味噌の捨て方を正しく知ろう!分別しないと環境汚染につながります
みなさんは、冷蔵庫で賞味期限が切れてしまった大量の味噌をどのように捨てていますか?
もしかして、液体化しているものなどを、排水溝に捨てたりはしていませんよね?
調味料を排水溝に流すと、水質汚染につながってしまいます。
今回は、味噌の正しい捨て方を紹介するので、是非皆さん覚えておいてくださいね。
Contents
味噌の捨て方!可燃ごみで捨てられる
味噌は可燃ごみでいいの?と不安な方もいるかもしれませんが、各自治体でも、味噌は可燃ごみとして取り扱っています。
賞味期限が過ぎてしまったり、カビが生えてしまって食べられなくなってしまった味噌は、少量でも排水溝に流すことはやめてください。
※正しい捨て方
プラスチック容器や、ビニール袋に入っている味噌は、中身を新聞紙や布に出して、中身が漏れないように包んでください。
そのあと、自治体の燃えるゴミの袋に入れて出してください。
筆者の住んでいる地域でも、紙や布に含ませて捨てるか、薬剤で固めて捨てるように記載されていました。
また、容器や袋はプラスチックだと思いますので、ちゃんと中身を洗って、プラスチックごみとして分別して捨てるようにしてくださいね。
洗っても中身の汚れが取れない時は、可燃ごみとして出してください。
(詳細は、各自治体のごみの分別の仕方を確認してください)
料理で使った味噌も排水溝に流さない
お味噌汁や、お味噌を使った料理が余ってしまった時も、そのまま排水溝に流すことはしないでください。
水質汚染、環境汚染につながります。
排水溝ネットや100円均一でなどで売っている、穴が空いた食品用のゴミ袋を使って、残った味噌などはネットや袋に、水分だけ流れていくようにしてください。
その上で、しっかり水切りをしてから、具材を可燃ごみとして出してください。
ごみの中に水分量が多いと、二酸化炭素の排出量が増えてしまうそうです。
液体味噌は固めて捨てる
液体味噌の場合、そのまま新聞紙や布に包むと水分が漏れてくることがあります。
そんな時は、固めてから捨てるようにしましょう。
※油用の薬剤を使う
食用油を固める粉などを使って、味噌を固めてしまうやり方です。
うまく固まるかは、種類によって異なりますが、固めたものを新聞紙や布に包めば大丈夫です。
※寒天やゼラチンを使う捨て方
もし、賞味期限切れの寒天やゼラチンがあれば、これを使って液体味噌を固めてしまいましょう。
寒天やゼラチンなども可燃ごみとして捨てられるので、一石二鳥です。
固めたものは、念の為に紙や布で包んでください。
※小麦粉を使う捨て方
使用済みの小麦粉に液体味噌を含ませて固めてください。
少しとろっとしてしまうかもしれませんが、少しでも固まれば、新聞紙や布に包んで可燃ごみで捨てれば問題ありません。
※牛乳パックを使う捨て方
寒天もゼラチンもないし、使用済みの小麦粉だってないし、とういう方は、牛乳パックを使用してください。
牛乳パックの蓋を上だけ開けて、新聞紙をくしゃくしゃにして詰めて、そこに液体味噌を入れてください。
入れ終わったら、牛乳パックの蓋たたみ、ガムテープなどでしっかり止めて、可燃ごみとして出せばOKです。
牛乳パックは、もともと液体を入れて使用するもので、パックから漏れることもないので、蓋さえちゃんと閉めておけば漏れてきません。
可燃ゴミの日に合わせて捨てるのがおすすめ
味噌を捨てたいと思ったけど、燃えるゴミの日が何日か後の場合、処理した味噌のゴミを数日自宅のゴミ箱に入れておくのは少し不安ですよね。
なので、可燃ごみの日の朝や、前日の夜に処理をするのをおすすめします。
夏場などは、においが漏れてキッチンが臭い、部屋が臭い、となることもあります。
味噌の捨て方【まとめ】
賞味期限が過ぎてしまったり、カビてしまった味噌は、排水溝に流さずに分別をして正しく捨ててください。
ちょっとだからいいやという気持ちも捨てて、しっかり皆さんが正しい捨て方をすれば、環境保全につながります。