おにぎりは前日に作り冷蔵庫に保存もOK?冷凍の方が良いのかも解説

毎日のお弁当作り、大変ですね。

朝に早起きして作る方が多いと思いますが、前日の夜に作ることができれば翌朝はずいぶん楽になりますよね。

ただ、心配なのは食中毒!

今回はお弁当の中でもおにぎりに注目して、前日に作り置きをして冷蔵庫に保存すれば大丈夫なのか、また、冷凍庫保存の方が良いのかについても詳しく解説します。

おにぎりを前日に常温保存する場合

おにぎりは、その時期の温度や、入れた具材によっても常温でどれくらい持つかが変わります。

25度以上になる夏ですと、2〜3時間で食中毒の菌が発生するので、握ったらすぐに食べてください。

また10度以下の冬ですと、12〜24時間は持ちますが、暖房機器なので部屋が温まっている時は12時間ほどで食べた方がいいです。

具材を生のものにした場合は、夏場以外でも12時間以内に食べるようにしましょう。

おにぎりを常温で持たせたいなら、具材を梅干しやおかか、塩昆布などにすれば、前日ににぎって翌朝食べても大丈夫です。

ただし、25度を超える夏場は日持ちする具材でも、なるべく早く食べるようにしてください。

おにぎりを前日に冷蔵庫で保存する場合

明日食べるから。という時は、冷凍よりも冷蔵保存でいいかな、と思うと思いますが、冷蔵よりも冷凍しておいて、食べるときに電子レンジで解凍するのが一番です。

冷蔵でもいいのですが、ご飯が乾燥しやすく、食べるときにパサつきが出てしまいます。

冷凍すれば、水分が飛ぶのでパサつきを抑えられます。

おにぎりを前日に冷凍保存する場合

おにぎりを作り置きしておいて、冷凍保存したい場合、まずは具材を考えましよう。

生ものや、マヨネーズを使ったものなどは冷凍に向きません。

これは冷蔵、常温でも同じですが、生もの、マヨネーズを使った場合はすぐに食べるようにしましょう。

前日に作って冷蔵庫で冷凍する場合は、梅干しや昆布、鮭など水分の少ない具材にしてください。

また、作り置きして冷凍していたおにぎりをお弁当で持っていきたい場合は、電子レンジで解凍してから持っていくようにしましょう。

お弁当を食べるところに電子レンジがある場合は、冷凍したまま持っていき、食べる前に電子レンジで解凍できます。

でも、自然解凍はご飯がパサパサになってしまうのでやめた方がいいです。

また、冷凍したおにぎりは1ヶ月以内に食べるようにしましょう。

1個ずつラップに包んで、中身と日付を書いておくとわかりやすいですね。

おにぎりを作り置きしたい場合の大事なこと

冷凍、冷蔵、常温ともに、ご飯を少し冷ましてから握るといいです。

また、素手で握らずにラップで個別に包んで握ることです。

粗熱が取れたら、冷蔵庫に入れてください。冷凍も一緒です。

冷蔵庫で保存する場合、1個ずつラップで包んだおにぎりを、さらにタッパーや密閉袋に入れることで、ご飯のパサつきも防げますし、においうつり防止にもなります。

海苔も、湿気って菌が繁殖しやすいので、食べる直前に巻くようにしましょう。

また、常温で保存したい場合は、炊くときにお酢を入れて、握った後は直射日光の当たらないところで保存するのがいいです。

食べる前に確認するといいこと

特に常温で保存してあったおにぎりに関しては、食べる前に腐っていないかチェックしてください。

お米がねばついていたり、変なにおいがした場合にはすぐに食べるのをやめてください。

お酢を入れた場合はわかりづらいかもしれませんが、酸っぱいにおいがした場合は要注意です。

おにぎりを前日、冷蔵庫保存する方法【まとめ】

前日に握ったおにぎりを、お弁当に持っていきたいな。

おにぎりを作り置きしたいな。という時は、具材や作り方を工夫しましょう。

今、いろいろな具材で作れてしまうおにぎりですが、入れる具材によって持ちも変わってきます。

冬なら涼しいから大丈夫、と思いがちですが、今はいつ食中毒になってもおかしくありません。

その日早めに食べるならいいですが、冷蔵庫という便利なものがある時代ですので、作り置きしたおにぎりは、冷蔵庫を活用して保存するといいですね。

おにぎりを美味しく食べるためにも、保存方法を守りましょう。

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