大根の大量消費にも役立つぶり大根。
大好きな方も多いのではないでしょうか。
ところがぶり大根は、ぶりも大根も、パサパサしちゃうことありますよね。
今回は、ぶり大根がパサパサしてしまう原因と、パサパサを復活させる方法とぶり大根のリメイク方法を教えます。
Contents
ぶり大根がパサパサする原因は?
ぶり大根がパサパサになってしまう原因としての一番は、ぶりを煮すぎてしまっていることが考えられます。
ぶりと大根を、最初から一緒に煮てしまうと、ぶりがパサパサになってしまいます。
煮る時は、まず大根だけを茹でて、大根が柔らかくなったらぶりを入れてください。
そうすることで、ぶりの煮込みすぎを防げます。
また、大根の使う部分も緑色の方(葉っぱの方)を使うと味も染み込みやすくパサパサを防げます。
米の研ぎ汁を使って下茹ですると、さらにパサパサ感がなく、美味しく仕上がるので、時間のある方はやってみてください。
また、鍋ではなく、フライパン調理にして、ぶりを先に照り焼きにしておくことでも、パサパサ感をなくすことができます。照り焼きにした後に小さめに切った大根と煮ると味も染み込みます。
どの調理が自分に一番あっているか、それぞれの調理を試してみるのもいいですね。
ぶり大根がパサパサになってしまったら復活できる?
煮汁に水を少し足してから、水で溶いた片栗粉を入れてみてください。
とろみが出て、しっとりした感じに復活できます。
また、一度冷まして味を染み込ませることにより、少しですがパサつきも復活できそうです。
ただし、正直、一度パサついてしまったものを完全に復活させることはやはり難しいです。
そんな時は、無理に復活させようとせずに違う方法を考えてみましょう。
ぶり大根はリメイクできるの?
ぶり大根をせっかく作ったけど、パサパサしてなんだかな、て時や、ぶり大根好きだけど連日は辛いな、という時は思い切ってリメイクしちゃいましょう。
ぶり大根が新しい料理に復活です。
※ぶり大根カレー
ぶり大根の煮汁を切る。
通常のカレーを作る手順と一緒でカレールーを作る。
具材に、ぶり大根の他にきのこやネギを入れるのもいですね。
これで和風のぶり大根カレーの出来上がりです。
※煮汁を活用、煮物
ぶり大根の煮汁が余ってしまって勿体無い、という時は、煮物の煮汁に使いましょう。厚揚げやこんにゃくを入れて、最後にごま油を入れると美味しいですよ。
手羽元を余った煮汁で煮込むのもいいですね。
是非ご自分の好きな具材を入れて煮物を作ってみてください。
※炊飯器に入れるだけ、炊き込みごはん
冷蔵庫にある好きな具材を足してもいいですし、余ったぶりだけでもOK。(大根は避けた方がいいです)。
めんつゆ(大さじ2)、醤油(小さじ2)、塩少々を入れて炊飯器のボタンを押すだけです。
ぶりも切り身をそのまま入れて、炊き上がったら混ぜればOKです。
※うどん、きしめん
とっても簡単、ぶり大根の中にうどんやきしめんを投入して煮込むだけ。味が薄い場合は麺つゆを追加してください。
お好みでネギや一味唐辛子をかけても美味しいです。
※竜田揚げ
一晩煮汁に漬け込んだ余ったぶり大根のぶりを、キッチンペーパーでしっかり水気をとる。
それを片栗粉をまぶしてそのまま揚げるだけ。
味がしっかり染み込んで味付けすることなく食べられて美味しいですよ。
ぶり大根がパサパサの原因と対策【まとめ】
せっかく作るなら美味しいものを作りたいですよね。
ぶり大根は料理初心者にはハードルが高そうなイメージですが、手順さえわかればとっても簡単です。
パサパサしない、味が染みてホクホクのぶり大根をレパートリーに追加しちゃいましょう。
また、せっかくぶり大根を作ったのに、子供が食べてくれなくて残っちゃった。
今日は煮込みすぎて失敗しちゃった。なんてこともあると思います。
そんな時は無理して食べずに、思い切ってリメイクしちゃうのもありですよね。
リメイクすることで、お子さんも気づかずにお魚を食べてくれるかもしれません。騙されたと思って是非試してみてください。