おにぎりの具を考えるのが面倒な時など、ふりかけがあれば便利ですよね。
おにぎりに混ぜる用のふりかけも長いこと人気になっていますし、いろいろな味を手軽に楽しめるのも良いですよね。
ところで、ふりかけはどのタイミングで混ぜるのが正解なのでしょうか。
炊き立てのアツアツの状態なのか、ある程度冷ました状態なのか、迷ってしまいます。
おにぎりに混ぜる前提のふりかけ食品には、通常パッケージ裏に説明書きがあります。
特におにぎり用を謳っていないふりかけを混ぜる時は、混ぜる場合に注意が必要です。
おにぎり用でないふりかけはご飯の水分に弱いのと、塩分が低いので混ぜるよりまぶすのがおすすめです。
この記事では、おにぎり用とそれ以外のふりかけについて、それぞれ美味しいおにぎりの作り方を解説しますね。
おにぎりにふりかけを混ぜる
※おにぎりへの混ぜ方
スーパーやドラッグストアの店頭では、おにぎり用のふりかけだけでも色々な種類が販売されています。
ご飯に混ぜるだけで具材要らずのおにぎり用ご飯が出来上がるので、忙しい時にとても便利です。
おにぎりだけではなく、混ぜご飯としてお弁当にも使えますよ。
※混ぜるタイミング
おにぎり用ふりかけを混ぜるタイミングは「ご飯がホカホカのうちに」です。
ご飯の温かさと水分で具がふくらみ、ちょうどよい硬さになるので、冷えたご飯だと美味しさは半減してしまいます。
ご飯が炊き上がって粗熱が取れたタイミングで混ぜるのがベストです。
普通のふりかけとの違い
※おにぎり用ふりかけとどこが違う?
おにぎり用のふりかけと普通のふりかけ、どこが違うのでしょうか。
大きな違いは「塩分」と「具材の質」です。
おにぎり用ふりかけで定番の具材は「わかめ」「しらす」「焼鮭」「鶏そぼろ」などで、一見普通のふりかけと変わらないように思えます。
実は具材のサイズ感と質感、塩分量に大きな違いがあります。
おにぎり用に混ぜ込むために作られているふりかけは、ご飯の熱と水分を吸ってふくらむことで本来の美味しさとなります。
おにぎりに混ぜることで完結するので、そのままご飯にのせても美味しいものではない場合が多いです。
また、ご飯となじませて食べるため塩分も多く含んでいるためそのままでは塩辛いです。
普通のふりかけはご飯にかけてちょうど良くなる塩分量なので、ご飯に混ぜてしまうと味が物足りなくなってしまいます。
さらに「のりたま」のようにフリーズドライされた素材をご飯に混ぜてしまうと水分を含み過ぎて食感も悪くなります。
※「混ぜる」より「まぶす」
普通のふりかけをご飯に混ぜておにぎりを作ると、具がしなしなになって食感が悪く、塩気もなんだか中途半端になってしまいます。
おにぎり用のふりかけを切らしていて普通のふりかけしかない、という場合は「混ぜる」より「まぶす」ことで美味しいおにぎりが仕上がりますよ。
おにぎりを作ったら、ふりかけを全体にまぶすだけです。
丸いおにぎりにまぶしても可愛いので、小さめのおにぎりをお弁当に詰める時におすすめです。
おにぎりにふりかけを混ぜる【まとめ】
おにぎり用のふりかけは多くの種類が市販されていて人気になっています。
ご飯に混ぜるだけでおにぎり用ご飯になるので、具を用意する手間もなく時短にもなりそうですよね。
おにぎり用ふりかけを混ぜるタイミングですが、美味しく作るコツはただ1つ「ホカホカご飯に混ぜる」ことです。
ご飯の温かさと水分を吸って具がふくらむので具の美味しさを最大限に味わえます。
普通のふりかけでもおにぎりに混ぜて使えると思ってしまいそうですが、実はそうではありません。
ご飯の水分を吸って具材がしなしなになり、塩分も少ないので味がぼやけてしまいます。
普通のふりかけは混ぜるのではなく、作ったおにぎりの表面にまぶすことで美味しさを発揮できますよ。
キッチンにあるふりかけはどちらでしょうか?それぞれに美味しい作り方で、ふりかけおにぎりを楽しんでみてくださいね。