「コンソメと和風だしって、一緒に混ぜても大丈夫?」
「ほんだしをコンソメに入れたら変な味にならない?」
そんな疑問を持ったことはありませんか。
結論からいうと、コンソメと和風だしは一緒に使って問題ありません。ほんだしのような顆粒タイプの和風だしも混ぜて使えます。
ただし注意したいのが、使用量です。
コンソメも市販の和風だしも、商品によっては塩分や調味料が含まれているため、両方をそれぞれ通常量ずつ入れると、味が濃くなったり塩辛くなったりすることがあります。
そのため、「コンソメ7:和風だし3」など、使うだし全体の中で割合を分けて調整するのがポイントです。
この記事では、
- コンソメと和風だしは混ぜてもいいのか
- コンソメとほんだしは一緒に使えるのか
- 何対何で混ぜればいいのか
- どの和風だしが合うのか
- 塩辛くなったときの直し方
- 代用できるのか
まで分かりやすく解説します。
コンソメと和風だしを混ぜても大丈夫?

コンソメと和風だしは、混ぜて使っても問題ありません。
コンソメは肉や香味野菜などのコクを活かした洋風スープの素で、和風だしには、かつお・昆布・煮干し・しいたけなどを使ったものがあります。
一見すると、
「洋風と和風だから合わなそう」
と思うかもしれませんが、実際には異なる方向のうま味が重なることで、味に厚みを出しやすくなります。
たとえば昆布に多いグルタミン酸、かつお節に多いイノシン酸、しいたけに多いグアニル酸など、うま味にはいくつか種類があります。異なるうま味を組み合わせる考え方自体は、和食の合わせだしでも使われています。
そのため、コンソメの肉・野菜系のコクに和風だしを少し加えると、味に奥行きを出しやすいのです。
ただし、「混ぜれば混ぜるほどおいしくなる」というわけではありません。
料理の方向性を決めて、どちらかを主役にしながら使う方が失敗しにくいでしょう。
コンソメとほんだしを混ぜても大丈夫?

「和風だし」ではなく、具体的に「ほんだしとコンソメを混ぜてもいい?」と気になる人も多いでしょう。
結論としては、コンソメとほんだしも一緒に使えます。
ほんだしも和風だしの素なので一緒に使える
「ほんだし®」は、味の素が販売しているかつお節を使った顆粒タイプの和風だしの素です。公式でも、みそ汁・煮物・鍋物など幅広い和風料理に使用できる商品として案内されています。
つまり、
「和風だし=ほんだし」
ではありませんが、
「ほんだしは市販の和風だしの素のひとつ」
と考えると分かりやすいでしょう。
コンソメと合わせると、コンソメの肉や野菜のコクに、かつおの風味が加わります。
野菜スープや煮込み料理、トマト系のスープなどでも使いやすい組み合わせです。
コンソメとほんだしは塩分の重なりに注意
注意したいのは、両方とも「だしだけ」ではなく、味付けされた商品だという点です。
現在の「ほんだし®」は、みそ汁1杯分に使う1gあたり食塩相当量0.40gです。味の素KKコンソメ顆粒タイプも、スープ2人分300mlに使う5.3gで食塩相当量2.4gとなっています。
そのため、
コンソメをいつもの量+ほんだしもいつもの量
という使い方をすると、料理によってはかなり濃い味になる可能性があります。
混ぜる場合は、「だしを追加する」のではなく、普段使う調味料の総量をコンソメとほんだしで分けるイメージがおすすめです。
コンソメと和風だしを混ぜる割合は?

「何対何で混ぜればいい?」というのが、一番迷いやすいところです。
絶対的な黄金比はありませんが、初めて試すなら次の考え方が分かりやすいでしょう。
| 仕上げたい味 | 配分の目安 |
|---|---|
| 洋風をしっかり残したい | コンソメ7:和風だし3 |
| 和洋どちらも感じたい | コンソメ5:和風だし5 |
| 和風をしっかり残したい | 和風だし7:コンソメ3 |
ここで重要なのは、この比率が「通常量+通常量」を意味するわけではないということです。
たとえば普段コンソメを100%の量使っている料理で「7:3」にするなら、
コンソメを標準使用量の7割程度+和風だしを標準使用量の3割程度
という考え方です。
商品によって濃さや塩分が違うため、グラム数を完全に同じ比率にする必要はありません。
コンソメを主役にするなら7:3程度から
ポトフ、野菜スープ、洋風煮込みなどはコンソメを主役にする方が味をまとめやすいです。
その場合は、
コンソメ7:和風だし3程度
のイメージから試してみましょう。
和風だしを「隠し味」として使うことで、洋風らしさを残したままコクを補いやすくなります。
和洋どちらにも寄せたいなら5:5から
和洋折衷のスープや、具材が多い煮込み料理なら5:5程度から試してもよいでしょう。
ただし、両方の香りが強い商品を使う場合は、5:5だと味の方向性がぼやけることもあります。
その場合は、どちらかを少し減らして調整してください。
和風料理なら和風だしを主役にする
うどん、そば、煮物などにコンソメを使う場合は、和風だしを主役にした方が違和感が出にくいです。
たとえば、
和風だし7:コンソメ3
くらいから使うと、和風の雰囲気を残したままコクを加えられます。
なぜコンソメと和風だしは合うの?

コンソメと和風だしが合わせやすい理由は、うま味だけではありません。
料理全体の「コク」と「香り」の方向を補い合えるからです。
違う種類のうま味を重ねられる
コンソメには肉や野菜のコクがあります。
一方、
- 昆布
- かつお
- しいたけ
- 煮干し
などには、それぞれ違ったうま味や香りがあります。
特に昆布に多いグルタミン酸、かつお節に多いイノシン酸、しいたけに多いグアニル酸などは、うま味成分として知られています。
そのため、コンソメだけでは少し単調に感じるスープに和風だしを少量加えると、味に奥行きが出る場合があります。
和洋折衷の料理は珍しくない
和風と洋風の味を組み合わせる料理は、珍しいものではありません。
たとえば、
- 和風パスタ
- カレーうどん
- 洋風おでん
- 和風ハンバーグ
- コンソメ風味の炊き込みご飯
など、家庭料理では和洋の要素を組み合わせることがよくあります。
そのため、コンソメと和風だしを混ぜることも、特別に変わった使い方ではありません。
コンソメと合わせやすい和風だしはどれ?

和風だしにも種類があるため、料理に合わせて選ぶと使いやすくなります。
昆布だし|クセが少なく試しやすい
初めてコンソメと和風だしを混ぜるなら、昆布だしは試しやすい選択肢です。
昆布だしは肉や野菜の風味を大きく邪魔しにくいため、
- ポトフ
- 野菜スープ
- ロールキャベツ
- 洋風煮込み
などに合わせやすいでしょう。
コンソメの洋風らしさを残しながら、うま味を補いたいときに使いやすいです。
かつおだし・ほんだし|幅広い料理に使いやすい
かつお系のだしもコンソメと合わせられます。
特にほんだしのような顆粒タイプは手軽なので、
- 野菜スープ
- トマトスープ
- 煮込み料理
- 洋風おでん
などにも使いやすいでしょう。
ただし、かつおの香りを強く出しすぎると和風感が前面に出るため、洋風料理では少量から試すのがおすすめです。
椎茸だし|野菜・きのこ料理と合わせやすい
椎茸だしは、きのこや野菜を使った料理と相性を取りやすいです。
たとえば、
- きのこスープ
- 野菜スープ
- ミネストローネ風の煮込み
などに加えると、具材の風味となじみやすくなります。
コンソメだけでは少し物足りないときに、うま味を足す目的で使うとよいでしょう。
煮干しだし|魚介感を活かしたい料理に
煮干しだしもコンソメと組み合わせることはできます。
ただし魚介の香りが比較的はっきり出やすいため、
「どんな料理にも少量入れる」より、魚介の風味を活かしたい料理に使う
方が向いています。
野菜の煮込みや具だくさんスープなど、味に厚みがある料理で試してみるとよいでしょう。
コンソメ+和風だしが合う料理

コンソメと和風だしは、具材の多いスープや煮込み料理で特に使いやすい組み合わせです。
| 料理 | おすすめの使い方 |
|---|---|
| ポトフ | コンソメ主体+和風だし少量 |
| 野菜スープ | コンソメ+ほんだし・昆布だし |
| 洋風おでん | コンソメ主体+和風だし |
| トマトスープ | コンソメ+かつお系だしを少量 |
| うどん・そば | 和風だし主体+コンソメ少量 |
| 煮物 | 和風だし主体+コンソメを隠し味 |
ポトフ
ポトフはコンソメを主役にして、和風だしを少量加える方法が使いやすいです。
じゃがいも、玉ねぎ、にんじん、キャベツなどの野菜が多いため、和風だしを加えても味がなじみやすくなります。
野菜スープ
野菜スープも相性のよい料理です。
コンソメだけだと少し単調に感じる場合に、ほんだしや昆布だしを少量加えると、コクを補いやすくなります。
洋風おでん
大根、卵、ウインナー、ロールキャベツなどを入れる洋風おでんなら、コンソメと和風だしの両方を活かしやすいです。
大根など和風だしと相性のよい具材がありつつ、ウインナーやロールキャベツはコンソメにも合うため、和洋折衷に向いています。
うどんやそば
意外ですが、和風だしを主役にしてコンソメを少量加える使い方もできます。
コンソメを入れすぎると洋風スープになってしまうため、あくまで隠し味程度から試してください。
顆粒コンソメと顆粒だしを混ぜるときの注意点

コンソメと和風だしは混ぜられますが、市販の顆粒タイプを使う場合はいくつか注意があります。
特に重要なのは、両方をそれぞれ通常量ずつ入れないことです。
通常量を両方入れない
最も注意したいのがこれです。
コンソメの通常量+和風だしの通常量をそのまま入れる必要はありません。
たとえば「ほんだし®」の公式目安は、だし汁300mlに2gです。一方、味の素KKコンソメ顆粒タイプは300mlにスティック1本5.3gが目安となっています。
これらはそれぞれ単独で使う際の目安です。
一緒に使う場合は、全体の濃さを見ながら減らして使いましょう。
商品ごとの使用量を確認する
コンソメも和風だしも、メーカーや商品によって濃さ・塩分・原材料が違います。
そのため、「コンソメ○g+和風だし○gなら必ず正解」という決まりはありません。
まずパッケージの標準使用量を確認し、その範囲内で配分してください。
煮込み料理は最初から濃くしすぎない
スープや煮込み料理は、加熱して水分が減ると味が濃くなります。
最初から完成時の濃さに合わせてしまうと、煮込んだあとに塩辛くなることがあります。
最初は少し薄いかな?と感じる程度から始め、最後に調整する方が失敗しにくいでしょう。
香りの強いだしは少量から
かつおや煮干しなど香りがはっきりしただしは、少量でも料理の印象が変わります。
特に洋風の料理では、最初から多く入れず、少しずつ加えてください。
コンソメと和風だしを混ぜて失敗したときの直し方

すでに混ぜてしまい、
「塩辛い」
「和風だしの香りが強い」
「なんだか味がまとまらない」
となっても、調整できる場合があります。
失敗したときは、さらにコンソメと和風だしを両方追加するのではなく、原因に合わせて調整するのがポイントです。
塩辛くなった場合
塩辛くなった場合は、コンソメや和風だしを追加して調整しようとしないことが大切です。
まずは、
- 水を足す
- 無塩のだしを足す
- 野菜や豆腐などの具材を増やす
などで全体を薄めます。
塩やしょうゆなどの追加調味料も、一度ストップしてください。
和風だしの香りが強すぎる場合
かつおや煮干しの香りが強くなりすぎた場合も、いきなりコンソメを大量に加えるのはおすすめしません。
さらに味が濃くなる可能性があります。
まず水分や具材を増やして香りをやわらげ、それから必要であればコンソメを少量加えます。
味がぼやけた場合
コンソメと和風だしを半々にした結果、
「何味なのか分からない」
という状態になることもあります。
この場合は、どちらを主役にしたいのか決めましょう。
洋風にしたいならコンソメを少量、和風にしたいなら和風だしを少量追加します。
両方を同時に追加し続けると、味が濃くなるだけで方向性が決まりにくくなります。
コンソメと和風だしは代用できる?

混ぜるだけでなく、お互いを代わりに使うこともできます。
ただし、完成する味は同じにはなりません。
コンソメの代わりに和風だしを使う場合
洋風スープのコンソメがない場合、和風だしで作ることもできます。
たとえばロールキャベツを和風だしで煮れば、一般的なコンソメ味よりさっぱりした和風ロールキャベツになります。
つまり、
料理としては成立するが、味の方向性は和風になる
と考えてください。
和風だしの代わりにコンソメを使う場合
逆に、煮物やスープにコンソメを使うこともできます。
ただし、肉や香味野菜の風味が加わるため、本来の和風だしとは違った味になります。
肉じゃがや炊き込みご飯などでは、洋風アレンジとして楽しみやすいでしょう。
完全な代用品というより、「別の味にアレンジするための代用」と考える方が自然です。
コンソメと和風だしについてよくある質問

コンソメとほんだしは一緒に使える?
使えます。
ほんだしはかつお節を使った和風だしの素なので、コンソメと合わせても問題ありません。
ただし両方とも味付けされた調味料なので、通常量ずつ使わず、全体の量を調整してください。
コンソメとほんだしの割合は何対何?
絶対的な黄金比はありません。
洋風スープなら、
コンソメ7:ほんだし3程度
から試すと、コンソメの風味を残しやすいです。
ただし、これは商品のグラム数をそのまま7:3にするという意味ではありません。
各商品の標準使用量を基準にして、合計が増えすぎないように配分してください。
コンソメとほんだしを両方入れると塩辛くなる?
量によっては塩辛くなる可能性があります。
現在のほんだしには1gあたり食塩相当量0.40gが含まれ、コンソメ顆粒にも食塩が含まれています。
そのため、両方を通常量入れるのではなく、少量ずつ調整する方がよいでしょう。
コンソメと和風だしは1:1でもいい?
1:1でも問題ありません。
ただし、
コンソメを通常量100%+和風だしも通常量100%
にするのではなく、
使うだし全体を半分ずつに分ける
という考え方がおすすめです。
ほんだしの代わりにコンソメを使える?
料理によっては使えます。
ただし、かつお系の和風味から肉・野菜系の洋風味へ変わるため、同じ仕上がりにはなりません。
コンソメの代わりにほんだしを使える?
こちらも料理によって可能です。
スープや煮込み料理で使えば、コンソメより和風であっさりした味になりやすいでしょう。
まとめ|コンソメと和風だしは混ぜてOK

コンソメと和風だしは、一緒に使って問題ありません。
ほんだしのような顆粒タイプの和風だしも、コンソメと組み合わせることができます。
重要なのは、
「コンソメの通常量+和風だしの通常量」をそのまま足さないこと
です。
迷った場合は、
洋風主体ならコンソメ7:和風だし3
和洋折衷なら5:5
和風主体なら和風だし7:コンソメ3
くらいのイメージから試し、少しずつ味を調整すると失敗しにくいでしょう。
ポトフ、野菜スープ、洋風おでん、煮物など、使える料理は意外とたくさんあります。
コンソメと和風だしを別物として考えすぎず、「料理に必要なうま味を組み合わせる」という感覚で使ってみてください。
