海鮮丼は丼メニューの中でもヘルシーで、ダイエットに向いているイメージがあります。
カツ丼や天丼、牛丼に比べると脂質が圧倒的に少なく、太る?という心配もなさそうに思えますよね。
しかし海鮮丼は油断していると太る要素が隠れています。
例えばご飯が酢飯だと、意外にも多くの糖質がプラスされているのです。
お醤油をたっぷりかけてしまうとご飯が進むので、かなりの糖質を摂っていることになります。
とはいえ具材は生のお魚がメインなので、食べ方次第では十分ダイエットメニューです。
この記事では、海鮮丼のカロリーや糖質、脂質についても紐解いていきながら、ダイエットに役立つ食べ方も紹介していきます。
Contents
海鮮丼の栄養成分は?
※カロリーと糖質で太る?
海鮮丼のカロリーは、具材の種類やご飯の量によっても変わるため一概には言えませんが、テイクアウトの海鮮丼や飲食店メニューを見る限りでは、おおよそ700kcal前後のものが多いです。
カロリーの半分以上はご飯によるもので、酢飯を使っている場合はさらに高くなります。
糖質の量は約90gあるため、糖質制限中には避けたいメニューではあります。
※タンパク質と脂質
海鮮丼はタンパク質の摂れる料理です。
マグロやサーモン、タイ、エビ、イカといった魚介類に、厚焼き玉子などが主な具材です。
具材に何を使うかにもよりますが、タンパク質は1食で40~50gは摂れます。
脂質はそれほど高くなく、12~15gといったところです。
カツ丼の脂質は30gをゆうに超えることを考えれば脂質は低いといえます。
それでもブリやトロサーモン、マグロの中トロなど脂が多い具材はそれだけ脂質やカロリーが上がるため、太ることを気にしている方は要注意です。
海鮮丼は太る?
※ご飯のカロリーや糖質が問題
海鮮丼は一見ヘルシーなように思えますが、太る要素は大いにあります。
最大の原因はご飯で、外食メニューやテイクアウトではご飯の量が多すぎる場合があります。
さらに、酢飯を使っている場合はすし酢に砂糖が含まれているので、その分糖質も上がります。
ご飯を残せばいいや、と思っても、海鮮丼に醤油をかけてしまうとその塩分のおかげでご飯を完食してしまった、ということもあるのではないでしょうか(筆者はよくやります)。
「ご飯少な目」とオーダーできる場合は、始めから少なくすることをおすすめします。
※ダイエット向きの具材や食べ方を紹介
海鮮丼は確かに、カツ丼や牛丼、天丼などと比べたら脂質は格段に低いですが、具材によって脂質やカロリーは大きく変わるので要注意です。
ダイエット向きなら、具材はマグロの赤身、タイなどの白身魚、イカ、タコ、ホタテなどがおすすめです。
逆に、トロやサーモン、ブリ、ウニ、イクラなどは極力避けたほうが良いでしょう。
手作りする場合は酢飯よりも白米、できれば玄米を一緒に炊いた方が糖の吸収がゆっくりになります。
ご飯は少なめに、脂質の少ない具材を選んで、厚焼き玉子は温泉卵に変えると尚良いです。
お醤油のかけすぎには注意して、副菜にサラダなどを添えるとよりヘルシーです。
太る?と心配して避けるよりも、食べ方次第でいくらでもダイエットメニューになります。
海鮮丼は太るの?【まとめ】
海鮮丼は肉を使っておらず、油で揚げる具材もないためヘルシーに思いがちです。
ダイエット中は海鮮丼を選ぶ人も多いと思いますが、「太る?」と問われたら「太る要素がある」といえるでしょう。
外食やテイクアウトはご飯の量が多いため、糖質の摂り過ぎにつながります。
ご飯は少なめにオーダーすることと、自宅で作る時もご飯は控えめにすることが最も大切です。
具材選びはタンパク質が多く、脂質の少ないものを選びます。
醤油をかけすぎるとご飯を多く食べてしまいがちなので少なめにして、副菜を添えるとバランスが良くなります。
工夫次第で海鮮丼はダイエット向きになるので、太る?と気になったら工夫して美味しくヘルシーに食べましょう。