ちゃんこ鍋の具材の定番と変わり種は?おすすめ具材も紹介!

ちゃんこ鍋というとお相撲さんが稽古の後で食べる光景が目に浮かびますよね。

元々「ちゃんこ」とは相撲部屋で力士が作る手料理全般を指すそうです。

ちゃんこといえば鍋を思い浮かべますが、鍋料理だけではなくカレーライスやトンカツでも力士が手作りすれば「ちゃんこ」になると以前テレビで見たことがあります。

そんな由来のあるちゃんこ鍋ですが、具材は相撲部屋によって違うようで、味付けなども門外不出だったりするようです。

一般的には寄せ鍋に近いイメージですが、たっぷりの野菜やお肉、魚介類を入れるイメージです。

もちろん家庭でも再現できそうですが、どんな具材が定番なのか、変わり種の具材もあるのかを詳しく紹介していきたいと思います。

ちゃんこ鍋の起源

※なぜ「鍋」なのか

ちゃんこがなぜ鍋料理を指すようになったのでしょうか。
ご存知の通り、力士は体が資本で、大きな体格を維持しながら体力をつける必要があります。

その為には栄養のバランス良くたくさん食べることが必要になりますが、それに適した料理が鍋料理です。

調理が簡単で一度に大量に作れることもそうですし、様々な食材を一緒に食べられるメリットがあります。

※元々は鶏がらスープベース

ちゃんこ鍋の出汁には、元々鶏がらスープが多く使われていました。

鶏といえば二本脚で立つ生き物ですが、相撲では土俵に手をつくことが「負け」となるため牛や豚などの四本脚の動物由来のスープや肉は使われませんでした。
現在では牛や豚も普通に使われているようですが、勝負の世界ならではのゲン担ぎがあったようですね。

ちゃんこ鍋の具材

※定番の具材

ちゃんこ鍋の具材やスープ、味付けは各相撲部屋によって違いがあり、その内容は門外不出ともいわれています。

引退した力士がちゃんこ鍋専門店を開業することも多く、部屋の味をそのまま出しているわけではないにしても各店それぞれ個性的なちゃんこが楽しめますよね。

ちゃんこ鍋の定番具材ですが、野菜は一般的な寄せ鍋に使われる白菜やねぎ、キャベツ、人参、きのこ類などです。

お肉は鶏肉や鶏のつみれが最も定番ですが、豚バラ肉や牛切り落とし肉なども使われますね。
魚介類ではタラなどの白身魚、エビや牡蠣、ホタテなどもよく使われますし、豆腐や油揚げもよく使われます。

※変わり種の具材

相撲部屋やちゃんこ専門店によって具材やスープが異なるように、ちゃんこ鍋にルールはありません。
定番の具材をベースに、ちょっと変わり種の具材を入れて我が家のちゃんこ鍋を作ってみましょう。

例えば魚介ベースのちゃんこ鍋にするなら、魚やエビ、アサリ、イカなどを使ってブイヤベース風。
ちくわやイワシのつみれ、さつま揚げなどの練り物をたっぷり入れておでん鍋風にしても美味しそうです。

洋風にするなら、最後にシュレッドチーズをたっぷり散らすのもおすすめです。

塩ベース、醤油ベースはもちろん、味噌ベース、キムチベースのちゃんこ鍋にもよく合います。

ちょっと変わり種と言えるかも知れませんが「ワンタンの皮」がおすすめです。ワンタンの皮に具材の旨みが溶け込んだスープがたっぷりしみ込んで、つるっとした食感もあって美味しいですよ。

ちゃんこ鍋の味付け

ちゃんこ鍋の味付けは、鶏ガラスープベースの塩味がすぐに浮かびますが、今や味付けも自由です。

味噌やキムチ、カレー味、豆乳スープなどどんな味付けをしてもOKです。

スープが違えば、合う具材もまた広がりますし、定番の他に変わり種具材を工夫してみたいですよね。

ちなみに私が以前食べに行ったちゃんこ鍋がとても美味しかったので紹介しますね。

そのお店は塩味ベースのちゃんこ鍋で、たっぷりのキャベツとねぎ、5㎜ほどの厚切り豚バラ肉が入っていて、柚子胡椒で食べます。

シンプルだけど美味しくて、脂の多い豚バラ肉なのにさっぱり食べられました。

ちゃんこ鍋の具材!変わり種【まとめ】

もともとは相撲部屋の食事として知られているちゃんこ鍋ですが、その味付けと具材はとても自由です。

定番はもちろん、変わり種の具材も工夫して使うことで、オリジナルのちゃんこ鍋が楽しめそうです。
また、実際にお店に出向いて食べることで味付けや具材使いの参考にもなります。

意外な変わり種に出会えるかも知れません。

ベースとなるスープや、味付けも自由です。

トマトスープやカレースープ、豆乳仕立てのまろやかスープなどもちょっと変わり種で美味しそうですよね。

鶏肉をはじめとした定番の肉類、たっぷりのお野菜、魚介類、お豆腐や練り物など自由に組み合わせて「我が家オリジナル」のちゃんこ鍋を楽しんでみてくださいね。

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