おにぎりといえば、アルミホイルで包まれているイメージがありますよね。
ラップで握ってアルミホイルで包み直すこともありますが、そもそもなぜアルミホイルで包むのでしょうか。
ラップで包むとご飯がしっとりしますが、それは水分を閉じ込めるからで、おにぎりが傷む原因にもなりかねません。
アルミホイルだと密閉しないので空気が通りやすく、水分も蒸発しやすいのでご飯の食感も軽めです。
ラップとアルミホイル、それぞれにメリットとデメリットがありますが、アルミホイルの方がおにぎりの食感は良さそうです。
この記事では、なぜおにぎりをアルミホイルで包むのかを解説しながら、包み方の応用編についても紹介していきたいと思います。
おにぎりをアルミホイルでなぜ包むの?
※ラップで包むメリットとデメリット
おにぎりをラップで包むメリットは、ラップにおにぎりがくっつきにくいことです。
ラップでしっかりと密閉するように包むことで、ご飯から水分が逃げないのでしっとりした食感が好きな方にはおすすめです。
また、ラップに包んだまま電子レンジに入れられる点も便利です。
アルミホイルのままレンジに入れてしまうと火花が出るので危険です。
しかしながら、ラップで包むデメリットもあります。
それはご飯の水分がラップの内側に結露のように付いてしまい、そこから傷みやすくなります。
海苔を巻いた状態だと余計にべちゃっとして、食感も良くありません。
ラップで包んだしっとり食感が好きな方は、海苔は別添えにした方が良いかも知れないですね。
※アルミホイルで包むメリットとデメリット
おにぎりをアルミホイルで包むメリットの1つは、通気性が良いことです。
アルミホイルは密閉するわけではないので空気が通りやすく、内側に結露もしにくいです。
海苔を巻いた状態でも、ラップで包んだ時ほど水分は出ないので(少しはしっとりしますが)食感も保てますよ。
アルミホイルで包むデメリットは、ご飯が温かいとなぜかくっついてしまう点です。
温かいご飯は粘り気が強いので、アルミホイルの内側にくっついて食べにくいですし、見た目も綺麗ではありません。そのためご飯を冷ましてから握ることが重要です。
また、電子レンジで温めて食べる場合には別の容器に移すか、ラップで包み直す必要があるので少し面倒ではあります。
それでもおにぎりの食感と傷みにくさを考えると、なぜアルミホイルで包むのか納得できますね。
アルミホイルでおにぎりを包む方法
※理想の包み方
アルミホイルでおにぎりを包む方法が以前テレビでも紹介されていました。
番組内容を見ると、あらかじめアルミホイルをくしゃくしゃにしておくそうです。
くしゃくしゃにしたアルミホイルの上におにぎり(三角おにぎり)を置き、形に沿わせるように包みながらアルミホイルの左右と上部を畳んで折り返します。
なるほど、アルミホイルをくしゃくしゃにすることで空気の通り道を作ればくっつきにくいですし、端の部分を折り返すことでしっかり閉じることもできますね。
私はこれまで面倒くさがって、アルミホイルが平らな状態で包んでいたので、次から実践してみたいと思います。
※コンビニおにぎり風包み方
コンビニのおにぎりは切り口を引っ張ってパッケージを剥がすことで、その場で海苔に包まれたパリパリの状態で食べられますが、なぜそうなっているのかと疑問に思うこともあります。
それがアルミホイルで再現できるとしたら嬉しいですよね。
その方法を簡単に紹介しますが、マスキングテープ等の下準備が必要になります。
(その際、上に5cmほど出るように貼る)
②裏返して海苔を置き、アルミホイルの両側を中心に向けて折る。
③冷ましたおにぎりを上半分に置き、アルミホイルを下から折り畳むようにして包む。
④裏側も同様におにぎりの形に沿って包んでから、余っているマスキングテープでしっかり留める。
食べる時はマスキングテープをつーっと剥がして両側からアルミホイルを引っ張って外せば、コンビニ風の海苔パリパリおにぎりが楽しめます。
少し手間はかかりますが、うまく外せたらお子さんも大喜びですね♪
おにぎりをアルミホイルで包むのはなぜ?【まとめ】
おにぎりをアルミホイルで包むのはなぜだろう?と疑問に思うこともあります。
最近は素手で触らないようにラップで握ることが多く、そのままラップで包んでしまいたいところですが、ラップで包むことで水分が逃げずに、べちゃッとした食感になることがあります。
水分が逃げないと傷みやすくなるので、アルミホイルで包んだ方が食感と保存性が良さそうです。
また、アルミホイルで包む際はあらかじめくしゃくしゃにしておくことで、よりくっつきにくく、空気の通り道ができて食感が良くなります。
最近ではコンビニおにぎり風の包み方もネットに載っているので、私も是非やってみたいと思います。
ラップかアルミホイルかでなぜ違いがあるのかを、改めて知るきっかけになれば幸いです。