酢は液体だから凍る?それとも凍らない?なかなかパッと正解出せませんよね。
酢は醸造の調味料なので、凍らせる発想は少ないかもしれませんが、でも冷凍保存はできるのか、気になりますよね。
では、酢を凍らせたらどうなるのか?解説していきます。
酢は凍らない?
結論から言いますと、酢は凍ります。
ただし、水を凍らせた氷のようなカチカチには凍らないです。
どちらかというと、シャーベットのようにシャリシャリした感じになります。
これが、凍らない理由と言われるものだと思います。
また、お酢自体は華氏約28度で凍るとも言われています。
凍ると言っても、中身がシャリシャリする感じです。
あまりないとは思いますが、夏場以外の季節で外においておいたりすると、中身が凍る場合もあるそうです。
元々酢は、長期保存できる調味料になるので、凍らせるということはないと思いますが、酢を
凍らせて料理に使うということはあるようです。
手軽にできる酢氷
酢氷とは、製氷皿に、お酢を注いで凍らせたものです。
製氷皿で作るので、使いたい分だけを小分けに使えます。
酢は空気に触れると劣化しますので、ふたつきのものか、ふたがなければラップでしっかりと覆ってください。
凍ったら(シャリシャリにですが)製氷皿から外して、違う密閉容器などに移して冷凍保存してください。
シャリシャリに凍った酢氷は、いろいろな料理に活用できますよ。
※タレに入れる
氷の代わりに、そうめんや冷やし中華のタレに入れると、ひんやりと冷たく、さっぱりとした味わいになります。
夏場の暑い時期にぴったりですね。
箸で簡単に潰せるので、シャリシャリしながら食べることもでき、食感も楽しめます。
※野菜ジュースに入れる
氷の代わりに、野菜ジュースやトマトジュースに入れると、ひんやりしてさっぱりと飲みやすくなります。
濃い野菜ジュースが苦手な方でも、酢氷を入れることによってまろやかな味わいになるので飲みやすくなりますよ。
他にも、普通にお水に入れる氷を酢氷にしたり、お酒に入れてもいいですね。
酢シャーベットを作る
お酢はカチカチに凍らないので、それを活かして酢シャーベットを作ってみましょう。
ふたつきの密閉容器にお酢を入れて凍らせて、使いたい時にスプーンですくえばOKです。
豆腐や納豆にちょこっとのせていつもと違う風味を楽しんだり、サラダにドレッシングとしてかけて、シャリシャリ感も楽しむのもいいですね。
刺身やマリネにかけてもいいですし、ちょっとした料理のアレンジに使えそうですね。
こちらもお酒に入れても楽しめますし、フルーツやヨーグルトにかけて食べてもいいですね。
そのままのお酢だと中々摂りにくいなというかたも、このような形で口にできると、健康効果にもつながるので嬉しいですね。
一度スプーンで救うと劣化しやすくなるため、なるべく早めに使い切るようにしてくださいね。
酢を入れて下味冷凍保存
酢を下味として入れることで、長持ちしますし、風味も爽やかになります。
また、夏場のお弁当にも、酢が入っていることで解凍した時に安心です。
お肉などの下味冷凍はもちろんですが、酢の物も冷凍保存することができます。
ただし、酢の物を冷凍する場合は、食材に気をつけてください。
例えば、たこやもずく、ワカメなどは大丈夫ですが、そこに一緒にきゅうりが入っていると、冷凍保存に向かなくなります。
理由としては、きゅうりが冷凍されることによって細胞が壊れ、解凍した時にベチャッとしてしまい食感がなくなってしまうからです。
なので、酢の物を冷凍するときは、できるものだけ冷凍保存し、冷凍に向かない食材は入れないようにすることが大事です。
酢は凍らないって本当?【まとめ】
酢を冷凍するイメージはわかないかもしれませんが、凍らせるというよりも、シャーベット感覚にしてシャリシャリを味わったり、冷凍保存したい料理に使うといいと思います。
そのままお酢を摂るのが苦手な方も、これなら摂取できるかもしれませんね。