お酢をそのまま飲むのは良い?健康効果と、とりすぎによるリスクも紹介
ご家庭でよくある調味料のお酢ですが、そのまま飲むだけでも健康効果があると近年言われていますよね。
でも、そのまま飲むのは厳しいな、という方も多いと思います。
そんな方向けに、飲みやすい飲み方と、お酢を摂り過ぎることによるリスクも一緒に紹介していきたいと思います。
Contents
お酢の効果
お酢は発酵食品の一つなので、麹菌と酢酸菌の代謝産物を含みます。
そんなお酢にはどんな効果があるのかいくつかあげたいと思います。
※ダイエット
お酢は、ダイエットをサポートする力があります。
酢酸の働きが、脂肪の合成を抑制するので、体脂肪の増加を予防してくれます。
毎日大さじ1杯のお酢を摂ることで、内臓脂肪を減少させてくれるそうです。
※疲労回復
酢に含まれるアミノ酸とクエン酸が、疲労の回復をサポートしてくれます。
疲労を感じるもとの乳酸が、酢酸やクエン酸によって代謝されやすくなるのです。
運動後や、忙しかった仕事の後に酢をとると、疲れを感じにくくなりますよ。
※血糖値の上昇を抑える
お酢には、血糖値の上昇を緩やかにする作用があると言われています。
血糖値が急激に上昇すると、体脂肪が増加しやすくなります。
それを抑えてくれるのがお酢です。
糖質の多いものをよく食べる方は、食後に眠くなりやすい方は、お酢を積極的に摂ると良いですよ。
※胃腸の働きを整える
お酢には、胃や腸の働きを促す作用が含まれています。
また、便通改善効果もあるようです。
お酢を摂りすぎることでのリスク
※胃や腸、喉の炎症
お酢は、酸性の液体になるので、胃腸の弱い方は特に気をつけてください。
そのまま飲むと、胃や喉を傷つけてしまうことがあります。
よく、そのままスプーン一杯飲む。など聞きますが、胃や喉に負担をかけたくないのであれば、お酢を飲みやすくすることが大事です。
※歯のエナメル質を溶かす
お酢を摂り過ぎると、歯のエナメル質を溶かしてしまうことがあります。
歯のエナメル質が溶けると、虫歯になったり知覚過敏になったりします。
※糖分の過剰摂取
お酢の種類によっては、飲みやすくするために人工甘味料や砂糖がたくさん入っているものがあります。
それを意識せずにお酢を摂り続けると、逆に糖分を摂りすぎてしまうことになり、ダイエットと真逆のリスクを覆うことになります。
添加物を意識して、お酢を購入すると良いですね。
目安としては、お酢は1日大さじ1〜2杯にしてください。
そのまま飲むのが厳しい方は、酢ドリンクにすると飲みやすくなりますよ。
お酢のおすすめな飲み方
そのまま飲むのはお酢の酸味が強すぎてきつい方もいますよね。
そういうときには、お酢をいろんなものに割って飲んでみてください。
また、普通の料理に使う穀物酢だと飲みにくいですが、飲みやすいお酢として、りんご酢や黒酢などの果実酢系で割ると飲みやすくなりますよ。
※炭酸割り
お酢:炭酸=1:4〜5の割合で割って、スッキリしてください。
お好みでミントや生姜を入れるのも良いですよ。
※ミルク割
お酢:牛乳=1:4〜5の割合で割って、デザートドリンク風にしてみてください。
牛乳のかわりに、豆乳でもOKですよ。
これらの飲み方でも、まだ酸味が気になる方は、はちみつを少し加えると飲みやすくなりますよ。
割合も、好みで変えてみてくださいね。
ただし、空腹時に飲むと、胃や腸が荒れやすくなるので、空腹時は避けて飲むようにしてください。
お酢をそのまま飲むのがきつい【まとめ】
お酢を飲むことの効果とリスクを紹介してきましたが、お酢は適量を摂れば良いことずくめです。
近年では、薄めて飲むタイプの果実酢も多く売られているので、慣れない方はそういったものから始めるのも良いと思います。
ただ、そういうものは糖分も多いので、体にいいからと摂り過ぎないように、1日の容量を守って飲んでくださいね。
体にいいお酢で、免疫力を上げていきましょう。