米酢と穀物酢どっちがいい?体にいいのはどっち?違いは何?疑問を解説
米酢や穀物酢など、お酢には種類がありますが、どっちをどの料理に使うといいのか?
体にいいのはどっちなのか?よくわからない部分も多いと思います。
今回は、米酢と穀物酢の違いや、シーンによってどっちがいいのかを解説していきたいと思います。
Contents
米酢と穀物酢はどっちがいいの?
米酢とは?
米酢は、「米」のみを原料としているお酢になります。
熱に弱いので、酢の物やお寿司などに向いているお酢です。
俗にいう「三杯酢」というのもこの米酢になります。
穀物酢よりも、まろやかなのが特徴です。
また、穀物酢よりも飲みやすいので、体にいいからお酢を飲みたい!という方は米酢をお勧めします。
この米酢、なんて読むかわかりますか?
答えは「よねず」「こめず」、どちらでも正解らしいです!
穀物酢とは?
とうもろこし、小麦などのお酢のことを穀物酢と言います。
米を原料としているものも穀物酢としてあるのですが、米酢と違い、何種類かの原料が入っているのがこの穀物酢です。
酢豚など、炒め物に向いています。
米酢よりもさっぱりしているので、そのまま使うと酸っぱ過ぎることがあります。
一般的に、スーパーなどで米酢よりも安く売っているので、穀物酢を常備している方の方が多いかもしれないですね。
どっちがいいかは作る料理で決めるといい?
違いはわかったけど、じゃあ両方持っていないといけないのか?と迷いますよね。
米酢か穀物酢、どっちがいいか迷ったら、作りたい料理で決めるのもいいかもしれません。
※煮物や洋食を作りたい方には穀物酢
煮物や、スープ、ピクルスやマリネを作りたい方は、穀物酢がおすすめです。
穀物酢はシンプルな味わいなので、他の調味料と合わせる炒め物料理にも適しています。
唐揚げなどの揚げ物の下処理にも使えるので、火を通す料理に使いたい方は穀物酢をおすすめします。
安く手に入るし、大量に使っても気にならないので、たくさん使いたい方にもいいですね。
※酢の物やドレッシング、酢飯を作りたい方には米酢
酢の物やドレッシング、酢飯をよく作る方は米酢がおすすめです。
米酢はお米のコクと旨み、香りがいいので、熱を伝えずそのまま使うのがおすすめです。
米酢は酢の風味を生かした和食などに向いています。
体にいいのはどっち?
特にどちらのお酢の方がいい!ということはないですが、より体にいいとされるのは、穀物酢よりも米酢になります。
それは、米酢は有機酸やアミノ酸が穀物酢より多いからです。
また、ビタミンやミネラルも豊富です。
昆布や煮干しを米酢に着けておいて、だし酢を作っておき、そこにきゅうりやトマト、キャベツなどを漬けると酢漬けとしてたくさん食べられますよ。
とは言いますが、市販の穀物酢、米酢では、ほとんどどっちの方が体にいいということはなく、どちらも体にいいです。
違いとしては、穀物酢の方がすっきりとした味わい、米酢の方がまろやかな味わいなので、体のために飲む、というときは、お好みで選ぶといいと思います。
疲労回復、ダイエット効果、血糖値の上昇を抑える、カルシウムの吸収をサポートするなど、様々な効果があるので、積極的に摂取したいですね。
ただし、食品添加物には気をつけてください。
スーパーで売られているものには、醸造アルコール、合成着色料、人工甘味料が入っているものがあります。
これらが入っているものは、摂りすぎると体に良くないので、買うときに気をつけてみてみてください。
また、体にいいからと摂りすぎるのもよくないです。
適量は1日だいたい15〜30mlです。
酢の物として取り入れてもいいですし、飲むでもいいですが、量は守ってくださいね。
※一番体にいいとされるのは黒酢?
補足ですが、実は黒酢が一番アミノ酸が豊富です。
米酢や果実酢と比べて、抗酸化作用が強いとも言われています。
そして、黒酢は色が濃いため、脳が錯覚して味を濃く感じやすいらしいです。
そのため、少なく使う傾向があり、減塩にもつながるようですよ。
米酢と穀物酢はどっちがいい?【まとめ】
いかがでしたか。
今回は米酢と穀物酢はどっちが良いかについて解説しました!
米酢も穀物酢も、どちらもいいところがあり、体にいいお酢になります。
適量を薄めて摂取して、健康体を手に入れましょう。