離乳食は赤ちゃんが食べるものなので、何かと気を遣ってみなさん作っていると思います。
いつから食べさせていいのか?この味付けでいいのか?不安になりますよね。
早く大人と同じものを食べてほしいけど、そう簡単にはいきません。
でも、味噌汁を食べてくれるようになるとだいぶ楽になると思います。
今回は、赤味噌は離乳食としていつから与えていいのか、どう食べさせるといいのか、をご紹介していきたいと思います。
赤味噌は離乳食のいつから食べてOK?
味噌は、離乳食後期の生後9ヶ月ごろから食べさせてOKです。
なので赤味噌も同じ頃から食べさせるのはOKです。
ですが、大人と同じ味付けのままでは濃くなってしまうので、離乳食として使うときには、ほんの少しだけ味付けする程度にしてください。
基本的に、離乳食は食べ物に慣れること、その食べ物の味に慣れることを目的としているので、完全に味噌の味として食材の味を消してしまうことはいけません。
初めは、薄いお味噌汁や、煮物に少し入れる程度にしてください。
食べさせるときも、初めての離乳食ですので、小さじ1/6ほどから食べさせてみてください。
味噌は大豆、米、麦からできていますが、醸造の過程でアレルゲンはほとんど分解されています。
ですが、万が一ということもあるので、初めて食べさせるときは、平日の午前中など、病院の空いている時間帯であげてみてくださいね。
もし大人の味噌汁を取り分けるなら、汁を水で薄めてから与えるようにしてください。
味噌は栄養満点!
味噌は、大豆、塩、麹を原料としており、タンパク質や炭水化物、ビタミン、ミネラルなどが豊富に含まれています。
また、味噌は発酵していることから、大豆にはない酵母や乳酸菌などの栄養素も含まれています。
これらは、栄養を体内に吸収しやすくしてくれます。
大豆には食物繊維もたくさん含まれているので、便秘がちな赤ちゃんには便秘解消にも繋がります。
便秘が続きがちなときに、味噌を取り入れてみるのもいいですね。
離乳食に使う赤味噌を選ぶときのポイント
スーパーに行くと、たくさんの味噌が並んでいますよね。
離乳食で食べさせるなら、どんな味噌を選べばいいのかも、いつもより神経質になると思います。
そんなときの味噌選びは、「だしが入っていない」「無添加」のものと覚えておいてください。
市販の味噌の中には、酒精(アルコール)や調味料(アミノ酸)などの添加物が含まれているものもあります。
だし入りのものも、うまみ成分が強く感じるものが入っていたりするので、できれば赤ちゃんが食べる物です、だし入りでない、無添加のものを選ぶといいです。
かといって、そんなに神経質になる必要もなく、家にある味噌がだし入りだったからといって、与えていけないわけではありません。
だし入りだった場合は、ごく少量を与えたりすればいいのです。
神経質になりすぎる方が、大人が参ってしまいますので、だし入りあげちゃった!と焦らなくても大丈夫ですよ。
(私は、だし入りを使っていましたが、子供は2人とも元気に育っています)
赤味噌を使った簡単レシピ
離乳食作りはどう作ったらいいかも毎回考えてしまいますよね。
そんなときに簡単にできるレシピを少しご紹介します。
※豚汁風うどん
大人と同じ豚汁に、うどんを追加して煮込むだけです。
離乳食中期のお子様には、水を加えて半分ほど味を薄めて、離乳食後期のお子様はそのままでもいいと思いますが、味が濃いなと思うなら、こちらも水を加えて薄めてください。
※麻婆豆腐
離乳食後期〜完了期向けですが、絹ごし豆腐と合わせて食べやすくしてください。
先に赤ちゃん用の麻婆豆腐を作っておいて、後から大人用に辛くすると一気に作れて楽ですよ。
赤味噌は離乳食のいつからOK?【まとめ】
離乳食って何かと神経質になりがちですが、大人も楽しく食べさせて、食べていると、赤ちゃんも食べたくなるものです。
今までと違った味噌の風味で、食べムラのあった赤ちゃんももしかしたら食が進むかもしれませんね。
味噌は、いろんな料理に使えるので、少しずつ離乳食に取り入れて、親も子供も楽しく食事をしてください。