目玉焼きを作るとき、フライパンに油をひいていますか?
ほとんどの方がフライパンに油をひいて目玉焼きを作っていらっしゃるでしょう。
私自身も目玉焼きに油ひく派です。
しかしながら、目玉焼きに油ひく必要ってあるのでしょうか。
別に油をひかなくてもよいのではないかと、思われる方もいらっしゃいますよね。
目玉焼きに油をひかなかったら、どうなるのか…
目玉焼きに油ひく理由や、目玉焼きに用いられるフライパンについて解説していきます。
Contents
目玉焼きに油ひく2つの理由がある
目玉焼きに油ひく意味は一体何なのでしょうか。
理由は2つあります。
1つは目玉焼きを焦がさないようにするためです。
フライパンに油をひかずに目玉焼きを作ると、白身がフライパンにくっついてしまい、焦げてしまいます。
油をひくことでフライパンをコーティングし、白身がくっつくのを防ぐのです。
もう1つは目玉焼きの旨みを封じ込める役割があります。
目玉焼きに油ひくことで、卵を包み込んで旨みを外に出さず、卵のおいしさを味わえるのです。
また、目玉焼きに油ひくと食べごたえを感じられます。
目玉焼きに油ひく理由は、目玉焼きをおいしくいただくため、といえるでしょう。
アルミ製のフライパンは目玉焼きに油をひかなくてもよい
目玉焼きに用いられるフライパンについてお話ししましょう。
近年ご家庭でよく使われているアルミ製のフライパン。
アルミ製のフライパンで目玉焼きを作る場合、油をひかなくても大丈夫です。
アルミ製のフライパンには、食材がくっついたり、焦げないように内側に加工を施してあります。
アルミ製のフライパンなら、油をひかなくても目玉焼きがくっつかず、きれいな出来上がり。
味もあっさりとした味わいの目玉焼きに。
アルミ製のフライパンは使い続けると、加工が剥がれ食材がくっつき、焦げやすくなります。
また、油をひかず空焼きで調理すると、アルミ製のフライパンが傷む原因になるのです。
油をひかなくてもよいですが、いつも焦がさずきれいな目玉焼きにするには、油ひく方がよいでしょう。
鉄製のフライパンは目玉焼きに油ひく必要がある
昔は鉄製のフライパンがよく使われていました。
鉄製のフライパンを使う場合、目玉焼きに油ひく必要があります。
アルミ製のフライパンとは違い、鉄製のフライパンは加工が施されていません。
油をひかないと目玉焼きがくっついて焦げてしまうのです。
鉄製のフライパンは熱伝導がよく、保温性が高いところが特長。
油が馴染みやすく、ムラなく焼けるのでおいしい目玉焼きが作れますよ。
フライパンを使うたびに油が馴染んでおいしく作れていくので、鉄製のフライパンで作る目玉焼きは油ひくことが断然おすすめです。
目玉焼きに油ひくときの注意点
目玉焼きに油ひくときに注意する2つのポイントについてご紹介します。
*油をひくときはキッチンペーパーを使う
フライパンに油を入れると、フライパン全体に油を馴染ませようとしても真ん中に油が溜まり、まんべんなく油がいき渡りません。
油が溜まった状態でフライパンに卵を入れると、油が飛んでやけどしてしまいます。
キッチンペーパーに油を含ませてフライパンにひいていくことがポイント。
まんべんなく油がいき渡り、フライパンに卵を入れても油が飛び散ることもありませんよ。
*使うフライパンによって油ひくタイミングを変える
目玉焼きに油ひくタイミングは、フライパンを熱してからと思われがちですが、用いるフライパンによって違います。
アルミ製のフライパン→熱くなる前
鉄製のフライパン→熱してから
アルミ製のフライパンは熱しすぎると傷みやすくなるので、フライパンが熱くなる前に油をひきましょう。
鉄製のフライパンは熱すると油が馴染みやすくなりますから、熱してから油をひきます。
目玉焼きに油引く理由とは?【まとめ】
目玉焼きに油ひく理由と、目玉焼きに用いるフライパンについて解説しました。
目玉焼きに油ひく理由は焦がさないようにするためと、目玉焼きの旨みを封じ込めるためです。
アルミ製のフライパンの場合は、目玉焼きに油をひかなくてもよいですが、いつもきれいな目玉焼きを作るなら、油ひくことをおすすめします。
鉄製のフライパンの場合は、くっついて焦げてしますので、目玉焼きに油ひくことが必要です。
油が馴染みやすく、ムラのない焼き上がりになりますよ。
参考にしていただき、おいしい目玉焼きを作ってみて下さいね!