みりんはいろいろな料理に使える万能調味料ですよね。
ちゃんと計量スプーンで測る方はあまりミスしないかもですが、私のようなズボラの方は、なんとなく一回し!などで入れる方もいると思います。
そして、思った以上に入れすぎてしまった。てことありますよね。
今回は、みりんを入れすぎた時の対処法をご紹介したいと思います。
肉じゃがにみりんを入れすぎた時
煮物の代表、肉じゃがにはみりんを入れると思いますが、甘くしたくてつい入れすぎてしまうことありませんか?
そして肉じゃがが甘くなりすぎてしまった。
そんな時は、煮汁を出し汁でまず薄めて、それでもまだ甘いようだったら醤油を少量ずつ追加してください。
汁が多くて、だし汁がお鍋に増やせないという時は、もったいないですが、作っているつゆを半分捨ててしまって、だし汁と醤油を足して、味を調節してください。
それでもどうしても味が気になって食べられない時は、いっそのことリメイクしてみましょう。
コロッケの具材に使ってもいいですし、カレーに代用もできますよ。
煮物にみりんを入れすぎた時
煮物にみりんを入れすぎると、甘すぎるだけでなく、少し苦味も出てしまうことがあります。
こんな時は、お酒を足してみてください。
お酒を使うと、コクや旨みも出ますし、アルコール分を含んでいるので、味が染み込みやすく、料理を美味しくしてくれます。
それでも味が整わない時は、醤油を少量ずつ加えて味を整えてください。
この時、甘みを消したいからと塩は絶対に入れないようにしてください。
塩を入れると、味がどんどんおかしくなってしまい、取り返しのつかないことになってしまいます。
そして、意外な調味料ですが、タバスコを数的垂らすと、甘くなってしまった煮物が食べやすくなるという情報もあります。
信じ難いですが、酸味と辛味でうまく味を引き締めてくれるかもしれませんね。
ものは試しに、失敗した時にやってみるのも手ですね。
また、苦味が出ている場合は、大量にみりんを入れてしまったか、本みりんではなく、みりん風調味料を使っている可能性があると思います。
本みりんとみりん風調味料では、味付けが変わってくるので、煮物には本みりんを使うのがおすすめです。
甘味が濃いからと水を加えると、水っぽくなって美味しくなくなってしまうので、水は加えないようにしてくださいね。
本みりんとみりん風調味料の違いは?
まず、大雑把に言うと、アルコール度数が違います。
本みりんはアルコールを含みますが、みりん風調味料はアルコールを含みません。
また、本みりんは醸造して作るので、旨味が入ります。
逆にみりん風調味料は、食塩や酸味料が入っています。
この酸味などから、苦味のような味が含まれてしまうのです。
みりんの入れすぎないようにする対策は?
みりんを正しく使うためには、みりんの入れすぎを防ぐことが大事です。
みりんを大量に入れると、甘味が強くなりすぎたり、時には苦味が出ることもあります。
みりんは料理によって分量が違ってくるのですが、大体入れる量としては、醤油の量と同量です。
4人前の煮物の場合でも、大体大さじ3杯程度しか使わないので、みりんはそんなに使わない、と思っていた方が、入れすぎないと思います。
また、好みで多少味が変わるので、レシピ通りでも、甘い?と思う方もいると思います。
みりんの甘味が少ない方が好きな方は、レシピよりも少なめにみりんを入れるようにするといいですよ。
特に煮物は、一度煮込んで染み込んだ味はなかなか変えることが難しいので、レシピより小さじ0.5〜1杯分少なめに入れてみるといいと思います。
みりんを入れすぎた際の対処法【まとめ】
今回は、煮物などの料理にみりんを入れすぎた時、どう対処して食べられるようにするのかを紹介してきました。
せっかく作ったのに、失敗して捨てるのはもったいないので、ここで紹介した対処法をぜひ試してみてくださいね。
また、何事も少しずつ、始めていくのが良さそうです。
みりんも、ドバッと入れないように、日頃から気をつけたいですね。