目玉焼きは朝食の定番料理といってもいいですよね。
でも忙しい朝に目玉焼きを作っているとき、目を離したすきに目玉焼きが爆発して、蓋の裏がぐちゃぐちゃになっちゃうことありませんか?
毎回ではないけど、忘れていた頃に目玉焼き爆発が我が家でも起こります。
せっかくの1日の始まりの朝食が、爆発しちゃうと悲しいですよね。
水の量なのか、火加減なのか、他に問題があるのか?
今回は、目玉焼きを作るのは、水ありか水入れないで作るかどっちがいいのかを考えていきたいと思います。
Contents
なぜ目玉焼きは爆発するの?
そもそも、なんで目玉焼きは爆発するのか気になりますよね?
原因は、「卵黄膜」という黄身を覆っている薄い膜にあります。
この卵黄膜は薄い割に意外と頑丈で、新鮮な卵ほど頑丈になっています。
目玉焼きを作る時に、黄身を強火で一気に加熱すると、黄身の温度が急激に上昇して黄身がどんどん膨らみます。
そして、加熱された黄身が膨らんで、黄卵膜が敗れる時に爆発を起こすのです!
なので、目玉焼きを作るときは強火ではなく、弱火でじっくり焼くことをおすすめします。
目玉焼きは水ありだと爆発しない?
目玉焼きに水を入れる目的は、水を入れて蓋をすると、水蒸気で目玉焼きの上の方も均一に加熱できることなのです。
なので、水ありにすると、黄身だけ急激に温度が上がることを防げます。
(水ありで目玉焼きを作るときは、水蒸気は発生させることが目的なので、蓋をすることを忘れないでくださいね!)
ただし、注意する点もいくつかあります。
まずは、水の量を大さじ1〜2杯にすることです。
目玉焼きを、蒸し焼きにするために水を入れるので、水が多すぎると卵に急激に熱が加わり、爆発の原因になります。
逆に、水の量が少なすぎると、白身が焦げ付いてしまいます。
また、白身の周りが少し固まってから水を入れることも大事です。
白身が固まっていない時に水を入れると、白身がドロドロになってしまい食感が悪くなります。
水ありで調理する場合、水を入れるときに黄身に水がかかると膜が張ってしまい白っぽくなります。
膜を張らせたくなかったら、黄身に水がかからないようにすることも大切です。
目玉焼きを水ありで作るときは、少しの差で変化がありますね。
目玉焼きは水入れなくてもOK?
目玉焼きは、水入れないでももちろんできます。
水を入れないで作ると、白身が焦げ付きにくくなり、蓋もしないので黄身の固さも見ながら調理できるので、好みの固さできます。
逆に、水を入れると蓋をしないといけないので、黄身の固さの調整が難しくなります。
この方法だと、黄身が綺麗な色になります。
どちらかというと、半熟の目玉焼きが好きな方におすすめです。
※水を入れないで、蓋をして予熱で蒸す方法もあります。
こちらだと、蒸すので黄身に膜はかかりますが、固めの黄身が好きな方にはおすすめです。
電子レンジでも目玉焼きは作れる!
今までは、フライパンで目玉焼きを作ることを前提にしてきましたが、最後に、電子レンジでの目玉焼きの作り方も紹介したいと思います。
よく「電子レンジで卵を加熱すると爆発する」と聞くと思いますが、ここでも、爆発しない目玉焼きの作り方を教えます。
※解凍モードでじっくり加熱する
耐熱皿に卵を割り入れて、水小さじ1をかける。
解凍モードで約3分加熱する。(解凍モードがない場合は200〜300Wの弱モード)
この方法では、水ありで調理してください。
初めて作る際に爆発が不安なときは、まずは1分半加熱して、大丈夫であればさらに1分半加熱するようにしてください。
※卵黄に穴をあける
耐熱皿に卵を割り入れて、爪楊枝で黄身に数箇所、穴をあけてください。
卵を割り入れた耐熱皿にラップをふんわりとかけてください。
最初は30秒ほど、様子を見ながら加熱時間を20秒ずつ追加していってください。
目玉焼きは水ありで作るべき?【まとめ】
いかがでしたか。
今回は目玉焼きは水ありで作るべきか否かを解説しました。
忙しい朝でも、失敗しないで目玉焼きを作りたいですよね。
水ありか水なしか、どちらの調理方法の目玉焼きが好きかを知っておくと、忙しい朝でも簡単に目玉焼きが作れて良い1日をスタートできますね!