりますよ。

 

 

椎茸出汁の使い道は?【まとめ】

椎茸出汁は、旨味成分も栄養素もたくさん詰まったとても健康的な出汁になります。

使い道もたくさんあるので、干し椎茸を戻すときは、椎茸出汁を作ることも考えて戻すといいですね。

いつもの料理に栄養素がグッと詰まった出汁を使えるなんて得した気分になりますね。

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