キムチ鍋は冬場の定番料理で、食卓に上る機会も多いのではないでしょうか。
でも小さい子供がいると、なかなか食べられないですよね。
子供は大人が食べているものに興味津々でどうしても欲しがりますが、さすがにキムチ鍋はちょっと辛すぎます。
子供が成長するまでキムチ鍋はお預け、という家庭も少なくないのではないでしょうか。
キムチ鍋に牛乳や豆乳を入れることで、辛さを和らげ、ほんのり甘くすることは可能です。
他にはチーズやお餅を入れてもマイルドに仕上がります。
〆の雑炊やうどんにする頃には、ピリッとした辛さは殆ど感じなくなるくらいです。
この記事では、キムチ鍋を甘くする工夫とアレンジ方法を紹介していきたいと思います。
Contents
キムチ鍋のスープを甘くする
※牛乳を加える
キムチ鍋を甘くするアレンジに、まず浮かぶのが牛乳です。
牛乳ならほんのりと甘みがあるので、キムチスープの辛さも和らぎます。
乳脂肪分があるのでコクも出ますし、口当たりがとてもまろやかになります。
大人が食べても美味しいので、味変にもおすすめです。
※豆乳などの植物性ミルクを加える
牛乳が苦手な場合には、豆乳やアーモンドミルク、ライスミルクなどの植物性ミルクも有りです。
アーモンドミルクはほんのりと香ばしさがあって、とても料理に使いやすいミルクです。
なんといっても植物性ミルクの定番は豆乳ですが、無調整豆乳を入れるのが一般的だと思います。
実は、甘さをプラスした調整豆乳もおすすめなんですよ。
半信半疑で試してみたところ、まろやかさが増してクセもなく、意外におすすめです。
念のためですが、フレーバーなしのものを使ってくださいね。
具材を工夫して甘くする
※とろけるチーズでほんのり甘く
具材をちょい足しして甘くする方法もあります。
火が通ったところで、とろけるチーズをたっぷりのせてフタを閉め、少し蒸らします。
チーズの甘さとまろやかさがキムチによく馴染むので、お子さんでも食べやすくなります。
もちろん、牛乳や豆乳を加えたスープに、さらにチーズを足しても美味しいですよ♪
※卵やお餅を入れてまろやかに
卵を入れるのもおすすめです。
ゆで卵を具材にしてもいいですし、溶き卵を仕上げに加えてかきたま風にしても美味しいです。
他には、お餅を入れてもまろやかになります。
鍋用の薄くスライスされたお餅も売っていますし、韓国のお餅「トッポギ」はキムチ鍋に良く合います。
お餅が溶けてとろっとした食感になるので、少し辛さが和らぎます。
とはいえ小さなお子様や、辛いのがとても苦手な方が食べる場合には具材だけで甘くするのは難しいので、牛乳や豆乳などを入れてあらかじめスープを中和した方が良さそうです。
反対に、ガッツリ辛いのが好きな方は取り分けた後で「追いキムチ」がおすすめです。
〆の雑炊の工夫
キムチ鍋の〆の雑炊、美味しいですよね。〆の雑炊でも甘くする工夫はできます。
ご飯を入れて卵でとじたり、チーズを入れたりするのはもちろんですが、ご飯を加える前にマヨネーズを少しずつ溶かすとよりまろやかになります。
マヨネーズを加える時は、ダマにならないように少しずつスープに溶いていくのがコツです。
キムチとマヨネーズは元々相性が良いですし、卵でとじることで味がまとまります。
キムチ鍋を甘くする方法【まとめ】
辛さが美味しいキムチ鍋ですが、家族の中に辛いのが苦手な方がいたり、子どもが小さかったりするとなかなか食卓に上らないですよね。
キムチ鍋は好きだけど子供が小さいうちは我慢することも多いと思います。
そんな時に、キムチ鍋を甘くするアレンジを知っていると、家族みんなでキムチ鍋を美味しく楽しめます。
まずは牛乳や豆乳でスープをまろやかにすることですが、チーズや卵、お餅を入れることでも辛さが和らいで食べやすくなります。
〆の雑炊には、マヨネーズをちょい足しすることで更に食べやすくなるので是非試してみてくださいね。
アレンジひとつで簡単なので、ご家族みんなでキムチ鍋を楽しんでくださいね♪