小学生の頃に初めておにぎりを握った時、うまく握れませんでした。
母に教わりながら握れるようになりましたが、なかなか上手な握り方が出来なかったのを覚えています。
昔は素手で握るのが一般的でしたが、最近はラップで握る方が多いと思います。
素手だと手にご飯が付きやすいですが、ラップで握れば衛生的ですし手にも付かないので楽ですよね。
でも時々は手で握ったおにぎりが食べたくなることもあるので、すぐに食べる時は手で握ることもあります。
手で握る時はご飯粒がつかないように手に水と塩をつけたりしますが、ラップで握る時には塩加減が少し難しいと感じることもあります。
この記事では、手で握る場合とラップで握る場合での上手な握り方について紹介していきたいと思います。
おにぎりの上手な握り方
※手で握る場合
他人の握ったおにぎりが食べられないという人が増えたのは、清潔志向と共に手の常在菌がおにぎりに移るということが知られてきたからのように思えます。
それでも手で握ったおにぎりのほうが美味しいという気持ちもあります。
家族だけですぐに食べる場合は、素手で握っても全く問題はないと考えます。
おにぎりを手で握る場合の上手な握り方は、まず両手を軽く水で濡らし、一つまみ程度の塩を手に広げます。
塩の量は具材によって調節します(塩むすびの場合は多めでもOK)。
手にご飯を適量(お茶碗に軽く1杯弱ほど)のせて、具を入れる場合は中央をくぼませて具をのせ、ご飯で包みます。
反対側の手を「く」の字に軽く曲げながらご飯を包み、くるくると回転させるようにして三角形に整えていきます。
その際に力を入れすぎると、ご飯粒がつぶれてしまうのでやさしく握ります。
※ラップで握る場合
ラップで握る場合は、先にラップを広げて全体に塩を振ります。
あらかじめ粗熱を取ったご飯をのせてラップで包み、手で握る時と同じ要領でやさしく回転させながら握ります。
ラップを外し、必要に応じて海苔を巻きます。
ラップで握る点の注意点は、炊き立てのご飯を使う場合にしっかり粗熱を取って水分を飛ばすことです。
ご飯の中の水分が多いとラップで包んだ時に逃げ場がなく、べちゃっとした食感になってしまいます。
せっかく上手な握り方をしても、水分が邪魔をすると勿体ないですよね。
※おにぎり型を使う場合
最近はいろいろなおにぎり型が市販されていますよね。
ここでは一般的な三角おにぎりの型を使った場合の握り方について紹介しますね。
まずはおにぎりの型にご飯を詰めて、フタをしてぎゅっと押します。これでおにぎりの形は完成です。
手で握るのが苦手な方や、一度にたくさん作りたい場合に便利です。
最近は星形や丸形、韓国風のチュモッパも作れる小さい丸形のおにぎり型も売っているので、いろいろな型で楽しんでみるのも良いですよね。
ご飯粒が手につかない握り方
おにぎり型は便利だけど、やっぱり手で握るのが一番!という方も多いと思います。
手で握る時にご飯粒が手に付かないためのコツは以下の通りです。
・ラップを使う
・ご飯は気持ち硬めに握る
これだけの簡単なコツで、ご飯粒が手につくことも防げます。
特にご飯の炊き方は重要で、ご飯の水分が多いことで手につきやすくなりますし、ラップで握った時に食感が悪くなってしまいます。
適度に炊いたご飯で、水と塩をしっかり手につけて、またはラップを上手に使って握れば上手なおにぎりが簡単に作れます。
おにぎりの上手な握り方【まとめ】
おにぎりをラップで握るのが一般的になってきていますが、手で握る美味しさは格別ですよね。
私もお弁当にする時はラップを使いますが、家族だけですぐに食べる時は手で握ります。
おにぎりの上手な握り方は、手に水と塩をしっかりつけて、手を「く」の字にする形でご飯を包み、回転するようにリズミカルに握ることです。
ラップを使う場合はご飯の粗熱をしっかり取って、全体に塩を振り、あとは手で握るときの要領で握っていきます。
ご飯粒が手につく悩みも、コツを押さえることで解決です。
行楽シーズンも近いですし、ぜひ美味しいおにぎりで楽しみましょう♪