せっかくだからと出汁たっぷりで作ったからか「だし巻き卵」がなんか水っぽい。
水分がでちゃってうまく作れない、作った後に水分が出ちゃう。
とお悩みの方、多いと思います。
お店のだし巻き卵はあんなに綺麗でふわふわなのに、家ではなんでうまくいかないんだろう?て悩みを解決したいですよね。
今回は、水っぽいだし巻き卵から脱出!原因と対策を考えていきたいと思います。
だし巻き卵が水っぽい!なんで水分が出るの?
だし巻き卵には、卵焼きと違って、だし汁を入れるので、どうしても水分が出てしまいます。
水っぽくなる原因としては、出汁の量が多いのがあるかもしれません。
水っぽくて水分が出てしまう方は、出汁の量を少なくしてみるのもありですよ。
だし巻き卵が水っぽいのを防ぐ対策は?
※片栗粉を使ってみよう!
片栗粉(小さじ1)を入れることで、出汁を卵に閉じ込めることができます。
ただし、片栗粉を使った場合は、火加減に注意してください。
弱火のままだと、片栗粉の効果が出ませんし、強火だと、バウムクーヘンみたいな卵焼きになってしまいます。
弱火よりの中火。くらいかちょうどいいです。
※中火より大きい火種で焼く
だし巻き卵を焦がさないように弱火で焼く人は多いと思いますが、実はだし巻き卵は弱火じゃない方がいいんです。
弱火のままだと、型崩れもしやすく、水分が出る原因にもなります。
対策として、中火くらいの火種で、最初はかき混ぜないで焼いてください。
ある程度焼けたら、巻いていく作業を3回ほど繰り返してください。
また、焼くときの温度が100度以上だと、水分が蒸発しやすく、水分が出るのを防げます。
水分が出るので崩れやすい原因と、焼くときの対策は?
だし巻き卵は「巻く」というイメージですが、水分が多いので、どちらかというと、巻くのではなく、形を整える感じで作ってください。
水分が多いので、巻きながら焼こうとすると崩れる原因となります。
対策としては、固めて形を整えてから巻いていく、という感じです。
もし崩れてしまっても、次の卵液を入れた時にまた固められるので慌てなくて大丈夫です。
また、全部巻き終わったら、まだ熱いうちに巻き簾やキッチンぺーパーで形を整えても、形が綺麗にできますよ。
お弁当に入れても大丈夫?
だし巻き卵は水分が出るので、お弁当に入れたい時には要注意です。
水分が出ると菌が繁殖する原因にもなるので、水分が出ないように工夫して入れる必要があります。
対策として、2つあるので紹介します。
※水分を減らす
通常、顆粒出汁を水に溶かしてだし巻き卵を作るところを、水に溶かさずに入れて、水分を減らす方法です。
食感は固めになりますが、お弁当に入れるものとして、水分を減らす必要があります。
※味付けを濃くする
砂糖(糖分)、醤油(塩分)を多めにして、保存がききやすくする方法です。
普通に作る時よりも、だし巻き卵を長持ちさせられます。
また、お弁当を持っていく先に冷蔵庫がある場合は冷蔵庫で保管する。
保冷剤と保冷バックを使う、など、食中毒対策はしっかりしてくださいね。
(変なにおいがしたり、ぬめりけがあったり、味が変だな、と思ったら食べるのをやめてくださいね)
だし巻き卵が水っぽい原因と対策は?【まとめ】
ふわふわ美味しいだし巻き卵ですが、水分の量が多いと水っぽくなったり、簡単そうに見えて作るのが中々難しい料理ですね。
でも、水分が出てしまう原因と、その対策を知っておくと、ふわふわの美味しいだし巻き卵を作ることができます。
お店で出るようなだし巻き卵が作れるようになると、とっても嬉しいですよね。
火加減や、出汁の量によって変わってくるので、ご自分で一番ベストな火加減や出汁の量を把握しておくといいですね。