すき焼きは春菊の代わりに何入れる?安くていつでも買える野菜で代用

すき焼きといえばお肉に焼き豆腐に白滝、それから「春菊」!冬が旬の春菊は、お鍋やすき焼きには欠かせない食材の一つです。

でも春菊って大人でも好みが分かれますし、お子さんだと食べられない子も多いですよね。
そこで、春菊の代わりに入れる野菜をまとめました!

春菊の代用としてすき焼きに入れるのにおすすめなのは「ほうれん草」「小松菜」「豆苗」など!
ほうれん草を入れる時は必ず下茹でしてから入れることが重要です。

それぞれの栄養や豆知識なども一緒にご紹介します!

春菊には実は種類がある!苦手な人でもサラダ春菊なら食べられるかも?

まずはすき焼きの定番、春菊についてご紹介します。

春菊には大きく分けて4つの種類があります。この種類によって、味や香りの強さが違うんです!
春菊の種類は、「大葉種」「中葉種」「小葉種」に大別され、生で食べられる「サラダ春菊」というものもあります。

一般に流通しているものは「中葉種」です。実はこの「中葉種」、春菊の中でも一番香りが強い種類なんです。ですので、香りが強い野菜が苦手な方やお子さんのチャレンジ用には向いていません。

お子さんの初めての春菊には、生食向けの「サラダ春菊」がおすすめ!食感が柔らかく、サラダとして食べられるほど、味や香りがマイルドです。「中葉種」よりも少ないですが、「サラダ春菊」もスーパーで購入できます。

九州などで栽培されている「大葉種」も「中葉種」に比べるとクセがなく食べやすいです。

すき焼きなど味の濃い料理の時や、春菊が好きな人には、香りと味の濃い「中葉種」が好まれます。しかし、初めてのお子さんや香りの野菜が苦手な人は、「中葉種」の春菊の代わりに「サラダ春菊」や「大葉種」からトライしてみてはいかがでしょうか?

煮込んでも変色しにくいのは小松菜と豆苗!

「せっかく緑の野菜を入れたのに煮込んだらさえない色になってしまった」

彩りよくしたかったのに色がくすんでしまったらガッカリですよね。小松菜や豆苗は比較的色が変わりにくいので、すき焼きや煮びたしのような料理にもおすすめです。

豆苗は安くて手軽な野菜ですが、その栄養は春菊に引けを取りません。

豆苗には様々な種類のビタミンや葉酸、不溶性食物繊維がたっぷり含まれています。「春菊の代わりに野菜の栄養が摂れるものがほしい」そんな時にピッタリの野菜です!

ほうれん草を入れる時は必ず下茹でを!

ほうれん草も春菊の代用にぴったりな野菜です。
注意してほしいのが、すき焼きに入れる時は必ず下茹でしてから入れること!

ほうれん草には「シュウ酸」という苦みの成分が含まれています。

ほうれん草を食べた時、えぐみや苦み、歯がキシキシするような感覚を感じたことはありませんか?それが「シュウ酸」です。

この「シュウ酸」は水溶性の成分で、茹でて水にさらすことで水の中に溶け出していきます。

この下茹での作業をせずに、ほうれん草を生のまますき焼きの鍋に入れてしまうと、苦みがすき焼きの中に溶け込んでしまいます。

こうなってしまうと、ほうれん草だけでなく、他の具材も全てが苦くなってしまいます。すき焼きの鍋丸ごと台無しになってしまうので、ほうれん草は必ず下茹でするようにしましょう!

下茹でが面倒な時は、ほうれん草ではなく、小松菜を春菊の代用に使うとよいです。

すき焼きの春菊の代わりはどんな野菜が向いてる?【まとめ】

すき焼きに春菊の代わりに入れる野菜についてご紹介しました。

春菊が苦手な方やお子さんには、一般に流通している「中葉種」の春菊より、香りやクセがマイルドな「サラダ春菊」がおすすめ!「中葉種」よりも流通は少ないですが、「サラダ春菊」もスーパーで購入できます。

春菊の代用には、ほうれん草、小松菜、豆苗などがおすすめ!小松菜や豆苗は煮込んでも色が変わりにくく、すき焼きにピッタリです。

ほうれん草を春菊の代わりに入れる場合は、下茹でを忘れずに!ほうれん草には水溶性の苦みの成分「シュウ酸」が含まれています。春菊の代用で入れるからといって、同じように生のまますき焼きに入れると、鍋全体が苦くなってしまうことがあります。

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