お刺身が残ってしまうこともありますが、そのまま翌日に食べるのは抵抗がありますし、衛生的にも不安です。
お刺身が残ったら漬けにするという方が多いかと思いますが、漬けにしたお刺身を焼く、煮るなどいろいろなリメイク方法があります。
漬けにして翌日に漬け丼等で楽しむことも良いですが、残ったお刺身は色々な使い道があります。
漬けにしたものを焼いても美味しいですし、煮る、揚げるなどお刺身とは全く違ったリメイクも可能です。
この記事では、お刺身が残ったらどんなリメイクをしたら良いかのヒントを紹介していきます。
お刺身が残ったら漬けにして食べる
※漬けのアレンジ方法
お刺身が残ったら、真っ先に思い浮かぶのが漬けです。
まぐろやかつおなど赤身の魚なら、醤油とみりんに一晩漬けておくと身が締まって旨みがアップしますし、鯛など白身魚は漬けにして、お茶漬けにしても美味しいですよね。
漬けにする時には醤油とみりん、または刺身醤油を使うのが一般的ですが、その漬けダレにひと手間加えると美味しさがプラスされます。
チューブの生姜やわさび、おろしにんにく、白ごまなどを加えるだけでも味わいが違います。
漬け丼にする場合は、ご飯を酢飯にアレンジしたり、卵黄や刻み海苔、青ネギなどを添えたりするとより本格的な丼になります。
※漬けを加熱する
上記のように漬けにしたお刺身を加熱して食べても美味しいですし、鮮度が気になる場合はより安心です。
醤油の塩分で劣化は抑えられますが、少なくとも翌日には食べ切るのがおすすめです。
生でも十分問題ない鮮度なら、表面をさっと焼いて中はレア、という加減で食べても美味しいですよ。
フライパンなどでしっかり加熱すると、下味のしっかりついた焼き魚のようになり、お弁当にも向いています。
お刺身のリメイク方法
※煮るのはあり?
お刺身が残ったら漬けにするのが手軽ですが、煮ても美味しく食べられます。
漬けにしておいたお刺身をさっと甘辛く煮ると、ご飯のお供になりますし、そぼろ状にするとおにぎりの具材としてぴったりです。
斜め切りにした長ねぎと一緒にさっと煮て、卵でとじれば丼にもなるので、煮るアレンジもおすすめです。
※揚げ物にする
お刺身が残ったら、揚げものにするのもおすすめです。
まぐろやびんちょうまぐろが残ったら、フライの衣をつけて「まぐろカツ」にします。
鮮度が良ければ中をミディアムレアにすると、柔らかくて美味しいですよ。
ポン酢や塩で食べても美味しいですし、漬けにしたものを揚げた時にはマヨネーズをつけると絶品です。
漬けにしたものに片栗粉で衣をつけて、から揚げにしてもお弁当に最適です。
※お魚ミンチにしてアレンジ
お刺身が残ったら、すぐにミンチにするのも有りです。
まぐろやかつお、アジやいわしなどの青魚が向いています。
お魚のミンチは、おろし生姜をたっぷり加えて臭みを消してから、ハンバーグにするのがおすすめです。
焼いてお弁当のおかずに、トマトソースで煮込んで夕飯の1品にもできます。
ハンバーグにするほどのお刺身がない場合は、お豆腐やはんぺん、鶏ひき肉を加えても良いですよ。
お刺身が残ったらどうする?【まとめ】
お刺身が残ったら、とりあえず漬けにしよう、となりますよね。
漬けのタレは基本の醤油+みりんの他に、チューブの生姜やわさび、にんにくを加えるとぐっと風味が増します。
丼にアレンジするのは定番ですが、実は漬け以外にもいろいろなアレンジ方法があります。
漬けにしたお刺身をさっと焼いて、中がレアの状態で食べるのも美味しいですし、甘辛く煮てご飯のお供にも最適です。
油で揚げてまぐろカツや、ミンチにしてお魚ハンバーグなど、お刺身の残りは想像以上に幅広くアレンジが利きます。
しっかり火を通せばお弁当にも使えるので、お刺身が残ったらアレンジのチャンス、くらいに思っても良さそうです。