日本の代表的な調味料の1つ、みりんですが、ボトルも大きく、よく使っているはずなのに、気づいたら賞味期限が切れていた!なんてことありますよね。
賞味期限が切れたみりんはすぐ腐るの?腐ったみりんはどうなるの?とわからないことありますよね。
ここでは、みりんが腐る原因と、腐ったみりんの見分け方、正しい保存方法など解説していきたいと思います。
みりんが腐る原因は?
みりんが腐ってしまう原因として、空気に触れてしまっていることがあげられます。
どうなると空気に触れてしまうかというと、まずは蓋をしっかり閉めていないことです。
閉めたつもりでも、少し浮いていたりする場合、すぐに空気が容器に中に入ってしまいます。
閉める時は、しっかりと閉めることが大切です。
また、空気に触れやすい容器の形状になっているとそれでも劣化してしまいます。
購入時の容器でなく、ご家庭で違う容器に移し替えるときにありがちです。
みりんを腐らせないためには、しっかり密閉して空気に触れさせないようにすることが大事です。
みりんは腐るとどうなるの?
みりんは、賞味期限が切れてしまってもある程度の期間は使うことができる調味料なのですが、腐ったらどうなるのかを知っておくと、使うときに安心ですよね。
みりんは腐ると、白く濁ってきたり、ネバネバとしてくることがあります。
この状態ですと、雑菌やカビが発生しているので、使わないようにしてください。
また、酸っぱい臭いがする場合も、酸化して品質が変わってしまっているため、使用しない方がいいですよ。
酸っぱい臭い、腐敗臭があるときは、廃棄するようにしてください。
開封後は、このような変化に気をつけながら、目と臭いで確かめてみりんを使えるといいですね。
みりんの保存方法は?
本みりんはアルコール濃度が高いので、未開封でも開封後でも、冷暗所で保存することがおすすめです。
冷蔵庫で保存すると、みりんの糖分が結晶化して、白いかたまりができてしまいます。
これは、健康にも品質にも問題がないのですが、初めて見るとびっくりしてしまいますよね。
逆に高温の場所に置いておくと、みりんのアミノ酸が変化して茶色くなります。
これは、糖分とアミノ酸が化学反応を起こした結果(メイラード反応と言います)になるので、問題はないのですが、保存場所を涼しい場所に変える必要がありますので、もし茶色身がかっていたら、保存場所を見直してくださいね。
逆にみりん風調味料は、アルコール濃度が低いので、開封後は冷蔵保存をおすすめします。
開封後は腐りやすくなる?
本みりんの賞味期限は、未開封の状態でやく1年半と設定されています。
開封後は、1ヶ月半ごろまでに使い切るといいとされています。
ただし、味や臭いに変化がないか確かめてから使用するようにしてください。
また、簡単に言うと、賞味期限は品質を保つことができる安全な期間で、消費期限が安全に食べられる期間となります。
なので、多少賞味期限が切れたみりんは腐った感じがなければ使っても大丈夫です。
ただし、賞味期限が半年も切れてしまったみりんは、中身がどうこうの問題なしに、使用しないい方が良さそうです。
賞味期限が切れたみりんの捨て方
賞味期限が切れて使わなくなったみりんは、そのまま排水溝に流してはいけません。
燃えるゴミとして捨ててください。
牛乳パックに新聞紙やキッチンペーパーを入れてみりんを染み込ませたり、油を捨てるときのように、何かに染み込ませてから、捨てるようにしてくださいね。
みりんは腐るの?【まとめ】
みりんはいろんな料理に使えてとても重宝する調味料ですよね。
ご家庭に欠かせない調味料になる反面、賞味期限が長いからと、気がつくと賞味期限が切れている場合もあります。
みりんは腐りにくい調味料ではありますが、腐ることもある調味料になるので、開封後しばらくたったものや、賞味期限が過ぎたものなどは気をつけて使うようにしてくださいね。