卵焼きは小学校の調理実習でもあったりと、簡単そうなイメージがありますが、実は奥が深い料理ですよね。
火加減を間違えると焦げるし、硬くなるし、うまく巻けなくて失敗したことある人も多いと思います。
今回は料理初心者の方でも簡単に、卵焼きを作るコツや、対策を紹介していきたいと思います。
初心者向けの卵焼きを作るコツ
※硬くならない対策として、卵液に水を加える
水を加えることで、卵焼きがふんわりします。
冷めた時にも、硬くなるのを防げます。
また、味も卵の風味や香りを感じられやすくなるのでおすすめです。
量としては、卵3こを使う場合で大さじ1ほどで大丈夫です。
よりふわふわにしたい方は、50ml以内でお好みで調整してみてくださいね。
※卵を切るように混ぜる
菜箸をボールの底に当てて卵を切るように混ぜると、卵白が切れやすく泡立ちも抑えられるので、卵焼きがきれいに焼けます。
余裕のある方は、卵液を混ぜた後にザルなどでこすと、なおふんわりきれいな見た目に焼くことができます。
(こすのは中々面倒でもあるので、やらなくても全然大丈夫です!)
※くっつかない対策としてフライ返しにも油を塗る
卵焼き器に油を塗るのはもちろんですが、フライ返しにも油を塗ることがコツです。
こうすることで、フライ返しに卵が張り付いて破れることがなくなります。
卵焼きをあまり作ったことがない方は、キッチンペーパーで端までしっかり油を塗るとくっつきにくくなりますよ。
※焦げ付かない対策として、加熱した卵焼き器を一度濡れタオルなどに置く
熱いままの卵焼き器は、焼きムラができて焦げる原因になります。
一度濡れタオルなどで冷ました直後に卵を入れると、焼きムラが無くなります。
卵焼きを焼くときは火加減が大事
※中火〜強火で焼く
まずは中火でしっかり卵焼き器を加熱してください。
低音で卵液を流し込むと、くっついて焦げる原因になります。
卵焼き器が十分に温まったら、サラダ油をしっかりと全体に塗ってください。
油を馴染ませたら、中火のままで卵液を1/4ほど流し込んで全体に広げてください。
焦げたり硬くなるのが気になる方は、強火にはせずに中火のまま焼きましょう。
巻いた時に多少崩れても、最初に巻く分は中に入るので気にしなくてOKです。
(慣れてきたら、強火で焼くといいですよ)
卵液が傾けても流れなくなったら巻いてください。
(この時、砂糖を使っていると、焦げやすいので火加減をよく見てください)
卵を巻き終わって、次の卵液を流す前に、もう一度キッチンペーパーで油を卵焼き器に塗ると、次も巻きやすくなりますよ。
※弱火は使わない
強火で焼くと焦げそう、じっくり焼いた方がふわふわしそう、と思いがちですが、実はこれはNGです。
弱火でじっくり焼くと、逆に卵焼きが硬くなる原因となります。
硬くなることを防ぐ対策としても、火加減は中火〜強火にしてください。
卵焼き初心者向けの卵焼き器
道具1つでも、焼きやすさがあります。
卵焼き作るのが初心者の方、苦手な方は、アルミ製の卵焼き器をおすすめします。
アルミ製の卵焼き器は、表面にコーティングがされているので、くっつきにくいので初心者向けになります。
ただし、もう何年も使っているアルミ製の卵焼き器は、コーティングが劣化していることがあるので、長年使ったものは買い替えるといいです。
また、今は傾斜付きの卵焼き器も売り出されています。
卵焼きの失敗でよくあるのが、巻く時ですよね。
巻くのが苦手な方は、こういった便利な卵焼き器を使うのも手だと思います。
菜箸やフライ返しが差し込みやすく、卵が巻きやすいですよ。
卵焼きの火加減【まとめ】
卵焼きは、初心者の方でなくても失敗することもある料理です。
でも、火加減や作るときのコツを少しでも知っておけば、ふんわりと美味しい卵焼きが焼けちゃいます。
ささっと作って晩酌にも、お弁当の具材にも便利な卵焼きを、是非マスターしてみてくださいね。