味噌の良い溶かし方は?簡単に溶ける方法やタイミングを教えます!
日本人のソウルフード味噌汁は、毎日でも食べたいですよね。
そんな味噌汁の味噌、簡単に溶ける溶かし方や、入れるタイミングを知っていると毎日作るのも苦にならないはずです。
今回は、味噌汁を美味しくいただくために、味噌についてのいろんなポイントを紹介していきたいと思います。
味噌の溶かし方
こし器を使えば簡単にすぐ味噌は溶けるのですが、こし器がないご家庭も多いと思います。
それに、こし器があるのにわざわざ使うのが面倒だったり、洗うのが面倒なので使わない方もいると思います。(私ですが)
そんな時は、味噌と一緒にネギを入れて溶かしてみてください。
ネギが菜箸数本分の役割をしてくれて、早く味噌を溶かすことができるそうです。
ネギは、柔らかすぎると効果が弱まってしまうので、生のまま使ってください。
そして、おたまに味噌とネギを入れて、お湯につけて菜箸でぐるぐる混ぜるだけです。
そんな溶かし方で早く溶けるの?と思いますが、実は約1分ほど早く味噌が溶けてくれます。
味噌汁にネギを入れるとき、最後に入れた方が風味がいいので、この方法だと一石二鳥ですね。
※ネギが苦手な方に朗報、油揚げを使う溶かし方
ネギが苦手な方、ネギが苦手なお子さんも多いと思います。
そんな時は、ネギのかわりに油揚げを使ってみてください。
同じように、油揚げとネギをおたまに入れて溶かすだけです。
30〜40秒ほど早く溶けますよ。
味噌だけ溶かしておく溶かし方
どういうことかと言いますと、沸騰したお鍋のお湯をお椀に少し移して、適量の味噌をそのお椀の中で溶かすという方法です。
かき混ぜなくても、しばらく放置しておくと溶けるので、食べる直前にお鍋に戻してかき混ぜればOKです。
これなら、忙しい時や、暑くて台所に長時間立っているのが嫌な人でも簡単に味噌を溶かせます。
チロシンがあると味噌が溶けにくい
チロシンとは、味噌の酵素によってできるアミノ酸の一種で、見た目としては、味噌の表面に白い結晶(白い粒)のようなものができます。
このチロシンは、食べても問題ありませんが、水に溶けにくいので、早く味噌を溶かしたい方は、チロシンを避けて味噌をすくってください。
味噌を入れるタイミングは「にえばな」
お湯がぐつぐつ沸騰してきたら、弱火にしてお湯がぐつぐつするのを止めます。
具材に火が通っているのを確認したら、火を弱火にしてお湯が踊っていない(静かになっている)状態で味噌を溶き入れてください。
お味噌汁や汁物は、煮えたち始めた時が一番香りがいいので、この「にえばな」が大事になります。
味噌を入れた後は、沸騰させてはいけません。
沸騰すると、味噌の香りが飛んでしまいます。
味噌の量はどのくらい?
基本の味噌汁1人前(1杯分)の味噌の量は大さじ1と言われています。
でも、1人前だけ味噌汁を作るという方は少ないと思います。
大体は2〜4人前ほど作ると思うのですが、その場合はどうやって味噌をはかると簡単でしょうか?
実は、計量カップがなくても、おたまがあれば味噌の量がはかれます。
基本的には、おたま1杯分で100cc測れます。
味噌汁1杯分は、大体おたま1杯と1/2になります。
じゃぁ4人前作るなら、×4をすればいいんだ!と思うところですが、実はこれだと味噌が濃くなり過ぎてしまいます。
4人分の味噌汁が600ccとすると、味噌は普通に考えたら大さじ4になるのですが、大さじ3と小さじ1で十分なのです。
後はその人の好みですが、味噌の量を最初から多くしてしまうと、濃くなりすぎることがあるので、味噌の量は多く作るほど、少なめに入れて味を調整してください。
味噌の溶かし方【まとめ】
毎日の味噌汁作り、味噌を溶かすのもずっとそこにいないといけないので大変ですよね。
味噌汁って簡単そうに見えるけど、沸騰したタイミングや具材の入れ方など、みておかないといけないことが多くて実は手間な料理でもあります。
具材として入れる、ネギや油揚げを使って素早く溶かすことができれば、少しの時短につながるので嬉しいですね。