いくら丼の付け合わせにおすすめの副菜は?栄養バランスから考えてみた!
いくら丼って、どんな時に食べますか?
北海道に旅行に行ったら食べたいものの筆頭に挙げられますよね。
または、秋に生筋子が出回った時に手作りのいくら醤油漬けを作るという方も多いのではないでしょうか。
自分でいくら醤油漬けを作ったらたっぷり食べられて、いくら丼にも好きなだけのせられますよね。
ただし、いくら丼だけでは栄養バランスがあまり良くないのも確かです。
付け合わせにするには、野菜や海藻、大豆製品があるとバランスが取りやすいです。
この記事では、いくら丼に付け合わせる副菜ではどれがおすすめかを紹介していきたいと思います。
いくら丼の栄養バランスは?
※実はタンパク質が豊富
いくらは「コレステロールが高そう」「食べ過ぎると良くない」というイメージを抱かれがちですが、タンパク質の量は100gあたり約32gも含まれている、高タンパク食品です。
他にも、目や皮膚の健康に欠かせないビタミンAや、カルシウムの吸収に大きく関わるビタミンDを豊富に含んでいます。
また、ビタミンEや鉄分、青魚に多く含まれるDHA、EPAも含まれていますので、栄養豊富な食品といえます。
但し、脂質が多く含まれているため食べ過ぎると身体に脂肪が蓄えられやすくなるほか、コレステロール上昇の原因にもなります。
それと、いくら丼単品だとビタミンB群やビタミンC、食物繊維が不足してしまうので、付け合わせや副菜で補うことが望ましいです。
※足りない栄養を補う付け合わせ食材
いくら丼に足りない栄養を補う付け合わせや副菜はどのようなものが良いでしょうか。
特に補いたいビタミンB群、ビタミンC、食物繊維が豊富に含まれる食材を挙げていきますね。
・海藻、きのこ類(わかめ、昆布、海苔、しめじ、まいたけ、エリンギ、しいたけ等)
・大豆製品(豆腐、油揚げ、厚揚げ、納豆等)
付け合わせに使いたい食材をざっと挙げてみましたが、野菜にはビタミンCや食物繊維が、海藻やきのこにはミネラルや食物繊維、海苔にはビタミンB群も含まれています。
大豆製品にはタンパク質の他にビタミンB1やマグネシウム、レシチンなど豊富な栄養が含まれています。
それらをうまく組み合わせて、栄養バランスが良く美味しい、いくら丼に合う付け合わせを考えていきましょう。
いくら丼におすすめの付け合わせ
いくら丼に合いそうな付け合わせを紹介していきます。
「合う」というのは栄養バランス的な相性の他に、味のバランスも大切です。
どんなに栄養バランスが優れていても、いくら丼の美味しさを邪魔してしまっては困りますよね。
まずおすすめなのが「野菜の煮びたし」です。
野菜の煮びたしは、和風だしであっさりとした味わいなのでメインの邪魔をすることもなく、それでいて野菜の栄養をまるごと摂れます。
煮びたしに合う野菜は、小松菜、なす、ゴーヤ、ししとう、ピーマン、きのこ類などで、油揚げや厚揚げを一緒に煮ることで大豆の栄養も摂れます。
次に「海藻サラダ」ですが、海藻に含まれるミネラルや食物繊維がたっぷり摂れます。
ドレッシングはさっぱりした和風や青じそドレッシングがおすすめです。
「お新香」を付け合わせるなら、きゅうりやカブ、白菜やキャベツの浅漬けがおすすめです。
どれもお家に普通にある食材なので、いくら丼に1~2品プラスすることでバランスの良い食卓になります。
いくら丼の付け合わせ【まとめ】
秋になると、手作りのいくら丼を楽しまれる方も多いと思います。
好きなだけご飯にいくらをのせて食べられるのが手作りの醍醐味ですが、栄養バランス的にはどうでしょうか。
いくらは、脂質が高いため食べ過ぎには気を付ける必要がありますが、タンパク質やビタミンA、Dなどが豊富に含まれているので、副菜で上手に補いながら食べたいものです。
いくら丼に足りていないビタミンB群やビタミンC、食物繊維は、野菜や海藻、きのこ類、大豆製品などで補えます。
野菜の煮びたしや海藻サラダ、お新香があればバランスの取れたメニューになるので、ぜひ付け合わせを添えてみてくださいね。