コンソメと和風だしを混ぜるのはNG?メリットについても紹介!

カレーを作る時に「複数種類のカレールーを使う」と相乗効果で美味しくなると聞いたことがあります。

煮込み料理の調味料は足し算なのでそのようなことが言われていますが、だしの場合はどうでしょうか。

たとえばコンソメと和風だしを混ぜたら、煮込み料理やスープは美味しくなるのでしょうか?

また、コンソメがない時に和風だしを代用することはできるのでしょうか?
答えはどちらも「Yes」です。

和風だしとコンソメを合わせることによって味わいに奥行きが生まれますが、個性をつぶし合ってしまうことはありません。

この記事では、コンソメなどの洋風だしと和風だしを混ぜることによるメリットや、和風、洋風それぞれのだしを代用することについても解説していきます。

コンソメと和風だしを混ぜるのはOK?

※相乗効果で美味しさアップ

コンソメの旨みは、原材料となる肉や野菜が由来となります。コンソメスープを口にすると、チキンの旨みにセロリなど香味野菜の風味も感じられますよね。

一方の和風だしは、主にかつお節や昆布、煮干しやしいたけが原材料で、素材ごとにうまみ成分が異なります。

かつお節のイノシン酸と昆布のグルタミン酸、しいたけのグアニル酸がうまみ成分に当たりますが、相乗効果で美味しくなるのはよく知られていますよね。

和風の「合わせだし」はよく使われますし、合わせだしとして市販されています。

だしの種類が複数あると、相乗効果で味わいに奥行きが生まれます。
コンソメと和風だしを混ぜても、美味しさが足し算されて美味しさもアップします。

※おすすめレシピ

コンソメと和風だしの合わせ技をすることで、意外な美味しさに出会えます。

・ポトフ:玉ねぎや人参、じゃがいもやお肉の旨みも相まって、コクのあるスープとなります。

・具沢山スープ:コンソメと和風だしを混ぜることで、脂肪燃焼系スープも飽きずに続けられそうです。

・洋風おでん:じゃがいもやウインナー、ロールキャベツなど洋風具材のおでんにも、和風だしを隠し味で加えることで味に奥行きが出ます。

コンソメと和風だしを混ぜる時は、どちらをメインにしたいか隠し味にしたいかで割合を変えます
決まらない時は、まずは1:1から始めて好みの割合に調整していくのがおすすめです。

コンソメと和風だしはそれぞれ代用できる?

※洋風料理に和風だし

洋風料理に和風だしを使うことは私もよくやります。

ロールキャベツを和風だしベースで作ると、あっさりした味わいの中にお肉の旨みが引き立つのでおすすめです。

パスタにも和風のだしがよく使われます。

シーフードパスタに昆布の顆粒だしを使ったり、トマトパスタに隠し味で和風だしを入れたりしても美味しく仕上がります。

カレーうどんを食べる時のカレーにもめんつゆが使われていることが多いので、私たちは知らず知らずに和洋折衷を受け入れていますよね。

※和食にコンソメ

和食にもコンソメを代用することが出来ます。

肉じゃがにコンソメを加えて洋風肉じゃがにするのも、目先が変わって美味しいですよ。

炊き込みご飯に和風だしの代わりに入れると、洋風炊き込みご飯にもなります。

コンソメと和風だしを混ぜるのはアリなの?【まとめ】

コンソメと和風だしを混ぜるのはどうだろう?と考えてみましたが、カレーを作る時に複数種類のるーやスパイスを混ぜることによって味が足し算されて、相乗効果で美味しくなりますよね。

コンソメと和風だしも同じように、違う旨みが組み合わさることで味に奥行きが生まれ、美味しくなります。

ポトフや具沢山の野菜スープ、洋風おでんなどは和洋折衷の深みのある味わいを楽しめます。

コンソメと和風だしを混ぜる割合は、どちらをメインか、隠し味にするかで調整しますが、迷う時は1:1から始めて好みの味に近付けていきます。

また、洋風料理に和風だしを使うのも、和食にコンソメを使うのも有りです。

ここで紹介した以外にも、いろいろな組み合わせで楽しんでみてくださいね。

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